32インチのお気持ち表明!!!!!

言いたいことを言いたいだけ叫びまくる。

ローマ旅行記1日目

 さてさて、0日目投稿直後に取り掛かっているもので、前置きは非常に面倒なのでそのまま本題に行きましょう。

 

 0日目の記事では、10時頃にフィウミチーノ空港に到着と言ってましたが、実はトラブルがあり、到着は13時頃でした。

 元々は成田→ヘルシンキ→フィウミチーノの流れだったんですが、成田を出発するのとほぼ同時刻にヘルシンキ→フィウミチーノの欠航が決まっていました。その時俺は機内モードにしていたものだからそんなことは露知らず、ヘルシンキに着いたら、「フィウミチーノ行の搭乗口はどこかな~?」とウキウキ気分で電光掲示板を見るわけですが、cancelledの文字。頭が真っ白になるというのはまさにこのことか、といった感じ。

 幸い、近くにいた係員の厳つい兄ちゃんがバカでもわかるくらい簡単な英語で丁寧に説明してくれたおかげで落ち着きを取り戻しました。

 予約したtrip.comを確認すると、ヘルシンキ→フランクフルト→フィウミチーノの便に振り替えされていて、trip.comのカスタマーセンターに連絡を取ったところ、空港の窓口で振替便のチケットを入手してくれとのことだったので、カスタマーセンター的なところに行ったんですが、早朝だったからかどこにもおらず、手荷物回収する場所で承りますとの立て看板あり。仕方ないから手荷物のところまで行って、預けた荷物はチケットの通りに輸送されるとの言質をしっかり取った上で係員にチケットを発行してもらいました。

 その後trip.comのカスタマーセンターに再度連絡して、本当に間違いなく手続きが完了したことを確認して、フランクフルトに出発します。

 

 これといったトラブルもなくフランクフルトに到着しましたが、印象は最悪になりました。ヘルシンキ→フランクフルトのターミナルと、フランクフルト→フィウミチーノのターミナルが別の場所で、ヘルシンキの厳つ優し兄ちゃんの時と同じテンションで道を聞いたら嫌な顔されながら早口の英語で捲し立てられ、結局分からず適当に歩いていたらなんとなく着いたといった感じ。小腹がすいたのでせっかくだからと売店でホットドッグを買ったはいいものの、ケチャップとマスタードはセルフサービスだったんですがその説明もなしに投げ捨てるようにホットドッグを渡されました。

 飛行機に乗った後には、俺の席にドイツ人夫妻が座っていて(通路側)、俺が個々の席だと言ってるのにドイツ語でなにやら返答してきて(大学はドイツ語選択だったので、ドイツ語っぽいことは分かる)話を聞いてくれなかったので泣く泣く窓際の席に。窓際だったからこそ景色を楽しめたし、おるたなのないとーみたいなツイートができた(https://x.com/fffff_RomRomRom/status/1897610183175500107ので結果オーライではあったものの、態度が気に食わなかった。ドイツ人はイタリアに来るなよカス。

 

 てなわけで、乗り換えが増えたこともあり、フィウミチーノ空港についたのは13時頃。そこから荷物の受け取りやら、テルミニ駅に向かう電車のチケット購入やら、地下鉄とバスの共通券の購入やらをして、テルミニ駅についたのが14時頃。テルミニ駅から30分離れた宿で17時にチェックインなので16時までのだいたい2時間のみがフリータイムになりました。

 

 テルミニ駅から一番大きいローマストアが往復1時間半くらいだったので、結局商品を見れたのは30分くらい。だいたいが日本でもネットで買えるようなものが多かったけど、トップチーム選手のサインが印字された1号球のサッカーボールは見覚えがなかったので現地限定かもしれない。ちなみにサンガレのサインも入ってました。

 

 さてさて、大急ぎでローマストアからairbnbの宿に向かい、家主に挨拶を済ませてビルバオ戦のオリンピコに向かいましたが、これに乗ったらオリンピコに行けるというバスが目の前で出発してしまい、その後40分後続バスが来ずに待ちぼうけ。この時点で恐らくどんなに頑張ってもローマローマの合唱には間に合わないだろうとあきらめていましたが、40分後に来た後続バスも規定の路線を無視して全然違う道走ってたので、恐らく何かしらトラブルがあったのかもしれません。

 で、その乗ったバスが全然違う道を走ってオリンピコからどんどん遠ざかっていくのに気が付いて、大急ぎでバスを飛び降りてダッシュオリンピコに向かうことにしました。グーグルマップによると片道45分、前半はほぼ見れないだろうと悲しみに暮れながら、人通りの少ない路地を猛ダッシュしていました。たまに人がいて追い越そうとすると、ひったくりか何かだと思われたのかかなり露骨に避けられていましたがそんなの知るかよ。

