32インチのお気持ち表明!!!!!

言いたいことを言いたいだけ叫びまくる。

ASローマ選手紹介前編

 俺は怒っています。一旦は全試合放送を仄めかしながら実際に放送した試合は10試合中5試合。

 

 聞いてるかDAZN。あんたのことだぞ。あんたのせいで恋するローマちゃんの開幕戦が見れなかったじゃないか。

 

 しかし、怒っているだけでは世界は変わらないのである。

 

 なぜプレミアやリーガは全試合独占なのにセリエはこうも扱いが酷いのか(リーグアンさんはひとまず引っ込んどいてください)。

 

 そう、人気がないのだ。ならば人気を出すしかねえ。そのためにこの記事を書いている。

 

 というわけでサッカーには微塵も興味が無さそうな俺のフォロワーに向けてローマの選手紹介をする。

 

 ちなみに前編と書いているが後編があるとは言っていないよ。時間があれば書くかもしれんね。

 

 

 

GK編

背番号1 ルイ・パトリシオ

 ウルヴァーハンプトンからやってきたポルトガル代表キーパー。ここ数シーズン守護神不在に苦しみ続けたローマの救世主となれるか。

 EUROでは中々に悲惨だったポルトガルの守備の中で孤軍奮闘するシーンも多かった。当時はまだ加入が確定しておらず、あんまり活躍されるとウルヴスの立場が強くなって移籍金釣りあげられるんじゃないかと怖くなったけど、そこまでの影響はなく無事に獲得成功。

 プレシーズンの段階ではビッグセーブが多い反面、ビルドアップでの貢献は低い印象がある。元々そこに期待されて入ったわけじゃないからパウロペスの二の舞にはならないとは思うけど、どうなりますかね。

 33歳という年齢からして、長期スパンを見据えたいローマとしては微妙な補強じゃないかと思ってるけど、俺の批判的な予想は大体外れるので逆に期待してる。

 昨季の2ndキーパー、ミランテの男前枠の後継者としても注目である。

 

背番号87   ダニエウ・フザート

 トップチームでの出場数は限られているものの、なぜかブラジル代表歴を持つ若手ゴールキーパーで、現リヴァプールで元ローマのアリソンと比較されることもある。

 昨季までは3rdGKだったが、1番手と2番手が退団した代わりの補強がルイ・パトリシオだけだったので繰り上がり的に2ndGKに昇進。とは言いつつ地味にロマニスタの期待が厚い選手。キーパーの怪我が相次ぎ出番が回ってきた昨季終盤戦では見事な活躍で、襲いかかる第三勢力ならぬ第八勢力のサッスオーロから7位を死守。

 今季もコッパイタリアやECLである程度の出番は与えられるであろうし、年齢的にもそろそろ大爆発が欲しい。

 

 

 

DF編

背番号2  リック・カルスドルプ

 嫌われ者から一気に愛され男に大変貌した昨季。小野伸二も在籍経験のあるフェイエノールトの下部組織出身、オランダ人の攻撃的サイドバック

 2017年に鳴り物入りでローマ入りを果たすも怪我が相次ぎ、2019年にはフェイエノールトにレンタルで復帰。この当時「ローマなんてもうこりごりだ!」みたいな発言をして(後に誤解だと釈明)ロマニスタから嫌われることとなった。レンタル復帰した20-21シーズンでフォンセカ前監督のお気に入りとなり、主力に定着。この時もまだ嫌われ者で、ロマニスタは「カルスドルプ頑張ってる派」と「カルスドルプなんて認めない派」に分かれ混沌を極めていた……。

 ところがどっこい試合を重ねるごとに「認めない派」がだんまりを決め込む形に。スタミナ不足で試合後の死にそうな顔をイジられていた頃も今は昔、結局はセリエA34試合で1ゴール6アシストと大車輪の活躍。もはや鉄人である。

 いまでは「リック」と名前で呼ぶ人も多く、2025年までの長期契約も締結し、EUROのオランダ代表に呼ばれなかったことでセリエ界隈から残念がられるなどすっかり愛されキャラである。

 

背番号3 ロジェール・イバニェス

 22歳のブラジル人センターバック。ブラジルのフルミネンセからアタランタに渡るもあまり出番がなかったところを2020年にローマが買取義務付きレンタルで青田買い。これが大成功だった。ちなみにアタランタガスペリーニ監督は彼のローマでの活躍を見て放出を後悔したという。

