32インチのお気持ち表明!!!!!

言いたいことを言いたいだけ叫びまくる。

「ボクは岬太郎」なんだ。

 今回は本当に真面目な話をする。思いついたその日のうちに書いてその日のうちに投稿しているので、とりとめのない話になるかもしれないが、悪しからず。

 

 2024年2月15日、飲料メーカーのレッドブルJリーグクラブの買収を画策しており、その有力候補が大宮アルディージャであるというスポニチの報道が出た。

 この報道の真偽についてはまだ不確かであるが、ここでは一旦、真として話を進める。

 レッドブルとサッカーといえば、オーストリアレッドブル・ザルツブルク、ドイツのRBライプツィヒをご存じのサッカーファンも多いだろう。特にライプツィヒに関しては、レッドブルの買収当時は5部リーグ所属だったものの、現在では1部リーグに定着しており、そのシンデレラストーリーが話題になった。

 他にもアメリカ、ブラジルでもサッカーチームを買収しているレッドブルだが、それらのチームには共通点がある。①チーム名に「レッドブル」ないし「RB」が含まれること。②エンブレムがレッドブル(飲料)に描かれた牛のロゴを基調としたものであること。③ユニフォームが赤、白をメインにデザインされていること。の3点だ。

 

 さて、話を大宮アルディージャに戻そう。俺のフォロワーはご存じの通り、俺は大宮アルディージャを愛してしまう病気に罹っている。その大宮アルディージャが、レッドブルに買収されるとどうなるだろうか。

 

①「大宮アルディージャ」というチーム名にレッドブルが加わる、または差し替えられる

 簡単な話だ。レッドブル傘下のサッカーチームはすべて一貫した共通点があるなら、大宮もそれに則った形になるだろう。

 前者の「レッドブルが加わる」という点は、まあいい。Jクラブのチーム名に商品名を入れてはいけないという決まりがあることから、例えば「大宮アルディージャRB」になると仮定しよう。この時の略称は、恐らく「アルディージャ」になる。

 一方、後者。レッドブル営利企業。本業は飲料販売であり、スポーツ事業に熱心なのも、本業である飲料の販売に役に立つと思ってのことだろう。ならば、略称が「アルディージャ」になるような状況は避けるべきだ。だから、チーム名は仮に「大宮RB」と仮定しよう。こうなると話は変わる。ファン同士なら、「アルディージャ」という呼称も一定期間残るだろうが、メディアは違う。「アルディージャ」という表記はメディアから消え、新しく「大宮RB」を知った人は「大宮RB」として呼称するようになる。一つ例を挙げると、先述したアメリカのレッドブル傘下サッカーチームは、買収前は「メトロスターズ」だったのが、買収されて「ニューヨークレッドブルズ」に変わっている。メトロスターズの面影は、どこにもない。らしい。

 

②③エンブレムがレッドブルのロゴっぽくなり、ユニフォームも赤と白になる

 これも同じ話。現在のオレンジ、紺を基調としたリスと盾のエンブレムは使用されなくなり、「大宮RB」のシンボルは赤と白と牛になる。

 

 

 

 ここからが本題。サッカーファンは、なぜ特定のチームを好きになるのか。

 多くのサッカーファンが、「推し」のチームを持っている。自分が生まれ育った地元のクラブだったり、海外の強いチームだったり、日本ではほとんど知名度のないプロビンチャーレを熱心に追いかけている人もいる。

 では、我々サッカージャンキーは、サッカークラブのどこを好きになるのだろうか。

 

 選手だろうか。いや、違う。シーズンが過ぎれば選手はいなくなるし、入ってくる。大好きな選手が移籍しても、シーズンが始まってしまえば昔のことは忘れて、新しく好きな選手が推しチームの中で見つかる。

 戦術だろうか。いや、これも違う。面白いサッカーをしていれば、一定数、興味を持つ人はいるだろう。が、「推し」にまで昇華するケースは稀だ。

 強さだろうか。……論外だ。強いチームが好きならば、俺は浦和レッズを追いかけている。

 

 では、いったい何が、我々の琴線に触れているのか。それは各クラブのオリジナリティだ。どのクラブにもオリジナリティはある。いくら埼玉がなんにもないって言ったって、大宮にはオリジナリティがある。もちろん浦和だって、神戸だって、マンチェスターシティだって、それぞれのオリジナリティがある。

 

 「大宮アルディージャ」の「アルディージャ」とは、どういう意味かご存じだろうか。スペイン語で「リス」という意味だ。

 さいたま市北区にある市民の森という公園には、「りすの家」がある。たくさんのシマリスが放し飼いになっている施設だ。個人的な話になるが、子供のころは、秋になると学校の校庭や近所の公園でドングリを拾い集めては、親にねだって市民の森へ連れて行ってもらい、リスにプレゼントしていたものだ。おそらく、さいたま市内でアンケートを取れば、そこそこ多くの人に同じような記憶があるだろう。

 大宮駅東口には、「こりすのととちゃん」像がある。詳しい経緯は知らないが、物心ついたときにはそこにあった。

 旧大宮市では、リスを町のシンボルにしようとしていたようで、その名残が、これらのエピソードにつながる。そして、生まれたのが「アルディージャ」という名前なのだ。

 

 大宮アルディージャのエンブレムを見よう。盾形の向かって右側はリスが描かれている。左上にはサッカーボール。では左下の5本のストライプ模様は何だろうか。

 大宮は、かつて中山道沿いの宿場町として栄えた歴史を持つ。中山道といえば、江戸時代に徳川家康が整備した五街道の一角である。余談だが、大宮駅の駅ナカ立ち食い蕎麦屋の店名は「そば処中山道」である。高校の帰り道、駅のホームにある蕎麦屋に立ち寄る誘惑に駆られたものだ。

 そう、エンブレムの5本ストライプは五街道を指しているのだ。五街道の始点である日本橋が本拠地でもなければ、中山道の終着地でもない、一宿場町にすぎないにも関わらずエンブレムにいれてしまうあたりに、埼玉県民としての苦しみを抱えている。

 

 チームカラーはなぜオレンジなのか。例えば、愛媛FCなら非常にわかりやすい。愛媛といえばみかん。だからオレンジ。それだけではないだろうが、理由の一つではあるだろう。

 では大宮はなぜか。wikipedia以外の資料が見つからなかったが、大宮氷川神社に由来するそうだ。東京や埼玉に点在する氷川神社の総本山で、正月になると初詣で大賑わいとなる神社だ。かくいう俺も、初詣といえば氷川神社、冬は友達と氷川参道で十日市巡り。幼稚園の頃は、氷川神社が祭る神にちなんで、稲葉の白兎や、八岐大蛇の神話をよく聞かされたものだ。そんな氷川神社の朱色の建物から、オレンジを採用したのだろう。

 

 なにもない埼玉だって、掘り下げればこれくらいの話はある。そう、あるんだ。埼玉にだって、大宮アルディージャにだって、オリジナリティが。

 外野からしたら、大した話ではないだろう。リス園がなんだ、五街道がなんだ、神社がなんだ。その通りだと思う。でも、俺にとってはそうじゃない。

 リス園に通った記憶とともに、生活のすぐ近くに神様がいる環境で俺は生まれ育ち、現在もさいたま市に住んでいる。だから、大宮アルディージャのマスコットはリスであるべきだし、チームカラーはオレンジであるべきだと思っている。

 一番最初に、とりとめのない話になると書いたが、先ほどの個人的なエピソードだけは意図的に書いた。多くの人にも、郷土への愛着、もっと簡単に言えば「思い出」がある。それをサッカーという形で表現してくれていることがどんなにうれしいか。それを自分に置き換えて考えてみてほしい。

 

 

 

 さて、話は変わるが、言わずと知れたサッカー漫画『キャプテン翼』には岬太郎というキャラクターがいる。主人公の翼くんの相棒だ。ご存じの方も多いだろう。が、彼の家族について知っている方は案外少ないのではないだろうか。

 両親は岬くんが生まれて間もない頃に離婚しており、岬くんは画家の父親に育てられた。絵を描くために各地を転々とする父親についていく形で岬くんも転校を繰り返し、そして翼くんに出会うわけだが、ある時、父親がフランスに行くこととなる。転校を繰り返させてしまっている負い目のある父親は、これ以上岬くんを振り回せないと思い、離婚した母親(苗字を山岡という)に預けようとするが、岬くんは「ボクは岬太郎、山岡太郎じゃない」と拒否し、父親とともにフランスへ渡る、という素敵な話があるのだ。

