32インチのお気持ち表明!!!!!

言いたいことを言いたいだけ叫びまくる。

大宮アルディージャ2020年シーズン採点

2020シーズンのJ2が終了しまして、大宮は過去最低15位でフィニッシュしました。色々言いたいことはあるけど、全選手のシーズンを通した採点をしていきたいと思います。出場試合数は最終節分が加算されてないです。

 



笠原昂志/20試合/6.0点

出番をクリャイッチと半分こした形。セーフティなクリアが多かったため、印象的なミスは無かった。ファインセーブもあったものの、セーブ率はJ2平均並み。後ろからの声かけも積極的だったが、クリーンシートという成果を得るのには苦労した印象。

 

フィリップ クリャイッチ/21試合/6.0点

笠原の離脱中をしっかりと守った。負けが込んだ時の出番だったためクリーンシート数は伸びなかったものの、ファインセーブも多く、失点シーンはノーチャンスと言えるものばかり。笠原の牙城を壊すには至らず、外国籍選手としては多少物足りなさがあったが、プレー自体は悪くなかった。

 

加藤、ジョーンズレイ、松本は採点なし。

 

 

 

河本裕之/20試合/5.5点

昨シーズンに続きディフェンスリーダーとして期待されたものの、怪我が響いて出場数を伸ばせなかった。キャプテンマークを巻く試合もあったが、ベテランでありながらイージーなミスもあり、苦労したシーズンだったか。

 

ヴィターリス マクシメンコ/17試合/5.0点

センターバックを主戦場に、左のWBでもプレー。スピード不足感が否めず、裏を取られるシーンが多かった。Jリーグのプレースピードに慣れるには時間が足りなかったか。外国籍選手で出場が17試合というのも物足りなさが残る。新天地での活躍を祈る。

 

河面旺成/18試合/6.0点

CBながら18試合で4アシストは圧巻と言える。シーズン途中では左WBとしてもプレーしたが、やはり怪我の離脱が痛かった。軸と言える選手だっただけにチームとしては苦しいシーズンとなってしまった。

 

渡部大輔/23試合/6.5点

年齢を感じさせない運動量でイッペイとのポジション争いを演じた。最終的なゴールやアシストといったところでは目立った成績ではないものの、守備での貢献も多かった。左やCBでも起用され、どこでも計算のつく選手であった。クロスの精度はもう少し上げたい。

 

西村慧祐/33試合/7.0点

ルーキーイヤーながらシーズンを通して活躍。後半になるとCBの真ん中も任されるようになり、出場時間もチームトップ。高木チルドレンと言えるか。不用意なファールやミスも少なくなかったが、新人としては上々。長期的視点に立てば絶対に残すべき選手。

 

高山和真/10試合/5.0点

秋の移籍市場でレンタルバック。90分間走り切る体力が無く、守備対応でも緩く、正直なところ実力不足が否めなかった。もう若手と言える年齢でもないだけに、奮闘に期待したいが、来シーズンは再レンタル濃厚か。

 

山越康平/17試合/6.0点

シーズン当初は頻繁にメンバー入りし、安定感のあるプレーを見せて好調をアピールしたものの、良い流れの中で負傷。本来であればもっと活躍できたシーズンだった。一度退場処分を受けたが、年齢的にもあのような状況では冷静な判断を期待したかった。

 

山田将之/12試合/7.5点

秋の移籍市場でレンタル。加入当初は過去の経歴から疑問符があったものの、プレーは見事。イッペイ、渡部、吉永の怪我の穴を埋めるどころか、スタメンを奪ってみせた。豊富な運動量を見せ、ゴールやアシストも重ね、本職がCBなのもあり、守備も巧みだった。完全で獲得してほしい選手。

 

畑尾大翔/29試合/8.0点

大宮の畑尾大翔。正直契約満了は理解し難い。開幕当初はメンバー外が多かったものの、途中から大宮の守備での大黒柱となった。気持ちを全面に押し出したプレーやリーダーシップを見せ、勝負どころでゴールやアシストをするなど多方面でチームに貢献。新天地での活躍を祈る。