 途中でかなりバテて歩きそうになりましたが、カルスドルプをネタにし続けるためにも走ることだけはやめてはいけないという固い決意の元走り続け、なんとか前半20分頃にオリンピコに到着しました。すでにクルヴァスッドは大盛り上がりなのがスタジアム外からも聞こえてきていましたが、そんなことは関係なく、自分の入場口がどこかを探すターンが始まります。

 

 係員にチケットを見せながら"Dove devo andare?"を連呼して少しずつ自分の入場口に近づいていくと、突然ショムロドフのユニフォームを着た人に声を掛けられました。俺よりイタリア語ができないようで、スタジアムの入り方が分からなくてどうしようもなく途方に暮れていたところ、アジア人がイタリア語っぽいことを話してダッシュしているのを見かけ、着いてきたそうな。偶然チケットのエリアが同じだったので、入場口も一緒だろうと思って俺についてこい!みたいなことを行った気がするけどあんま覚えてない。俺だって自分のことで必死だったしね。彼はショムロドフのゴールを見れたのだろうか。

 

 なんとか入場できたのが前半30分頃。イタリアクオリティで通路まで立ち見客がいたため自分の席には行けず、立ち見客に混ざって観戦してました。自分の席に行けたのはハーフタイムでトイレや売店に行く流れができた時。つまりはハーフタイムには立ち見していなければ自分の席に行けなかったということで、カルスドルプ様様である。ありがとうカルスドルプ。アーセナルにボコボコにされたそうで、カラフィオーリに点決められたそうで、お前たちはどこで歯車が違えたんだろうな。俺も知りたいよ。

 

 自分の席に着いたら、ようやく落ち着いて試合を見れるわけですが、やっぱ陸上トラックはさむと全然選手認識できないね。手前側の選手は分かるからファラオーネとかアンヘリーニョは分かるんだけど、ピジッリとレンシュとチェリクとサレマとスーレは全く区別できませんでした。さすがにディバラはボールタッチ見りゃ分かる。

 来場者数は6万2000人くらいだったと思うけど、写真撮るのが間に合わなかったので間違ってるかもしれない。緩衝帯がかなり広く取られてたような印象がありました。

 俺の席はホームスタンドのクルヴァスッド寄りだったけど、ゴールシーンはどっちもクルヴァノルド側だったので、正直どういう形だったのか、だれが決めたのかは全然分からなかった。ただボールがゴールの中に入ったことだけが分かって、あとはもう大騒ぎ。アンヘリーニョの時は動画撮ることも忘れて近くの人とハイタッチを繰り返してました。やっぱ生で試合見るのっていいわとなりましたね。Jリーグに埼玉に贔屓チームがポンと現れねえかなとも思いました。

 

 さて、Xで後ほど公開するというだけ言って公開してないショムロドフのゴール直後からgrazie romaまでの動画ですが、もう少々お待ちください。エンポリ戦までにはどうにかします。

 

 最後に、帰り道について。

 スタジアム近辺はマジで怖いです。人間が横断歩道とか信号とか無視して道路を歩き回るものだから車道が麻痺して大渋滞、常にどこかでクラクションが鳴っている状態で、車も車でイライラしてるから隙間があれば人がいても容赦なく詰めてくるし、信号も無視するし、よく事故起きないなと思いました。

 そんな状態なので人間も馬鹿正直に交通ルール守ってたらいつまで経っても帰れないということで、俺はまだ膝くらいの背丈の男の子を連れたお父さんをストーキングしながら、轢かれないように塊になって道路の中を縫っていきましたとさ。

 ちなみに、ローマには深夜にもバス走っていて、日中のバスと同じ乗車券で深夜バスも乗れるので、よほど辺鄙ところに泊まっていない限りは宿に戻れると思います。が、治安はあんまよくなさそうなので手荷物には要注意。

 イタリアは暖かいとはいえ、夜は冷えますね。使わないと思ってたカイロを初日にして2枚使用してしまいました。特にバス待ちは本当に堪えた。

 

 ということで1日目の記事は終了。2日目の記事は明日書きます。ではまた。

 

--追記--

 感謝したい人が何人かいたのでちょいと追記。

オリンピコの席で俺が"Bravo!"と言ったら、「アンタ、イタリア語話せんのかよ!」って驚いたイタリア人

②俺が日本人だと分かった途端、バイクの写真見せてきて「俺のバイクは日本のやつなんだぜ!」と言ってきたイタリア人

③特に会話はなかったけど、アンヘリーニョとショムロドフのゴールした時に2回とも俺にハイタッチを求めてくれたイタリア人

④試合後の帰り道、俺が間違ったバス停に並んでることに気が付いて正しいバス停に連れて行ってくれたイタリア人

 

Grazie mille!!