 苗字、名前というのは、人間が生まれて初めて手にするオリジナリティだと思う。だからこそ、所謂キラキラネームが流行り、選択的夫婦別姓制度が議論される。そして、このエピソードからわかることは、岬くんにとって、「岬」という苗字は父親の想像以上に重要なオリジナリティだった、ということだ。

 

 話を大宮アルディージャレッドブルに戻そう。レッドブル傘下のクラブには共通点があるというのは先述したとおりだ。共通点。オリジナリティとは正反対の観点である。もちろん、レッドブル側としてのオリジナリティはある。が、クラブ側からしたら、自分たちが創り上げてきたオリジナリティ(=独自性)のレッドブル化(=統一化)としか言えない。

 地域の歴史や風土を踏まえた名前、エンブレム、チームカラーをレッドブル化する方針には一切同意できない。

 たとえ5年後に「大宮RB」がACLを優勝するようなビッグクラブになっていても、そこに大宮のオリジナリティがないならば、俺は熱狂できない。断言する。絶対に、できない。

 

 報道の真偽と、クラブの動向次第で、「ボクは岬太郎」と言って袂を分かつことになるかもしれない。そうならないことを願って、続報に注視していく。

白菊ほたるは不幸だが、不幸なのは白菊ほたるだけではないのかもしれない。~『月と彗星と発光素』あとがき~

 お久しぶりです。もしくは初めまして。最近ポケモンBWを改めてプレイしてまして、暇さえあればDSを開いております。てぃむです。

 さて、今回は『バケツの中へ』以来のあとがき回になります。作品リンクはこちら。

www.pixiv.net

 

 今回のSSは、ニコニコ生放送でJ@Qさん【X(旧Twitter)アカウント:@JP_SOSA236】という方が主催をされているユーザー企画「BUMP OF CHICKEN楽曲で選ぶアイドルイメソン生2」に投稿したものがベースになっております。放送のアーカイブはこちら。

www.nicovideo.jp

 俺の投稿内容については上記リンクより確認いただけると幸いです(79分頃に紹介いただいております)が、時間がないよ、という方向けに簡単な説明を。

 

 まず、この企画についての説明ですが、アイマスアイドルの個人的イメージソングを投稿して、パーソナリティに紹介してもらう参加型の企画があってイメソン企画と総称されています。今回の企画はその派生としてBUMP OF CHICKENの曲のみ投稿可能となっているものです。

 で、今回俺は「失業者」という投稿名にした上で「白菊ほたると俺」のイメージソングとして『ray』を投稿しました。

 ほたるが前に所属していた事務所が倒産した話は有名なエピソードだと思うんですが、この時、ほたる以外にも事情を知らされず突然無職になった人がいるはずだ、というのが着想元。

 『ray』という曲は「後ろから思い出に照らされて、前方(未来)に影ができている」という歌だと思うんですが、今回の投稿ではそれを捻じ曲げて「後ろから思い出に照らされて前方に影ができているが、その思い出が自分を追い越して前から照らしてくれれば、影はなくなる」という解釈にしました。

 ということで投稿内容をかなり短くまとめると、「突然無職になった俺は無気力な生活をしていたが、ほたるがアイドルとして再出発しているのを見て、自分ももう一度頑張ろうと思った」というでしょうか。

投稿内容の全貌が気になる方は以下のリンクをチェック。

https://x.com/32TimP_Domyo/status/1723373584003764554?s=20

 

 

 さあ長くなってしまいましたが、ようやくSSの話題に入ります。

 

 まずはタイトルの話から。

 発光素という言葉は聞き慣れないと思うんですが、英語で言うとルシフェリン、蛍のお尻が発光するしくみの根幹を担っている物質のようです。詳しい話は専門家へどうぞ。要するに、蛍の言い換えですね。

 「月と彗星と蛍」だと語呂が良くないなと思ったので色々と調べて辿り着いたタイトルで、結構お気に入り。「月と彗星とルシフェリン」で行こうと思った時期もあったんですが、「ルシフェリン」だとタイトル理解に知識を要するので、漢字でなんとなく想像できそうな発光素で最終決定になりました。

 月→過去のほたるとの思い出

 彗星→現在の自分

 発光素→アイドルとして再デビューした現在のほたる

 を意味してます。いつもタイトルが分かりにくいだろうなと思ってたので今回は本編中で主人公に説明させたんですが、ちょっと説明的すぎるなと思ったり。難しいね。本作最大の妥協ポイント。

 

 俺のこだわりの一つであるキャプションについて。

 何度も言ってますが、キャプションも作品の一部だと思っています。ということで、本編に絡めたものを横棒で区切ってわかりやすくしました。

 でもスマホでpixiv見てるとキャプションが隠されちゃってて1回タップしないと読めないんですよね。ここは修正してほしいところ。ちなみにこれは完全なる偶然なんですが、PCで開くとちょうどいい感じに表示されます。

 

 本編で登場した彗星の尻尾に関するエピソードの小話。

 俺が高校生の時に地学の先生に教えてもらって、意外に思ったという実話から引っ張ってきています。俺が物知らずなだけかもしれない。

 彗星の主成分である氷が太陽の熱で溶けて、プラズマとか太陽風とかで吹き飛ばされて尻尾になる、みたいな話だったと思います。違ってたらすまん。

 

 自作短編シリーズとして「観測外のアイドルマスター」という、アイマスに登場しない人物を主人公としたものがあります。今回の主人公は所謂モバPとは別人物なので一応観測外ではあるんですが、あのシリーズは「アイマスに登場できなかったアイドル」というテーマがあるので、微妙なラインですが今回は単独の作品ということにしました。

 特定のアイドルが出ないと、口調とか公式設定とか気にしなくていいから楽なんですよね。こんな風に逃げてばっかりいるからいつまで経っても可愛いアイドルが書けるようにならないのである。

 

 それから、最後にこのあとがきのタイトルになっている「白菊ほたるは不幸だが、不幸なのは白菊ほたるだけではないのかもしれない。」ですが、過去作の『僕はほたるちゃんを幸せにしてみせる』のあとがきとして投稿した「白菊ほたるは不幸だが、不幸なのは白菊ほたるではないのかもしれない。」をセルフオマージュしたものです。

 世界線のつながりはないです。単にタイトルを考えるのが面倒だっただけである。あとがきのタイトルは結構ノリと勢いで何も考えずにつけています。よい子はマネしてはいけません。

 

 というわけで、以上にてあとがき解説はおしまい。

 イメソン企画は、概念を思いついたらコメントに短くまとめるだけで、あとは曲が物語ってくれます。俺としてはSSをインスタントに投稿できるという感覚です。各位、気になる方は次回の企画で投稿してみたらいかがでしょうか。ではまた。

バスキロットと、水木聖來と、でんがんと、

1.ドリーマー バスキロット

 つべこべ言わずに以下動画を見て欲しい。

youtu.be

 

 当ブログの更新頻度が著しく低下してから長くなるが、その間俺はツイッターのアカウントを2つにしました。一つは従来通りのアイドルマスター用、もう一つはサッカー観戦用。

 

 フォロワー数で言うとアイマス用の方が2倍くらい多いので、この記事にたどり着いた人の大半は「バスキロットってなんだよ」って話だろう。知ってるかセリエ民、俺たちのバスキロットは一般的には超マイナー選手だ。

 

 アイマス界隈の人間に伝わるように軽く説明しますが、この動画はサッカーキングというサッカーメディアが運営しているyoutubeチャンネルで毎週金曜日に更新されている番組「CALCiO 2020」のもので、イタリアサッカーオタクの伊東聡志さん、細江克弥さんが出演しています。

 

 ニッチなテーマを訓練されたオタク2人が語りつくすという番組の構成を、これまた訓練された視聴者が楽しむという、なんとも内輪な番組であり、それ故内輪の人間からの評価が非常に高い。

 

 そんな番組を唐突紹介するのには理由があるんですが、その前にまずは今季の「CALCiO 2020」とバスキロットについても軽く説明を加えます。

 

 動画を見てくれた親切なフォロワーは知っているでしょうが、このバスキロットという選手は「ドリーマー」として紹介されている。要するに夢追い人、苦労人。

 

 「CALCiO 2020」、ひいてはセリエA愛する人間の間では、この動画をきっかけに、「ドリーマー」という言葉が大流行することとなります。

 

 また、本人たちは「いやいやそんなことないですよ」と言いそうですが、そこらへんのドリーマーじゃない人間に比べたら何倍も濃い人生を歩んでいるMC2人が、「夢を見続けることって素晴らしいよね」って話を番組内でやたらするようになったとも感じます。