 

 

 

石川俊輝/7試合/4.5点

中盤の汗かき役として活躍が期待されたものの、PK献上や怪我での長期離脱など、ネガティブなイメージの強いシーズンとなってしまった。

 

三門雄大/31試合/6.5点

昇格が完全に消滅するまでは怪我を抱えながらプレー。2列目からの飛び出しなどで攻撃を活性化したが、やはり攻撃センスの不足を感じた。カバーリングや危機察知は流石で、派手なプレーは無かったものの大宮の中盤をコントロールした。

 

菊地俊介/23試合/7.0点

CFが悉くハマらない中で、中盤戦以降ファーストチョイスとなった。ゴール数は2と物足りなさは残るし、本職でないだけにシュート意識の低さを感じるところもあったが、チャンスメイクやチェイシング等で見事な働きを見せる。ボランチが本職とのことだが、ポリバレント性も見事。来シーズンは去年の茨田枠でも活躍できそうか。

 

黒川淳史/36試合/8.0点

ゴール、アシスト共にチームトップ。序盤戦では中々結果が出なかったものの徐々に加算。奥抜とのアカデミーシャドーコンビは圧巻。収まるCFさえいればもう少し記録が伸びる可能性を感じさせた。

 

奥抜侃志/22試合/7.0点

怪我に泣かされたものの、黒川に次ぐチーム2位のゴール数。ボールロストも減り、圧倒的なドリブルスピードで相手を翻弄した。超ロングシュートも決めるなど、怪我以外は本当に好調だった。あとはシュートの威力と精度を身につければJ1でも十分に通用しそう。

 

近藤貴司/15試合/5.5点

古巣の愛媛戦で負傷し、復帰後にすぐ悲劇の再負傷。良いところがなかった。豊富な運動量を見せ、ハイプレス採用時には良い働きを見せそうだった。ただ、決定機逸が目立ち、ゴール前での落ち着きがやや足りなかったか。

 

大山啓輔/17試合/6.0点

超ロングシュートを決めるなど、ボランチとしては絶好調だった中で負傷。復帰した後半の数試合では確かな技術を見せた。三門が年齢的にタイムリミットが近づく中、次のキャプテンとして期待したい。

 

イッペイシノヅカ/27試合/5.5点

昨シーズン夏に加入後、驚異的な活躍を見せたのに比べると、物足りなさが残るシーズンか。怪我の影響も無視できないが、シャドーでのプレーでは持ち前の力強いドリブルを披露するチャンスが無く、WBでもややボールロストが多かった印象。しかしポテンシャルは確かなので、来シーズンにも期待したい。

 

酒井宣福/5試合/4.5点

ある意味今シーズンの大宮を象徴する選手。翁長にポジションを奪われる形で開幕を迎え、ターンオーバーで回ってきた出番で負傷。復帰後すぐにまた負傷。運動量豊富に攻守に貢献する実力者であるものの、活躍する機会そのものが殆ど無かった。契約満了も仕方なしか。

 

翁長聖/31試合/7.5点

ザ・高木チルドレン。圧倒的な信頼を置かれていた。アシストやゴール数はそこまで伸びなかったものの、昨シーズン後半、イッペイに頼って右に偏重しがちだった攻撃を反対に左偏重にひっくり返すほどの活躍。高木監督の新天地に引き抜かれそうな気がするけど、残留してほしいです。

 

小島幹敏/33試合/9.0点

圧倒的なボールキープ力。J1でも通用しそう。今シーズンはほぼフル稼働で、ボランチを主軸にしながらシャドーでもプレー。ポジション争い激戦区のボランチながら西村に次ぐチーム2位の出場時間を得る。間違いなく他チームからリストアップされてるはずなので、なんとしても残留してもらわなければいけない。

 

川田拳登/2試合/4.0点

秋にレンタルバックしたものの、山田とのポジション争いに敗れ、出場機会を得ても失点に関与したり、すぐに交代されたりと、実力不足を露呈。来シーズンは新たなレンタル先でブレイクを期待したいが、年齢が年齢だけにそもそも完全移籍で放出の目もアリか。

