32インチのお気持ち表明!!!!!

言いたいことを言いたいだけ叫びまくる。

今年もこの季節が来てしまいましたね。~『クリア』あとがき~

始まりましたね、シンデレラガール総選挙。今年はボイスアイドルオーディションもやるそうで。運営は大忙しでしょうね。

 

個人的には担当の道明寺歌鈴と水木聖來に全力を注ぐつもりですが、まあそれは置いておいてssの話をしましょう。

 

今回はボイスアイドルオーディションをテーマにしたssでした。

 

というわけでリンクはこちら。

www.pixiv.net

 

この男、これである。わざわざこんなssをこんな時期に投稿するかね?

 

登場人物、プロデューサー、オリジナルキャラクター、以上。

 

この時期のssは各々の担当の推しポイントをこれでもかと詰め込んだものが多いっていうのに。とんだバカ野郎ですね。(ちなみに担当ssは全く用意していない)

 

 

 

本題。「ボイスが実装されてないんじゃない。俺たちに鼓膜が実装されてないんだ」。よく言われるジョークですよね。今回のssはそれに拡大解釈を重ねて妄想が始まりました。

 

一番やりたかったのは最後の文章。それがやりたいだけで書き上げてしまいましたね。前に書いた『僕はほたるちゃんを幸せにしてみせる。』でもやりましたけど、最後の最後に種明かしするのが好きすぎる。多分今後もこういうやつたくさん書くと思うんでよろしくね。

 

それから、今回のキーアイテムとなった「メモ帳」。分かる人は分かると思うんですけど、お察しの通り、アレです。越境も興味あります。(実際にやる勇気はないけど)

 

これは当初のプロットには一切入ってなくて、メタ的なこと入れてみようかなーって突発的に突っ込んだだけでした。こいつのせいでプロット大崩れしましたね。結末もオーディション合格の予定だったのが最下位と、180°変わってます。

 

 

 

さて、今回の参考文献のコーナー。

 

まず一つ目。

 

www.nicovideo.jp

 

安定のジョルジュちゃん……! メモ帳の発想元はここです(参考「文献」とは?)。

 

今回のssは「ボイス実装」というものをメタ的に現実世界に即して解釈したもので、こちらも田中摩美々、引いてはシャニマスというものをメタ的に解釈した動画なので(多分)、メモ帳の扱い方は丸パクリしてます。(事後報告でごめんなさい……)

 

 

 

二つ目、大事な参考文献。有川浩さん作の『図書館戦争』です。

 

基本的に今回の難聴者に対する知識は『図書館戦争』の登場人物、中澤毬江の受け売りです。

 

彼女も中学生の時に突発性難聴で片耳の聴力を完全に失い、もう片方も補聴器使ってギリギリって感じ。読唇術使ったり、慣れない人との会話を好まなかったり。びっくりするくらい全部パクってますね。

 

しょうがないじゃない。ちょっとアレンジして間違ったこと書いたらリアル良化隊に身障者差別とか言われそうなんだもん。もしこのssのせいで俺が拘束されちゃったら、百均に万札突っ込んで買ったお皿ぶち壊しながら助けに来てね。

 

 

 

最後の参考文献。ラストシーンを思いついた途端にやりたくなった鍵かっこのギミック。これはLoran/カモメPさんのssシリーズ、『コーヒーブレイク』より、『初幕:ドン・キホーテは旅に出る』のパクリです。

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捉え方によっては二宮飛鳥も一種の「難聴者」と言えるのかもしれませんね。(飛鳥にはそんなに詳しくないから解釈違いだったらごめんなさい)

 

ちなみにこのパクりも事後報告。少しは許可ってものを学習しろ。

 

何はともあれ、コーヒーブレイクは控えめに言って最高すぎるので読もうね。自分も連載シリーズ書いてる身なので密かに尊敬しています。

 

 

 

あと、これは参考文献って言って良いのか分からないので除外枠としてなんですけど、あさのあつこさんの『The MANZAI』。

 

この作品は、主人公の瀬田歩という少年は地の文での語り手も兼ねているのですが、普通の会話文と地の文での一人称が「おれ」と「ぼく」とで違うんです。

 