 

 

 

2.ドリーマー 水木聖來

 ここで、とある人物を思い出します。そう、愛すべき大バカ、水木聖來。

 

 水木聖來というのは、アイドルマスターシンデレラガールズに登場するアイドルで、俺の推し(界隈では「担当」と呼びます)の1人でもあります。水木聖來がどれだけ愚かでどれだけ崇高な存在かは過去にさんざん語ってきたし、この記事の本題はそこじゃないので大いに省かせてもらうが、彼女も偉大なるドリーマーだ。なんせ、23歳にもなって「ダンスがしたい」ってだけでアイドルになってしまうんだから。

 

 俺が去年ハマったイメソン企画と呼ばれるアイマスPによる妄想発表会で、俺は水木聖來とプロデューサーの関係について、BUMP OF CHICKENsailing dayという楽曲を当てはめて投稿したことがある。

 

 以下はその投稿の一部。

 

 かいつまんで話すと、聖來をアイドルにスカウトする際、プロデューサーの誘い文句があまりにもドリーマーで現実逃避にしか聞こえないのに、それに乗っかってしまう水木聖來って最高にバカだし、最高にドリーマーだよねって感じです。

 

 俺はどうしても現実見ちゃうタイプの人間なので、水木聖來のこの決断が心の底から理解できないんですが、聖來Pを名乗る上で、俺も理屈を超越したドリーマーにならなきゃいけないな、と感じた上での投稿でもあります。

 

 そんな生活を続けていて、俺の中の本質的なドリーマー気質が少しずつ醸成されていったんですが、それでも「夢を見るってやっぱり怖いよね」って印象が強く、具体的に行動は始めていませんでした。

 

 というのも、俺は恥ずかしながらそこそこ学校のお勉強が得意だった人種で、大学も、まあここだったら世間一般的には上級国民ルートだよねってところに入れたなという自覚があります。要するに、夢なんか見てなければ安定した生活ができるんだろうなって道筋がなんとなく見えているわけです。

 

 

 

3.ドリーマー でんがん

 そんなこんなで、色々と思い悩みながら行動に移せずにいたところ、もう一つ事件が起こります。それがyoutuber、はなおでんがんの解散。

 

 高校時代からチャンネル登録していた俺にとって非常にショッキングな事件でもあったんですが、これにもいくつか補足を加えましょう。

 

 はなおでんがんは、大阪大学出身のはなおを中心に、その友達や後輩が参加したyoutuber。大阪大学といえば、所謂旧帝国大学の一角であり、国内有数の名門。俺の母校よりよっぽど格が高い。

 

 そして、この解散で特に俺の今の心境にデカい影響を与えたのは、はなおの相方、でんがん。学生時代にはなおのyoutube遊びに付き合いつつ、卒業後は某有名企業に就職、動画出演数は減ったものの、1年足らずで辞職し、はなおの相方としてyoutuberに本格復帰した過去があります。このとき、チャンネル名は当初の「はなお」から「はなおでんがん」に改名しています。

 

 でんがんもドリーマーの一種なのは言うまでもありません。正直、そこそこの学歴を積んだ人間からして、一度一流企業に就職したのにそれを捨ててドリーマーになるのは簡単に決断できることではないと思います。

 

 そんなでんがんがチャンネルを辞めた。そして解散後、その気になればまた一流企業に就職することもできるだろうに、教育系youtuberとしての道を歩むと発表しました。ここの決断の背景が気になって、でんがんの個人チャンネルで様々な動画を見漁って、とある価値観に出会います。

 

「80年しか生きない人生を、この仕事に40年費やして本当に幸福なのか」

「収入の安定性よりも幸福感の安定性の方が大事」

youtu.be

youtu.be

 

 

 

4.ドリーマー てぃむ/32インチの人

 サッカーの仕事がしたくてそれを実現した伊東さん、細江さん、バスキロット。ダンスがしたくてアイドルになって日々成長する聖來。youtubeの仕事がしたくてyoutubeで成功したでんがん。成功した人側の言葉しか仕入れていないから都合いいように解釈しているのは分かってますが、自分もこんな生き方をしてみたいと思うようになりました。

 

 そもそも、俺が大学卒業時に決めた20代前半のテーマは「大学時代にできなかったことを全部やる」だったので、その意味で俺は就職してからの1年を無駄にしてしまっています。

 

 なので、俺もドリーマーになって、自分で設定した20代前半のテーマに全力で取り組もうと決めて、今後数年の年間目標を設定しました。前置きが長くなりましたが、この記事はそれを発表して退路を断つ、いわば決意表明になります。

 

2023年度の目標

pixivで連載している『REVENGE!』というssを完結させる。

イタリア語検定3級合格を視野に、イタリア語の勉強をする。

 

 ssというのはショートショートとか、ショートストーリーの略とされていて、俺の場合はアイドルマスターの二次創作にあたります。この『REVENGE』というシリーズは俺が大学1年の時に書き始め、そこからなんとなく未完のまま5年が経っているもの。これを完結させないことには先に進めません。

 それと並行してイタリア語の勉強をします。理由はこの後を読み進めれば分かります。

 

 

 

2024年度の目標

イタリア語3級絶対合格、準2級合格を視野に勉強を続ける。

イタリア語会話教室の受講。

 

 イタリア語検定3級を絶対に取ります。駅前留学のうさぎのキャラクターでおなじみ、NOVAのイタリア語講座がチャリ圏内にあることが分かったので、その受講も検討します。

 

 

 

2025年度の目標

退職。

ワーキングホリデーを活用して1年間イタリアで生活する。

 

 そして20代前半の最大の目標、留学をします。イメージとしては語学留学といった感じ。向こうで語学学校に行って、アルバイトして、ローマの年間パスポートでオリンピコ全通。ワーキングホリデーについてはまだ制度に関する知識がぼんやりとしているんですが、2024年には留学に向けた準備を本格的に始める必要があるなと思っています。

 

 

 

2026年度の目標

帰国後、就職する。

 

 ここに関しては完全にノープラン。なんとなく仕事でイタリア語が活かせるレベルになれていたらいいなと思ってますが、仮にそうなれたとしてイタリア語は汎用性が低すぎる。悩みどころですね。英語は大学受験期でも人並み程度だったので仕事の現場じゃ通用しないでしょうし。まあ、大学を一浪一留している同期もいるんで、そこから院進したと思えば大して心配する必要もないかなと楽観視しています。

 

 それに何と言っても俺は曲がりなりにも学歴だけはそこそこ積んでいるし、一度社会人として働いた経験もあるので、喰いっぱぐれるほど困窮することにはならないだろうとも思っています。なんというポジティブシンキング。大学時代からは考えられないね。要するにドリーマーになりたきゃ勉強をしてリスクヘッジしろ。バスキロットだって家業のこと考えて畜産の大学行ってるしね。

 

 

 

 というわけで、勢いで書きなぐった決意表明もここまで。果たして俺は20代前半を最高のドリーマーとして生き抜けるのでしょうか。この記事をサイレント削除する未来が来ないことを願って、はなおでんがんの名言を引用して締めさせていただきます。

 

「なんやかんや耐える!」

夢ソン企画には参加しないが、みんながやっているスプレッドシートが面白そうなので自分も便乗しておく

 タイトルの長さから察してほしいんですが、この記事は思いついて30秒後に書き始めた突発記事です。期待するなよ。

 

 ということでてぃむです。最近は文字を書くことがかなり減ってしまったので、このブログの更新も久々ではありますが、お手柔らかに。

 

 夢ソン企画のスプレッドシートを作るのがおもしろそうだと思ったので、参加はしてないんですが便乗して俺もアイドルとの関係性を紹介していこうと思います。

 

 

 

担当(2人)

 

1.道明寺歌鈴

恋愛感情:0

仕事感情:10

弱点度:10

備考:プロデュースしている時は頼れるお兄さんを演じていて、一挙手一投足をおちょくる毎日を送っているが、俺が辛い時はそれとなく察して寄り添ってくれる。精神的な力関係は完全に歌鈴の方が上。でもおちょくり倒すし歌鈴も受け入れてくれている。担当になってから6年経つが、未だに自分が担当になった理由が分かってない。

 

2.水木聖來

恋愛感情:2

仕事感情:10

弱点度:10

備考:恋愛感情があることは否定しないがあくまでビジネスパートナーであり、戦友。聖來の方は全く恋愛感情はない。修羅の世界に連れ込んでしまったことに罪悪感を感じることがあるが、その度に「バカにするな」と反論してくる。いや、お前はバカだろ。