 身長は186cmとセンターバックとしては普通の大きさで、見た目もすらっとしててあまり強そうには見えないけど驚異的な身体能力を持ち、対人守備ではかなりの強さを誇る。時々判断ミスが散見されるものの今後の成長次第ではとんでもない大器になる可能性を秘めたローマの宝物。昨季に多額の契約解除条項が盛り込まれた長期契約も締結している。どうでもいいけど俺の推し。

 SNSが大好きで、試合の宣伝をツイッターでよくやっている。これにリプや引用リツイートを送ると高確率でいいねしてくれるらしい。いいやつ。インスタはローマ関係のアカウント一切フォローしてないので知らん。

 東京オリンピックのブラジル代表に選ばれる可能性があったものの、モウリーニョ大総帥がオフが短くなることを心配して招集拒否。推しを日本で見られたかもしれないので残念極まりなかったです。

 

背番号5 マティアス・ビーニャ

 今季加入のウルグアイ代表サイドバック。アキレス腱断裂のスピナッツォーラの代役として移籍期間の始めの方から獲得濃厚と言われていたもののなぜかゴタつき、実際に加入したのは開幕2週間前。にもかかわらず開幕スタメンを掴み、そこそこのパフォーマンスをした(らしい)。プレシーズンの試合を見ると、ロングボールのトラップが巧いなあという感想を持った。

 ちなみにこれは記事を書くために見てるwikipediaでたった今初めて知ったんだけど、ナシオナル・モンテビデオ時代に2020年のさいたまシティカップで我らが大宮アルディージャNACK5で戦うために来日してたらしい。でも大宮のホームページで来日メンバー一覧見ても名前が一切見つからないので多分wikiのミス。ならここで書くなって話だよね。でもどんな選手かまだ全然分からないから書くことが無いのよ。許して。

 

背番号6 クリス・スモーリング

 マンチェスターユナイテッドでキャリアの大半を過ごしてきたイングランド代表センターバック。出身地は本初子午線でおなじみグリニッジ天文台のあるグリニッジ。そんな町で育ったからなのか、ヴィーガンのはずなのに食中毒に罹り、オフシーズン中にUFOを目撃するなど、地球人とは思えないイカれた生態を持つ謎の生物である。ちなみに名前をもじって相撲リングと言われることもある。俺は心の中で土俵って呼んでる。

 マンUで構想外になると2019年に1年のレンタルでローマに加入。大活躍を見せ主力に定着しシーズン終了後はユナイテッドに戻る。その後、「いらないユナイテッド」と「買いたいローマ」と「ローマに行きたいスモーリング」の3拍子揃っているにも関わらず移籍市場閉幕のギリギリ(確か30分前とか)まで移籍交渉が遅れた。その日は夜更かしして移籍に詳しいジャーナリストのツイッターを更新し続けた日本のロマニスタがたくさんいたとかいなかったとか。

 そんなこんなで完全移籍した昨シーズンは怪我に苦しんだこともあり本領発揮の機会が少なかったが、それでも出た試合ではさすがの安定感や危機察知能力を披露。若い選手が多いローマのセンターバックで大黒柱になることが期待される。

 

背番号13 リッカルド・カラフィオーリ

 お ま た せ

 みんな大好きカラフィオーリのお時間だよ! ローマ生まれ、ローマ育ち、下部組織出身の19歳左サイドバック。トップチームの試合に出るだけでトッティデ・ロッシの後継者と言われるエグいプレッシャーの中、ロマニスタから甘やかされてすくすくと育っている。昨季まではデ・ロッシへのあこがれから、彼の背番号16をひっくり返した61番をつけていたものの、今期からは13番に変更。16番つけてもええんやで。

 デビュー戦でネットを揺らし(VARでゴール取消)、PKも獲得するなど早速輝かしいキャリアを歩み始めたように思えるが、実はプロ契約締結後に選手生命を脅かす大怪我を負うという悲劇の過去を持つ。

 今でも怪我がちであり、同じポジションにスピナッツォーラとかいうレベチなライバルがいるのもあり安定的な活躍は出来ていないが、そんなことはどうでもよくて俺たちは招集リストにCalafioriの文字を見るたびににっこりとしてしまうのである。

 EUROでスピナッツォーラが負傷した時、素直に悲しかった反面、カラフィオーリの出番が増えるかもと少しうれしくなってしまった自分がいたことを白状します。まあビーニャ来たんですけど。

 

背番号19 ブライアン・レイノルズ

 まず最初に言っておこう。俺はレイノルズの存在をすっかり忘れていて、この部分は、記事が投稿された6日後に追記しています。そしてレイノルズに関してもなかなか面白い話題がないので短くなります。

