またサッカーの話です。ごめんね。
今日9月13日、大宮アルディージャとモンテディオ山形の試合。後半途中から大宮の37番、髙田颯也が出場しました。
髙田は今年ユースから昇格した期待の19歳で、過密日程のことも影響してか、プロ1年目でありながらすでに6試合100分に出場しています(18節終了時点)。プロデビュー戦ではペナルティのワッキーが言及してましたね。
髙田の持ち味と言えば、テクニカルなドリブル。今シーズンの100分でもそのストロングを存分に発揮し、他の選手との違いをみせています。
ただ、気になる点が一つ。
それはプレー判断のミスや、その遅さ。今節でも、カウンターでドリブルをしている中で、スピードアップしようと少しタッチを大きくしたところで相手DFの寄せにあってボールを奪われるシーンがありました(偉そうに言って何様だって話ですが)。
髙田は年代別代表にも呼ばれるような選手ですし、素晴らしい選手であることに疑いはない。でも、ここぞというところでのパスミスやドリブルのコース取りのミスが少しだけ目立つ気もします。
プロ1年目でいきなり活躍しろといってもそれは相当難しい話。当たり前ですが、ユースとプロではすべてのプレーレベルが違います。恐らく髙田は、そのユースとプロの違いに慣れる移行の真っただ中にあって、この問題は時間が解決してくれるんじゃないかと踏んでいます。
ただ、その移行を少しでも早く終わらせるためには試合に出ることが重要なのではないか、と素人目線では思うわけです。
ポテンシャルのある選手であることは間違いないのに、18節終わって6試合100分しか試合に出ていない。スタメンは0。もっと出場機会を増やしてあげてほしいし、本人だってもっと試合に出たいと思っているはず。
しかし大宮はシャドーのメンバーが多い。体感では黒川と奥抜がスタメンになることが多いイメージですが、今日の山形戦は菊地がスタメンで、開幕当初はイッペイシノヅカの起用も多く、怪我で離脱中ですが近藤もいます。最近ではボランチが主戦場の小島がコンバートされて出色の出来をみせたりもしています。
つまり、経験を積ませようったって激戦区すぎて出番を与えるのが難しいのです。
こうなると答えは一つではないでしょうか。タイトルにもあるレンタル移籍。
言い方は悪いですが、多少競争の穏やかなチームに行けば、髙田のレベルだったらスタメンでフル稼働させてもらえるはずです。
使えねえから移籍しろ、と言っているのではなく、むしろその逆で、もっと上手くなって帰ってきて!ってことです。
移籍期間は終了しましたが、育成型期限付き移籍ならいまでも可能ですし、怪我人が出て人が足りなくなったら呼び戻せばいい。18試合1620分のうち100分しかプレーしていない天才にとってはメリットの方が大きいと思うのは俺だけなんでしょうかね?
あ、もちろん大宮に残ってスタメン奪取してくれたらそれが一番なのは言うまでもないよってことだけ書き加えておきます。でも奥抜が試合出なくなったら嫌だな……。