 

 

 

担当外だがそこそこ関係が深い(2人)

 

3.白菊ほたる

恋愛感情:0

仕事感情:8

弱点度:8

備考:俺の同期プロデューサーが担当している関係で、そこそこ交流がある。担当外なので一定の距離は取っているが気分がいい時にはアメちゃんをあげる。今の事務所に来る前の話は同期Pから小耳に挟んでいるが、本人の前では知らないふりをしている。

 

4.高森藍子

恋愛感情:3

仕事感情:8

弱点度:7

備考:歌鈴と仲がいいので結構話すようになった。基本的に担当2人は「トップアイドル」ではない設定だが、藍子は名実ともにトップアイドルである。歌鈴と仲良くしてくれてありがとねのお気持ち。

 

 

 

ただのファン(7人)

 

5.安部菜々

恋愛感情:6

仕事感情:0

弱点度:8

備考:仕事で関わり合えた時は興奮しすぎて全く仕事にならず聖來に注意された。クリーンヒットすると涙腺が崩壊する確率が一番高い。

 

6.松山久美子

恋愛感情:3

仕事感情:7

弱点度:7

備考:久美子が事務所に入った時のオーディションで審査員をしていた。その後ほぼ関わりがないが活動は静かに見守っている。仕事で会った時は声を掛けようか迷うが、忘れられているだろうと思って辞める。ちなみに久美子はしっかり覚えているし、逆に自分が忘れられていると思っている。

 

7.本田未央

恋愛感情:5

仕事感情:5

弱点度:6

備考:藍子とおしゃべりしてる時に乱入してきたことがきっかけで話すようになった。ただの悪ガキだと思っていたのでステージに立っているところを見て惚れちゃった。

 

8.木村夏樹

恋愛感情:7

仕事感情:0

弱点度:5

備考:ライブのチケットは絶対に自力で取る。仕事上の面識はないが顔は覚えられており、関係者席のチケットを渡されたこともあるが丁重にお断りした。

 

9.原田美世

恋愛感情:10

仕事感情:0

弱点度:5

備考:ガチ恋3人衆その1。絶対に仕事で関わりたくない。あくまでファンとアイドルの関係を崩したくない。自家用車のナンバーを34番にしている。

 

10.五十嵐響子

恋愛感情:10

仕事感情:0

弱点度:7

備考:ガチ恋3人衆その2。自宅には響子グッズが溢れかえっている。仕事で話すときはキモオタの教科書みたいな反応になる。そんな俺でも優しく接してくれる響子ちゃんってやっぱり天使なんだよな……。

 

11.椎名法子

恋愛感情:10

仕事感情:0

弱点度:10

備考:ガチ恋3人衆その3。脳内では法子のクラスメイト。あまりに気色が悪いので上司から法子と関わることを禁じられている。「先生!!! 椎名が俺をいじめてくる!!! 助けて!!!!!」

 

 

 

 毎回上手く締められないのでもう諦めています。というわけで以上だ。

イメソン企画振り返り

 もう毎回「お久しぶりです」と言っている気がします。お久しぶりです。てぃむです。

 

 昨年はイメソン企画にどハマりした1年だったので、振り返りとしてはイメソン企画の投稿内容をまとめておこうかなと思って記事を書いている次第であります。

 

 そもそもイメソン企画って何ぞ?な人は、取り敢えず「アイマスアイドルのイメージソングを各自妄想して、それを持ち寄ってニコ生で紹介してもらう企画」と思ってもらえれば大丈夫だと思います。

 

 では早速時系列順に行きましょう。

 

 

 

NONA REEVES楽曲で選ぶアイドルイメソン生(#のなます)

 イメソン企画初参加はノーナ縛りでした。普通にツイッター見てたら、ノーナでなんか面白そうなことしてたのを見つけて、軽い気持ちで投稿してみました。

 投稿内容を保存しておく文化を知らなかったものでバックアップが残ってないので、アーカイブから耳コピしたものを下記に記載。

 

曲:未来

アイドル:水木聖來

先読みコメント:「夢を諦めるなよ」的な歌は大体アイマスに合うが、水木聖來とこの曲の関係は一味違う。夢見る少女じゃいられない23歳という年齢、「神のルール」たる時間は待ってくれない中で、「夢をみる疲労」からダンスの道を諦めかけ、それでも「愚かなる我が身」を信じたくなって、アイドルになることを決意する。友人には「クレイジーだと蔑」まれても「しなやかなポジティブ」で走り続ける。その先にたどり着いた場所の景色が見たくて、俺は今日も彼女をプロデュースする。

ブコメント:デレステコミュ2で、聖來はかつてのダンス仲間からアイドルになったことを心配され、「現実見ないと」と言われます。しかし会話するにつれ、友人は最終的に聖來の夢に納得します。そして友人はコミュ4で再登場すると、初舞台に上がった聖來を見て「応援するから思いっきりやれ」と伝えます。さらにコミュ5では聖來に触発され、趣味としてだが、本気でダンスに取り組み始めていました。最初はアイドルになることに否定的だった友人にここまでの影響を与えることで、聖來のアイドルとしてのパワーが証明されました。つまり、「クレイジーだと蔑む連中も物語には大切」なのです。

 

 のなます自体がサブコメントまでしっかり紹介してくれるタイプの生放送だったんで、改めて言うことは特にないんですよね。

 ただ、当時は「結婚」がどれだけレアケースかということを理解してなかったもので、適当に「ほーん」と流してしまったのが今となっては楽しさ半減だったなと思ってます。

 古参フォロワーってだけでだいぶJ@Qさんに気を遣わせてしまった感はありますが、楽しかったのでOKということにしておきます。

 ノーナだからってだけでなんとなく投稿してみたこの企画ですが、これきっかけでイメソン企画界隈に参入することになったので、ノーナ万歳ですね。

 

 

 

オールジャンル楽曲で選ぶアイドルイメソン生(#おるます)

 2回目の投稿はおるます。一切の縛りなしのなんでもありイメソン企画。インストや合唱曲などなど、他の企画では投稿できないような曲が印象的でした。

 学習しないで投稿内容を保存してなかったので、また耳コピしていきます。

 

曲:醒めない/スピッツ

アイドル:木村夏樹

先読みコメント:「夏樹にとってアイドルは本当にやりたいことなんだろうか」と、ふと不安になる。気になったので彼女に尋ねてみたら、心外だと言わんばかりに顔をしかめ、少し機嫌が悪くなった。その後のレッスンは体調が悪いといって休んだらしい。翌日、彼女は朝イチで一つのデモテープを渡してきた。レッスンを休んだのはこの曲を作るためだったようだ。サボったことへの説教は後回しにして、取り敢えず再生してみるか。

後読みコメント:一緒に育てていこうな

 

 木村夏樹といえばロックですが、放送中にみくもさんが言及したようにスピッツってロックなのか?と思った人も多いと思います。サブコメントにかなり長文で解説を書いた記憶がありますが、完全再現はできないのでなんとなくで解説します。

 スピッツのメンバーは全員パンクバンド出身でした(ギターの三輪さんの風貌やベースの田村さんのライブパフォーマンスなんかをみるとパンクの名残を感じられると思います)。ところが、THE BLUE HEARTSにやりたいことを全部やられてしまったと感じ、音楽を諦めてただのブルーハーツのファンになろうかと迷ったそうです。実際にスピッツの前身となるバンドも解散しています。

 その後、スピッツを結成してもしばらくはパンクバンドとして活動していましたが、どうやってもブルーハーツの二番煎じになってしまい、苦悩の末にエレキギターアコースティックギターに持ち替える決断をします。ここから誰もが知る「ロビンソン」や「チェリー」といった名曲が世に出されることになるのです。

 一方夏樹も、ロックンローラーとしては中々評価されてこなかったと取れる描写がところどころでされています(空想探査計画イベントコミュなど)。現在の彼女はロックアイドルとしてロックに携わってはいるものの、肩書きはロックンローラーではなくてアイドルであり、彼女が当初思い描いていた歌手像とは違うものだと思います。

 落ちこぼれロックンローラーの成れの果てとしてアイドルになった夏樹は、もしかしたら現状に納得行ってないんじゃないかと不安になるプロデューサーの気持ちを考えた選曲です。

 歌詞中の「アンドロジナス」を調べてみると、wikipediaには「既存の典型的な男らしさや女らしさに当てはまらず、それらの両方の特徴を混ぜ合わせて併せ持っていたり、そのどちらでもなかったり、その間の特徴を持っていたりすること」とあります。これはパンクへの一種のコンプレックスに対するスピッツの答えな気がしています。つまり「パンクバンドとしてはあまり評価されなかったけど、俺らってパンクだけじゃないから別にいいじゃん?」ってことだと思います。そのくせ「でもやっぱパンクが一番好きなんだよね」と言いたげなところが面白いところではありますが。

 夏樹も似ていると思います。夏樹の活躍を見る限り、アイドルの仕事を不満に思うでもなく、楽しんでやっているように見えます。大好きなロックができて、ロックとは全然関係ない仕事もできるアイドルを夏樹が天職だと思っているとしたら、冒頭のプロデューサーの心配なんてものは失礼極まりないわけですね。

 歌詞の最後の「君と育てるつもり」は本来はファンに向けたメッセージだと思うんですが、アイドルのイメソンとして考えるとプロデューサーに向けた言葉だと思えるのも面白いですね。

 ところで、「最初ガーンとなったあのメモリーに今も温められてる」って凄い「ティンと来た」じゃないですか?