 アメリカのダラスで台頭し、アメリカ代表にも選出されている20歳の選手。ユヴェントスと競合した中でローマが競り落とした。188cmと大柄な攻撃的サイドバックで、顔面がリヴァプールのアーノルドに似てる。

 ローマではまだ思うような活躍が出来ておらず、今季の開幕節でもベンチ外となるなど厳しい状況が続いているが、現時点で本職右サイドバックがカルスドルプ以外にレイノルズしかいないので、ターンオーバーで回ってきた出番を大事に、かつ大胆にプレーしてほしい。

 

背番号23 ジャンルカ・マンチーニ

 EUROのイタリア代表に入り損ねた25歳のセンターバック。ちなみにイタリア代表監督のロベルト・マンチーニさんとは何の血縁関係もない。

 身長は193mと大柄で、体格もがっちり系。とはいいつつ体強いだけではなくインターセプトを始めクレバーなプレーも得意で、さらにはやれと言われれば守備的ミッドフィルダーも出来る足元の技術とユーティリティーを持つ化け物。押し込んだ時は体格を生かしたゴリゴリドリブルで前線に飛び出すこともある。

 セットプレーでの得点力も高い。しかも体格を生かして当てるだけでなく駆け引きに勝った上でネットを揺らす。特筆すべきセットプレーキッカーのいないローマにとって、困った時はマンチーニに蹴りこんどけば何とかしてくれる感は間違いなくある。

 ただし、演技が尋常じゃないレベルで下手。痛がる演技が全く痛そうじゃない。クラブ公式ツイッターでのユニフォーム宣伝でも何とも言えない顔をしている。神様も完璧超人は作らないようにしているのがよく分かりますね。

 

背番号24 マラシュ・クンブラ

 エラス・ヴェローナで台頭し、2020年にインテルとの競合に競り勝って鳴り物入りで加入した21歳のアルバニア人センターバック

 しかし昨シーズンは構想内のCBとしては最下位の序列であり、期待値に見合う活躍が出来たとは言い難い結果となった。彼の付ける背番号24は、以前はローマ生まれローマ育ちのカピタン、フロレンツィが付けていた番号であるため、その番号に見合うだけの活躍をしてほしいところ。

 監督が変わった今シーズンも序列の変化はあまりないように感じられる上、今季は4バックになり、スタメンの枠が減るのでより厳しい環境に置かれることになるが、まだ若いのでじっくりと成長して欲しい。

 クンブラに関してはあんまりネタ的要素が聞こえてこないのでちょっと残念(アンテナ張れてない説は大いにある)。

 

背番号37 レオナルド・スピナッツォーラ

 EUROで大活躍を果たし、イタリア代表の躍進に貢献したサイドバック。大会ベストイレブンにも選出されている。

 普段セリエA見てない人達がスピナッツォーラのヤバさに愕然としている中、一般通過ロマニスタの俺は「スピナッツォーラならこれぐらいできて当然でしょ」的なしたり顔をしていた。多分他のロマニスタも同じような顔になってたと思う。

  長い間ユヴェントス保有権を持っていたもののトップチームでの出番がなかなかなく、レンタル移籍を繰り返してきた実は苦労人タイプ。ニカーッ!って音が聞こえてきそうな笑顔が素敵。ただし出っ歯。顔も長い。少なくともイケメンではない。ちなみに、ヨーロッパのサッカーチーム恒例のクソダサクリスマスセーターがまあまあ似合ってる(個人の感想)。

 ゼロスピードからトップスピードに移り変わるまでの時間が異常に短い。初速がゴキブリより早いと全俺の中で有名である。が、それゆえに筋肉系の怪我が絶えていなかった。しかし、昨季は歯の矯正を行ってなんか医学的なあれこれの関係で怪我をしにくい体になったらしい。筋肉系の怪我を克服したと思ったらアキレス腱怪我するなんてそんなことがあっていいのかよ……。

 

 

 

 

 ということで前編はここまでにしましょう。5000字超えやがったぜ。2時間かかったぜ。就活終わってないはずなんだけどなあ(血涙)。これを最後まで読んだ人が仮に10人いるとして、そのうち何人がローマに興味が無かった人で、さらにこの記事でローマに興味を持って、実際にDAZNに加入して、そして試合を見るのかと言われると甚だ疑問しかないね。

 

 さっき言った通り後編やるかどうかは未定。もしかしたらやるか程度の気持ちでいてくれるとありがたい。