 

嶋田慎太郎/12試合/5.5点

シーズン通してバックアッパーの枠を抜け出せなかったものの、随所でいいプレーを見せた。しかし決定機逸等のミスも多く、定位置奪取には物足りなかった。

 

小野雅史/34試合/6.0点

開幕戦でフリーキックを決め、期待のシーズンであったものの、チームが苦しい時にはあまり活躍できず。セーフティなパスが目立ち、ゲームメイクという面では少々残念。しかし、意外と点取ってたので及第点とした。

 

青木亮太/9試合/6.5点

秋の移籍市場でレンタル。巧みなボールコントロールを武器に怪我人続出のシャドーで躍動。奥抜復帰後は控えに回った上、ゴールといった結果は残せなかったものの、確かなインパクトは残した。

 

柴山は採点なし。

 

 

 

ネルミン ハスキッチ/12試合/4.5点

開幕前の期待度は裏腹に、殆どフィットせず、PKでの1ゴールのみ。徐々にいいプレーは増えてきていたものの、高木監督の信頼を得るには至らず。やはり外国籍選手のCFが12試合1ゴールでは物足りないの一言。

 

イバ/13試合/5.0点

ハスキッチの不振を受けて夏に完全で獲得。すぐにゴールという結果を出したものの以降は沈黙。ポストプレーは見事だったが、運動量という意味では年齢的に厳しかったか。

 

戸島章/26試合/6.0点

序盤戦ではポストプレーは出来ず、シュートも決まらず、FWとしての能力には疑問符しか無かったものの徐々にフィットしていき、最終的には3ゴール2アシスト。やはり物足りなさはあるものの、今シーズンのチームの出来では及第点と言えるか。

 

富山貴光/28試合/6.5点

途中出場がメインだったものの4ゴール。運動量は相変わらずで右のWBでも出場した。チャンス数に対する得点の匂いがあまりしない選手ではあるが、それ以外の貢献が大きかった。

 

吉永昇偉/2試合/6.0点

厳しいポジション争いの中で限られた出場だったものの、そこまで悪いプレーは無かったか。レンタルに出して試合経験を積んで欲しいと思った選手。

 

髙田颯也/13試合/6.0点

ネクスト奥抜感。ドリブルは上手いがシュートはイマイチだった。全てが途中出場で、攻撃を活性化させる役目を担い、実際にそれをやり遂げた試合も多かったが、ゴールが欲しかった。いいプレーを重ねていただけあり、怪我が悔やまれるシーズンとなった。

 

藤沼、大澤は採点無し。

 

 

 

高木琢也/5.0点

結果だけで見れば確かに最悪のシーズンであった。しかし若手の起用や3バックへのこだわり等、長期政権を見据えたチーム作りを行った。結果が結果なので解任は仕方なしと言えるが、個人的には反対。相手チームの綿密な分析と、それに対する徹底的な対策が持ち味の監督のため、過密日程と抜群に相性が悪かったこと、怪我人が続出したこと、高木監督好みのCFがいなかったこと等が影響したか。監督と社長が結果に対する責任を取り、フィジカルコーチが怪我人続出の責任を取り、あとは誰が責任取るべきかは分かってるよね強化部?

 

 


まとめ

4.0点 川田

4.5点 石川、酒井、ハスキッチ

5.0点 マクシメンコ、高山、イバ

5.5点 河本、近藤、イッペイ、嶋田

6.0点 笠原、クリャイッチ、河面、山越、大山、小野、戸島、吉永、髙田

6.5点 渡部、三門、青木、富山

7.0点 西村、菊地、奥抜

7.5点 山田、翁長

8.0点 畑尾、黒川

8.5点

9.0点 小島




結果が結果なので6.0点以上は出すべきじゃないのかもしれないけど、それは度外視してチームへの貢献度で採点してみました。悪しからず。

 

思ったより長くなりましたね。ここらで以上にしておきます。