 

 

 

ロック・ミュージックで選ぶアイドルイメソン生 DISC2(#ろくます)

 ロック縛りのイメソン企画第2弾。第1弾開催時はイメソン企画自体を知らなかったので未参加。悔やまれます。

 ちょうどこの放送日に静岡愛知旅行に出掛けており、旅先のホテルでニコ生を見ていたのが印象深いです。

 

アイドル:GIRLS BE NEXT STEP

曲:光となって/さよならレイニードロップ

先読みコメント:自分達と、この曲を聴いている全ての悩める人へのメッセージ。

後読みコメント:私たちも、あなたたちも、もう「一人じゃないから」

ブコメント:youtube再生回数2.1万回(9月6日時点)の曲です。聴いたことある人何人いるかな?

備考:気が向いたら歌割り作ります。

 

 歌割を作った画像は消してしまったので残ってないです。

 この曲はかなり自分の色を出したつもりで、そもそも原曲自体の知名度が高くないし、ただの推しバンド布教のために投稿したものなので、まあ箸休めくらいに流してくれればと思ったらかなり後半に持ってきてもらって、そこそこいい反応もいただいて、自分が一番驚いてました。

 「光となって」は、さよならレイニードロップの前身であるモノガタリというバンドのことを知っているとより深い理解ができると思っていて、放送でも触れられていますが、この曲は活動再開1発目の曲なんです。で、その活動休止となった原因というのが、ギターボーカルのオタ(モノガタリ時代はサイタ名義)の借金&逮捕なんです。借金に関しては本人にはどうしようもない仕方のない事情があるんですが、逮捕に関しては、まあ警察のお世話になるということはそれなりに証拠があることなんでしょう。個人的な疑問点はあるんですが被害者のいる話なのでここでは触れないこととします。

 時系列としては、「サイタ借金告白で活動休止→他メンバーだけで活動するも限界を感じ、バンドメンバーが借金の一部を肩代わりしてサイタを復帰させる→サイタ逮捕→示談→復帰&バンド、個人個人の改名」となります。

 モノガタリ時代のyoutubeチャンネル「サイタくん劇場」はチャンネル登録者数が数十万人、動画一つ一つの再生回数も毎回数万は越えている中堅チャンネルでした(下ネタ企画が多かったため収益としては多くなかったようです) 。そこまで築き上げた地位を一回更地にしてゼロから始めるって決意と、すべての原因はサイタ(オタ)にあるのに、彼を見捨てないメンバーってすごいなとつくづく思うんです。だからこそ「またここから始めよう」「一人じゃないから」というオタの歌詞が響くものになると思うんです。

 GBNSの4人もそれぞれの過去に一種の闇を抱えていて、それが芸能活動にも影響が出てしまっていた子たちだと思うんですが、そんな4人が一つになることで前に進むことが出来るようになった、というのが公式の話で、じゃあその次は?と思ったときに、この子たちは自分と同じ境遇にある人達へのメッセージを歌いたいと思うんじゃないかなと思います。特に関裕美。

 GBNSの背景を知らない多くの人たちは「小娘ごときが分かったようなこと言うな」と思いそうですが、それでもこの歌詞は悩める人の頭の中の辞書の片隅に残るだけのパワーがあると思っていて、卑屈になってしまっている人が少しの時間でも素直になれている間にその歌詞を思い出して、そうすることで救われる生き方があるんじゃないかなと思っています。

 

 

 

BUMP OF CHICKEN楽曲で選ぶアイドルイメソン生(#ばんます)

 この回は破壊力抜群のイメソンを量産することからイメソン界隈では「禁止カード」と呼ばれるバンプで縛った企画。感情の揺れ動き方で言ったら過去一でした。

 普段声出ししてないのに振り返り生に参加してしまうくらいには楽しませてもらいました。

 

アイドル:水木聖來

曲:sailing day

先読みコメント:すでに社会に出ている23歳の女性をアイドルにスカウトするとき、何て言って声をかけるか。私としては「あなたのここが魅力的だ」「年齢なんて関係ない」なんて言って理屈で説得するのが得策だと思う。ところが残念なことに「彼」はバカだ。だから、「彼ら」の物語は理屈なんてカケラもないこの一言から始まる。

後読みコメント:こんな誘いに乗ってしまう彼女も相当のバカだ。でも、こんな言葉がある。「バカと天才は紙一重」ってね。

ブコメント:水木聖來デレステコミュ1が発想元。23歳社会人、休日にダンスをしているだけの素人で、ステージの予定もない。そんな平々凡々な女性をうまく行くかどうかも分からないアイドルに誘うのだから、どうしたら勝算があるかの具体的なビジョンを伝えなきゃいけない。はずなのにかける言葉は「ステージに立ちたい?」のみ。理屈なんか関係ないメンタルに訴えかけるだけの説得なんて、下手な詐欺か宗教勧誘と思われたって仕方ない。そんな低レベルな口車にホイホイ乗ってしまう彼女は愚かなドリーマーだと思うわけです。バカな彼女は夜明けを待てないし、嵐の中でも帆を張って踊り続ける。俺も、そんな彼女に恥じないバカでありたい。

 

 この曲を投稿するときの投稿者名が「てぃむ”P”」となっていました。これまでのイメソン企画では一貫して「てぃむ」でしたので、以下で解説。

 まず、大前提として俺は自分が水木聖來をプロデュースするに値する人間だと思っていません。俺には頭でっかちな面がよくあると感じていて、恐らく自分が聖來をスカウトする立場だったら、先読みにあるように理屈を重視して「君のダンスのここが素晴らしい」とかそんなことを言ってしまっていると思います。

 これはあの時の不安定な聖來に必要な言葉だったかと言われると、そうではないと思います。コミュ1の聖來は、ダンスを諦める理由を突き付けて欲しいと願っているというのが自分の解釈なので、ここでどんなに理屈で説得しても「でも、アイドルなんて上手く行くか分からないし」とか、「でも、実力があっても成功しない人はたくさんいるし」なんて言って断るはずです。

 でも、作中のプロデューサーは「ステージに立ちたい?」と言った。ステージに立ちたいかどうかなんて答えは一つしかあり得なくて、でもそれは将来の見えないアイドルの世界に足を踏み入れる根拠としては「理屈上」不十分すぎる。でも、聖來はアイドルになった。ダンスをやめるための「理屈」を欲しがっていた聖來に対して、理屈で説得しても確実に失敗する。だからダンスを続けたいという「感情」を思い出させるために精神論を持ち出すんです。

 あの男はバカなので考え無しに精神論使ってるんでしょうが、ガチガチの理屈大好きマンがあのコミュを解釈するとこのようになります。

 そう、俺は理屈大好きマンなので、コミュ1の時点で聖來のスカウトに失敗するどころか、聖來から本気のダンスを奪ってしまいかねないことを言ってしまう人種なんです。よしんばうまくスカウトできたとして、ブロードウェイなんかに連れていけない。まずは地下で修行して、少しずつ大きなライブハウスへ、ドームへとステップアップさせる無難な道を選択させたでしょうが、彼女は23歳で時間は長く残ってません。時間切れになるまでの間に、彼女が思い描くようなスーパースターにさせてあげられるかは甚だ疑問です。