そこに瀬田歩の人間性が現れているのですが(読んだことないから分からないという方、読めば分かります。読め。)、今回のssでのプロデューサーの一人称が地の文と会話文で違うのも、それと同じじゃないかな、と。

 

同じじゃないかな、と曖昧な言い方になるのは、全く意識していなかったからです。

 

いつものようにノリで書いてたらいつの間にか地の文では僕と言っていて、会話文では俺と言っていて。

 

書き終わった後にそのことに気がついて、それから「これ、瀬田歩じゃん!」となった訳です。

 

それだけ自分の中に組み込まれた作品だってことかもしれないですね。

 

意識して真似した訳ではないので参考文献とは言えないんですけど、確実に影響を受けているので、除外枠として紹介しました。(除外枠の紹介が一番長いのは目を瞑って)

 

 

 

ところで今回のプロデューサーとアイドル、無能感を出したかったんですけど、出せてるんでしょうか。あんまり自信ないですね。

 

結局二人とも心機一転、新しい世界に飛び込む訳ですが、そのあとの物語はどうなると思いますか?

 

ちょっとはデキるプロデューサーっぽくなったし、彼女も成長して大成功するのか、それともやっぱり簡単に人柄は変わらなくて、才能無いのも変わらなくてまた何年も棒に振るのか。

 

どっちに転んでも面白いかなって思いますが、どうなるかは皆さんの想像にお任せします。ちなみに頭の中ではこいつらのその後の話はあります。絶対書かないけど。蛇足にも程があるからね。

 

 

 

タイトルの話するのをすっかり忘れてました。前々から憧れのあった、1単語タイトル。ようやくできましたね。pixivならともかく、まとめサイトだと全く読まれなさそうですが。

 

今回も没タイトル案をいくつか。

 

まず一つ目は、「君の声を聴かせて」。これは元々、ss書き始めてばかりの頃に思いついたウサミンssのタイトル、「君の歌を聴かせて」から持ってきたものです。ネタとしてはなかなか面白いと思ってるんですけど、他に書きたいやつが多すぎて優先順位がかなり低かったので、いっそのこと没にしてタイトルパクっちゃおう、となったわけです。

 

ところが気付いてしまったんですよね。「そういえば俺の初投稿ssのタイトル、『昔の話を聞かせて』じゃん!」って。タイトルが似てるのはなんか悔しかったので没にしました。

 

二つ目、「鼓膜」。これも1単語ですね。意図としてはまあ、そういうことなんですけど、ちょっと分かりやすすぎるかなっていうか、察しのいい人に序盤だけで結末バレそうな気がしたのでこれも没。

 

三つ目、「鮮」。漢字一文字ってかっこいいよね。ってとこから無理やりつけた仮タイトル。「鮮明」の「鮮」です。

 

ただ、「鮮」っていう漢字を見て、「鮮明」を思い浮かべる人がどれだけいるのかって考えたときに、あんまりいなさそうじゃないですか? 普通「新鮮」とか「鮮魚」とかじゃないですか? 知らんけど。

 

ってことでこれも没。ただ、この「鮮明」から生まれたのが正式タイトルの「クリア」です。そのまま英語にしただけですね。

 

あと、これは後付けになるんですけど、ボイスを獲得するっていうミッションをクリアしたって意味も含ませてます。

 

 

 

それから最後に、まだ漠然としか考えてないのですが、こういう「アイマスアイドルになれなかったアイドル」をテーマにした短編シリーズを引き続き書けたら良いなーって思ってます。

 

2作目を書いたらシリーズ名を付けることにして、今は保留しておきます。まずは書き上げなきゃいけないものもあるしね。

 

 

 

ということで、一通り書きたいことは書いたので今回はここまで。

 

次回作はさっきチラッと言った連載シリーズ『REVENGE!』になると思います。もう書き始めてはいるけどいつになるやら……。ss以外に同時進行しているものがいくつかあるので少し時間かかるかもしれません。

 

水木聖來のボイス獲得と道明寺歌鈴の圏内入りを祈って。ではまた。