 だからこそ、最初に言ったように俺は水木聖來のプロデューサーではないと思うんですが、アイマスってのは酷い世界で、好きなキャラクターのことは「担当」って言うんですね。つまり自分はその子の担当プロデューサーになるわけです。ならば、自分も、もっとバカになってモーレツ精神論者を見習わないといけないな、と思うので、あえて”P”と名前に付けた次第です。

 実はばんますが放送されている日に俺は23歳の誕生日を迎えていて、聖來と同い年になったこのタイミングで聖來投稿をしていた自分を最大限褒めてあげたいと思います。

 

 

 

オールジャンル楽曲で選ぶアイドルイメソン生2nd(#おるます)

 なんでもありのお祭り第2回。年末ということで俺個人としては忙しいのもあって半分以上タイムシフトで見たんですが、相変わらず楽しませてもらいました。3rdも楽しみだね。

 

アイドル:あなたの担当アイドル

曲:アイドルばかり聴かないで/Negicco

先読みコメント:いやー、アイドルマスターって凄い楽しいゲームだよね! アイマスは人生! これからもアイマスですよアイマス

ブコメント:最後の「じゃあNegiccoにしてね」の部分を任意のアイドルないしユニットにしてみましょう。

備考:俺は道明寺歌鈴にします。

 

 はい。やってやりました。ここまでイメソン企画に参加してきて、俺の投稿は比較的エモ系の投稿が多かったんですが、こっちがにやにやしちゃうような投稿をされている方も多くて、「俺もそんな感じのやりたい!」って思ったので今回やってみました。

 実在のアイドルの曲はイメソン企画のレギュレーション違反になっている印象があったので(事実がどうかは知らん)、おるますなら大丈夫やろ!と思ってこのタイミング。イメソン界隈にも少しずつ俺の存在が認知されて始めたかなと思い始めた頃だったので、今までの投稿の傾向からして恐らく不意をつけるんじゃないかと思ったのもあります。

 イメソン企画の流れとして、投稿者名→アイドル名→先読みコメント→曲名→曲→後読みコメントの順に紹介されるので、アイドル名まででエモーショナル爆弾かと思わせて、先読みで違和感持たせて、曲が流れているときに歌詞を読ませて背後からハンマーで殴る構成がおもしろいんじゃないかと思いました。1曲目で紹介されたらいいなあと思ってたので、主催のタックさんが完璧に意図を汲んでくれました。ありがとうございます。

 あと、補足として、Negiccoの音楽プロデューサーをしているconnieさんは、元々ただのNegiccoファンで、かつ現在も普通にサラリーマンとして働く兼業プロデューサーです。めちゃめちゃアイドルマスターだと思いませんか?

 

 

 

 ということで全5企画に参加しました。ボーカロイド縛りの企画が一番頻繁に行われてるみたいですが、あまりに知識がないのと、「歌い手」の文化を食わず嫌いしているのもあって参加は見送っています。

 来年はいくつ企画が実施されるか分かりませんが、とりあえずネタのストックは無限に湧いてくるので、いけるやつには全参加するくらいの気持ちで行こうと思います。スピッツオンリーとかないかな~?

 ということで今回はここまで。ではまた。

大宮アルディージャシーズン採点2022

 採点始めてもう何年目だって話なので御託はなしにしてさっさと本題に行くよ

 採点対象とスタッツは下記リンクを参考。(大宮アルディージャ 2022 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB (football-lab.jp)

 

GK

上田智輝 2試合112分 5.0点

不運な一年。元々2ndキーパーの立ち位置として、年齢が懸念される南のバックアップを期待していたが本人が怪我をしてしまった。

 

南雄太 15試合1294分 5.5点

味方のふざけたパスのせいでキャリアを終わらせかねない怪我を負ってしまった。本当に忍びないが、正キーパーが15試合では及第点は出せない。車を運転できるくらいには回復しているようなのは救い。

 

志村滉 26試合2261分 7.5点

南、上田の怪我を受け緊急補強。加入当初は2ndキーパーとしてキャリアを積んできたであろう経歴を勝手に不安視していたが、見事に裏切ってくれた。序盤戦は味方との連携に多少手こずった印象があるが、時間が経つにつれ安定感を増した。緊急補強と言えば後述の2人が脚光を浴びがちだが、影の残留の立役者。

 

若林学歩 1試合90分 6.0点

まさか本人も1年目からここまでベンチ入りでき、あまつさえデビューまでするとは思わなかったであろう。出場した試合では多くの課題を抱えたが、全国的には無名のサッカー部から1年目でその経験を出来たこと自体がまずは収穫。今後に期待。

 

 

 

DF

岡庭愁人 14試合1199分 8.5点

固定できなかった右サイドバックの緊急補強として冬に加入。熱いハートと運動量で絶対的な主力となった。カットインしたい柴山との相性も抜群で、相手左サイドは相当手を焼いたに違いない。目の前での「寝ても大宮」に涙したその姿は多くの大宮サポの心を鷲掴みにした。

 

山田将之 9試合546分 4.5点

相馬監督とは町田時代に共闘したこともあってか、就任直後の試合ではスタメンに名を連ねたものの以降は沈黙。元々が高木監督時代のWBとしての活躍によって完全移籍したので、4バック移行後に苦労するのは当然というべきか。

 

田代真一 15試合651分 6.0点

主に試合を締めるクローザーとして出場。1点リードからの田代投入は言ってしまえば勝ちパターンの一つだった。ただ、後述の某CBを俺が極端に嫌いなために、主力としての活躍がもっと見たかった。一番気持ちの見える選手だったので契約満了は少し惜しい。

 

新里亮 39試合3042分 2.0点

スピードはなく、統率力もなく、ボールの落下地点には入れず、ショートパスは高確率で1メートルずらし、パワープレーで前線に上がっても普通にはじき返され、クロス対応ではボールウォッチャーになり誰とも競らずに届かないジャンプをする。そのせいで袴田が一人で2人を相手にする必要が生まれ、小野が猛ダッシュで戻らされる羽目になる。ご自慢のロングフィードもシーズン通して点に繋がったのはせいぜい3点くらい。その前に何失点に絡んでるんですかって話。

 

茂木力也 33試合2416分 5.5点

馬渡移籍の穴埋めとしての新加入。比較するには相手が悪すぎた感は否めない。一人で状況を打開するタイプではないため分かりにくいが、試行錯誤の中で努力の跡は見えた。悪い選手ではないために、適切な役割を与えたいところ。

 

西村慧祐 27試合2244分 5.5点

俺がユニフォームを買った西村慧祐は30試合も出られないような中途半端な選手じゃない。怪我だかなんだか知らないが(本当に何も知らない。情報あったら教えてください)、もっと試合に出るべきだし、それだけの実力はある選手。もったいないの一言。来季も移籍しないよな?

 

袴田裕太郎 14試合1260分 9.0点

完璧。世にいう「左利きCB」の重要性を肌で感じた。ボールの流れ方と人の立ち位置が袴田が入ることで大きく変わった。もちろん守備も安定していて、気持ちのこもったプレーとともに見事に守備陣を統率した。さらにはセットプレーでの得点を始め「盾で殴る」という言葉がよく似合う。いいから黙って大宮に土地を買え。

 

吉永昇偉 11試合324分 6.0点

WBで開花した選手なので、チームに適応できるか不安だった。実際、サイドバックで出場した際は守備強度で後れを取ることがままあり、厳しい状況だったと言える。元々前線の選手だったこともあり、サイドハーフでの出場もあったが特筆する活躍はなし。あまりいい評価は下せないと思っていたところの山口戦でのCFでの出場は大きな可能性を感じた。期待感がものすごかったのでそれだけで及第点あげちゃう。

 

貫真郷 2試合180分 6.0点

サイドバックが手薄な陣容だったためもう少し出番が来るかと思っていたが、悠長に育成している場合じゃなくなったために岡庭加入後はベンチ入りもままならず。高いサイドバックとしての価値は他の選手にないものなので、今後もそれを活かしたプレーを見たい。あとロングスローは見事。

 

 

 

MF

大橋尚志 19試合1196分 4.0点

霜田監督時代のボールを持つスタイルでは、パス出しの判断が遅く前線の選手が無駄走りばかりやらされているような印象を受けた。本来の持ち味である守備面を重視する相馬監督に変わった時はもう少し重宝されるかと思ったが、反対にベンチ入りすらしなくなった。

 

三門雄大 13試合790分 6.0点

移籍をする判断は尊重する。情報追っかけてないけど元気でやってるかい? 毎年毎年三門に甘えて舐めた守備しかできなかったチームからの脱却としては、ある種荒療治だったといえるかもしれない。

 

菊地俊介 27試合1528分 7.0点

この人の本職は中盤なんだと思い出させられた。もちろんCFとしても富山とのコンビは一番守備が安定したが、ボランチを栗本と組んだ時の守備強度はピカイチだった。少々危険なタックルをすることもありひやひやすることもあるが、浮上のきっかけを手繰り寄せた。

 

奥抜侃志 19試合1086分 6.5点

移籍すると知って大急ぎで特製ユニフォーム買いました。グールニクザブジェは苦戦してるけど奥抜は結構頑張ってるよ。少しずつかつてのイケイケ奥抜が帰ってきた矢先の移籍だったので応援するっきゃねえ。ガッツリ主力だったのでちょっと不安だったけど、案外なんとかなっちゃったね。

 

武田英寿 31試合1402分 5.0点

良くも悪くも頑固なプレーヤーに感じた。自分のやり方を崩さないというか。結果を出せればそれでもいいんだろうけど、Jリーグでノーゴール2アシストで王様扱いはできませんよ?

 

大山啓輔 24試合1047分 6.0分

気迫が増したように思える。霜田体制のアンカーでは最適解のように思えたものの継続しなかったのは何故なのか。本人の談にもある通り、スピードやテクニックでは他の選手に劣る中で、アカデミー出身の最年長として絶対に負けてはならない「気持ち」の部分は示せたのではないか。来季こそ絶対的な主力としての活躍を期待。

 

矢島慎也 38試合2650分 6.5点

霜田監督時代のインサイドハーフではこの上ない可能性を示した。が、時間が経つにつれ守備面での不安が見え始めた。キャプテンとしてチームを引っ張ってくれたし、良いシーンもたくさんあったから難しいけど、守備を重視したい俺としては少々辛めに点数を付けさせていただく。

 

栗本広輝 21試合1771分 7.5点

JFL上がりだからあんまり期待はしないで応援するつもりだったが、当時の俺は俺がぶん殴っておきました。ありがとう、あなたはJ1クラスです。走力とポジショニング感覚に優れ、いてほしい場所にいてほしいタイミングで走り込んでくれた。今季中盤戦以降のチームの要。

 

小島幹敏 33試合2294分 6.5点

昨季に引き続き、守備面での成長が著しい1年に。相馬監督になって2か月後あたりからベンチ外が続き、やはり守備面が不安視されたのかと思ったが、全くそんなことはなかった。これまでの攻撃センスはそのままに守備でも体を張って走れる選手になった。まだポジショニングが定まらず栗本のお世話になることもしばしばあるが、そこは伸びしろとして評価したい。期待も込めて辛めの採点。

 

三幸秀稔 9試合440分 3.5点

監督交代によって運命が狂った。走力と守備強度が求められる相馬サッカーの中盤において、必要な能力のすべてに欠いた。シーズン後半に向けて徐々にベンチ入りの回数も増えたが印象的な働きは出来ず、他の選手の怪我やコンディション不良での消去法で選ばれたのかなと思ってしまうような残念さだった。

 

高柳郁弥 1試合28分 6.0点

「おっ!」と思った人も多いのではないか。短い時間の中で勝利に向けて全力で自分の強みを発揮する姿勢は非常に好感。来季から正式にトップチーム登録とのことで、また一人非常に楽しみな選手が現れた。

 

泉澤仁 16試合479分 5.0点

前に大宮に所属していた時期を詳しく知らないが、個人的には正直期待外れだった。ドリブルで相手を剥がした回数で勝敗が決まるわけではない。1ゴール0アシストは前線の選手としてどうなのか。「上手いけど怖くない」大宮の典型的な選手に感じた。

 

小野雅史 38試合3243分 8.0点

チームMVP。人数過多だったユース出身の攻撃陣とのポジション争いをするでもなく、サイドバックとして新境地を開拓。怪我さえなければほぼ全試合フル出場で、参考資料のスタッツを見ても、攻撃、パス、クロス、パスレシーブ、奪取、守備がリーグ全体の2桁順位。チーム内でも10項目のうちシュートとセーブ以外の8項目でトップテンに入り、攻撃、パス、奪取では1位。前半戦は慣れないポジションに苦戦する節も見られたが、試合を重ねるごとに安定感が増し、今となっては本職顔負けといっていいレベルではないか。

 

柴山昌也 35試合2462分 7.5点

いつ世界に出しても恥ずかしくない。ドリブルはもちろん、視野の広さ、パスセンス、走力、守備意識すべてが一級品。本人の努力ではどうしようもないフィジカル以外は必ずJ1でも通用する。チームで産んだゴールの24%近くに直接関与しており、「怖い」選手となった。この選手の流出をいつまで止められるかで今後の大宮の数年間が決まってしまう予感さえ感じる。

 

 

 

FW

河田篤秀 40試合2212分 5.5点

チーム最多出場数ではあるが、後半戦に向けて大きく調子を落とす。1stディフェンダーとしての働きを重視する相馬サッカーで最後まで得点パターンを見出せなかった。戦術に不適合なのは明らかで、「河田がいないと点が取れない」霜田監督期が嘘であるかのように「河田が入ると点が取れない」チームになった。守備も一人で突っ走って連動に欠く面があり、いい印象は最後まで出せず。来季の契約について本人も思うところはありそうだが、俺としては是非とも残って欲しい。

 

高田颯也 14試合344分 4.5点

開幕前の期待感とは裏腹な結果になった。ドリブル以外の強みが見えず、困った時のジョーカーとしてしか使いようが無いように思える。実際スタメンでの出場は3試合のみで、得点もアシストもなし。来季も化けられなかったらそろそろ嫌いになっちゃいそうだから早く主力になって欲しい。

 

矢島輝一 7試合129分 5.5点

怪我が思った以上に長引いた分、短い期間で1年分の活躍が見たいところだったが、現実は甘くなかった。フィジカル面については互角以上に戦えていたが、結局FWは数字には反論できないので0ゴール0アシストは残念。ポストプレーに強みがある自覚が強すぎて自分で打てるシーンもあったのでは?と感じるシーンもいくつか。「飛び道具」としての起用は計算が立つが、果たして来季の契約はどうなるのか気になる。

 

中野誠也 22試合1092分 7.0点

90分あたりの得点数がチームトップ。中盤戦で苦しんだものの後半戦に富山と2トップを組むと一気に得点を量産。尋常ではない走力で守備に裏抜けに起点にと奔走し、毎試合のヒートマップがとんでもないことになっていた。得点期待値2.764に対して実得点6は、カウンターチームのスタッツとしては非常に頼もしい。

 

富山貴光 32試合1369分 7.5点

前述の中野同様、得点期待値に対する実得点が2倍以上あり、非常に頼もしい。やはり守備のセンスは圧巻で、嵌めに行く、牽制にとどめる、中を切る等々状況に応じて前からの守備を統率した。キャプテンとして闘志むき出しで全力疾走し、途中出場ながら試合終了後ピッチに倒れ込んだ横浜FC戦だったかが非常に印象的。31才にしてキャリアハイの得点数で大宮歴代得点ランキングでも8位に浮上し、もはや立派なレジェンドである。

 

室井彗佑 1試合15分 6.0点

短い時間の中で訪れた決定機を逃してしまい、本人も非常に悔しそうだったが、来季どのような扱いになるのかが気になる。どんな強みがあるのだろうか、まだ分からないので何とも言えないというのが正直なところ。

 

山﨑倫 7試合384分 6.5点

上々のプロ1年目と言っていいのではないか。終盤戦にベンチ入りのチャンスをつかむと、その後3試合目からはスタメンでプレー。守備の難しさは多少感じているように見えたが小野の指示で大きなピンチを生んでしまったような印象は少ない。アカデミーの先輩に当てはめるなら黒川が近いように感じる。直接得点に絡むことは少なかったが、また楽しみな選手が出てきたな、という感じ。来季の爆発に期待。

 

 

総括

 昨季、霜田監督の手腕によるところのメンタル改善によって見事残留を果たしたわけだが、「やるしかない」という気持ちはそう長くは続かないのは当たり前であって、開幕当初からこういう結果になる気配を感じていた人も一定数いたのではないか。

 

 開幕前から言われていた守備陣の心もとなさについては、やはり予想通りといったところで、夏の移籍で袴田と岡庭を取れなかった世界線を考えるとぞっとする。一方で、小野をサイドバックにコンバートするアイデア、南、上田と不運な形で離脱が続いたGK陣を迅速に志村で補った点、栗本の発掘、若い攻撃陣の覚醒・台頭、奥抜の海外挑戦と評価すべき部分もあるのは確か。

 

 自分としては霜田監督への感謝と信頼をこめて常に擁護派、続投派であったが、霜田監督期後期、最大の持ち味であるド迫力攻撃を捨ててドン引きカウンター&ウノゼロ狙いのチームになってからは霜田監督を続投する意義を感じなくなった。恐らくあのあたりから解任宣告はされていたのではないか。相馬監督に代わってからは徐々に守備が明確化。監督交代でチャンスをつかむ選手がいれば、出番を失う選手がいるのは当然の話で、西村、三幸、河田あたりは苦しんだ印象。西村は全然フィットする気がするので、何かアクシデントがあったということにしておきたい。

 

 相馬体制に変わってからは、一方のサイドによって密集地帯で戦う戦術を取るようになり、必然的に反対サイドに振られた時は相手に運ばれることも多く、特にクロス対応には課題を残した。前線の選手としては、守備に走れることを重視したメンバー構成に変わり、上手く追い込んでから中盤で引っかけてのショートカウンターがメインウェポンに。最終ラインのロングボールからの得点もあり、「一撃でゴールを奪う」シーンが多くなった。全体的に走れる選手じゃなきゃお話にならない戦術のため、静的なポジショニングの選手は契約満了を覚悟しておくべきか。

 

 来季のポイントとしては、ここ数年J2下位に沈んでいる中で、目標をどこに設定するのか。正直、口だけで昇格と言われても信頼しきれない点は否めない。誰と契約を延長して、誰を連れてくるか、ここにクラブの姿勢を見出したい。

 まず、柴山、栗本、小野の契約延長は義務と言っていい。J1やJ2上位から伸びる触手にNoを突き付ける覚悟を見せて欲しい。レンタルで途中加入した袴田、岡庭、志村の動向についても気になるところで、特に袴田は所属元の問題があるので流動的な移籍期間になりそう。

 

 また、2種登録で若い選手を多くトップチーム登録しており、さらに来季からは鈴木、高柳、室井が正式にトップチームの一員となる。明らかに人数が多いので一定数の流出が想定される。ベテランと若手のバランス含め、目標を達成できる陣容を整えてほしい。

 

 真面目に総括してみたものの、柄ではないので最後は来季の願望しかない布陣を予想しておいて締めます。新加入選手については、他のチームのことを全く知らないので特定の名前は出さないこととします。

 

キーパーは迷ったけど南が1stで。志村と状況によって使い分けてもいいかも。

CBは袴田西村のペア。控えには20代後半から30代前半くらいの新加入選手を期待。

SBは右に岡庭、左に小野。控えに大卒ルーキー鈴木と、前線での起用を前提としつつ状況によっては吉永も対応可能。

中盤は栗本小島で固めて、控えに大山菊地の盤石な体勢で。消耗が激しく、負けている状況では交代枠がもったいないため、走力があって複数ポジションこなせることを重視。

サイドは右に柴山、左に山﨑。矢島は守備不安を見てあえて外した。念のために吉永、大山を控えに置きつつ、両サイドの選手はできるだけ引っ張って長い時間使いたい。

最前線は富山中野のコンビ。吉永の主戦場はここ。ウイングバックとして磨いた守備技術で河田の守備不安を補う活躍を期待。

 

画像に入れられなかった選手では、貫と矢島慎也は必要な駒だと思うし、高柳と室井の大卒コンビも1年目からどんどん使ってみてほしい。茂木もあと1年我慢して使ってみるだけの価値はあると思う。

近況報告

 はい。東海オンエアのせいで最近正しい証拠を出せおじさんにハマってしまった[生き遅れ陰キャ]てぃむです。

 つい先日のローマ選手紹介の記事が想像以上の伸び具合を見せてしまったので、味を占めて久しぶりの短スパン投稿をしているわけです。

 

 ここでなんで近況報告しようかと思ったかと言いますと、これもやっぱりローマが関わってくるんですね。

 「@timp_domyo」時代からのフォロワーならご存じ、てぃむ転生事件が起きる前のフォロワー数を先日越えたんです。ただ、フォロワーの層が前垢時代はアイマスPが大半だったのに対して、今はロマニスタまたはセリエA界隈の方が多くなっている状況です。

 まあそれは当然といえばそうで、今自分のツイート見返すとローマのことばっか喋ってるんですよ。あまりの煩さにアイマスPからもミュートされてるんだろうなっていうのは結構感じてますし。

 俺はロマニスタと仲良くなりたいとはさらさら思ってないんですね。単に仲良くなることに興味がないというか。リプ飛ばされても適当に返すかいいね押して終わりとかにしてますし。

 自分がツイッター始めたのはアイマスがきっかけだし、前垢でつながった縁を転生した時に捨てないでまた繋いでくれたその善意には感謝しかないわけです。要するに俺はアイマス界隈が好きだ。

 というわけで、前置きは長くなりましたけど、この記事はフォロワーのアイマスPに対する「今俺はこんなことをしているよ」っていう報告であって、最近フォローしてくれたロマニスタ諸氏には一切関係ないことなのでブラウザバックを推奨するよ。こっから先ローマの話は一切ないからね。

 

 まずはここ数か月、自分でもツイート数が減ってるなあと感じているんですが、皆さんどう感じてますでしょうか。「貴様のことなんざいちいち気にしてねえわ」という方が大半でしょうが、事実減ってるんです。TLもあんまり追っかけられてない。具体的にはデレステウマ娘のコラボはデレステを開いた時に初めて知ったくらい。

 なんでそんな状況になっているかというと、端的に言うとまあ就職したからっていう単純な話なんですが、この言葉だけだとちゃんと伝わらないのでもう少し詳しくお話します。

 就職したといっても、俺の勤務先はホワイト企業の極みすぎて残業なんてものは今まで1回しかしたことないんです。その1回も出先から戻る時に渋滞にハマって終業時間に間に合わなかったからっていうどうにもならんやつ。

 そんな会社なもんで、「仕事が忙しくてツイッターなんかやってる暇ないよ」ってことじゃないんです。

 最近ツイート減ってる理由の本質は、お勉強をしているからです。具体的には簿記2級。仕事の関係で資格取っておいた方が役立つし、転職したくなった時にも役立つだろうと思いまして。2級が取れたら1級も目指すつもりです。勉強といっても毎日30分くらいしかしてないんで、かなりの長期戦になるかと思います。

 ここで勘のいい人なら分かると思いますが、毎日定時上がり人間が30分勉強しているくらいで大して忙しくねえだろってことです。

 

 ここから本題なんですけど、勉強するときはExcelを使って問題解いてるので、つまり毎日パソコンを開いていることになるわけです。

 ところでみなさん、ssを書くにあたって一番難しいことはなんだと思いますか?

 「言葉が思いつかない」とか、「作文苦手」とか、そんなものは実は大したことない。一番難しいのは「パソコンを開くこと」なんですね。

 つまり俺は毎日お勉強しているおかげでssの一番難しい部分をクリアしてしまっているわけです。これはもうssの9割が完成してるといって差し支えない。

 結論を言うと、今俺は猛烈にssを書いています。遅筆界の番人をしている俺としては一日1000字がいいとこなんで全然進んでないですが、意欲とpixivを開いてウンウン唸っている時間だけはある。

 ちなみに今書いているのはREVENGEです。最終章に向けた助走の回なんで一番おもんないとこなんですが、今のところ満足できるものが書けている気がする。

 期間目標を立てたところでどうせ達成できないんで明言はしないけど、完成までどうにか持っていける勢いは今のところありそうです。

 

 とまあ、こんな感じで仕事したり勉強したりss書いたりサッカー観たりyoutube見てるとツイッターを開いてダラダラする時間がないって感じなんですね。

 仕事に関してはそろそろ繁忙期に入ろうとしていて、いくらホワイトの極み会社とはいえ多少の残業もありそうです。今よりもさらに低浮上になるかもしれないし、今以上にアイマスの話はしなくなるかもしれません。

 ただ、俺としては未だに自分のことをアイマスPだと自認しているし、ミュートされてるとしてもフォロワーはフォロワーとして大好きなんで、ツイート見かけたときは「生きてるな~」くらいに思っていただけると嬉しいです。フォロー解除すんなよ!

 

 ということで今回の報告は以上。ところでこの記事2000字あるらしいんですけど、なんでブログだとこんなに筆が踊るんでしょうか。多少はssにもそのパワーを分けて欲しいものです。ではまた。