1日目の記事までは持ってきたPCで書いてたんですが、まさかの変圧機能がないPCだったようで充電ができませんでした。今後何かに使う可能性も考えて今日からはスマホで書きます。書式とかちょっと違うかもしれないのと、画像の挿入が面倒なのと、URLがURLとしてしか表示されないのが不便だけどどうにか許してほしい。だってlenovoだったら海外製だし電圧は大丈夫だと思うじゃん!
というわけで早速本題に入ります。
1日目の就寝が2時過ぎだったのに対して起床は7時前。よく起きられたものです。
さてさて、そんな早起きの理由といえば、10時からスタディオオリンピコのツアーを予約してたからなんですね。
オリンピコまでは地下鉄とバスを乗り継いで1時間半くらいなんですが、前日にバスで痛い目に遭っていることもあって7時半には出発しました。
地下鉄に乗る前に近所のバールでコルネットとカップッチーノをいただいたんですが、ここのお店で、Roma RomaやGrazie Romaを歌っているAntonello Vendittiの曲がずっと流れていました。俺がピンと来たのがUnicaという曲。ロマニスタになった初期の頃、一通りヴェンディッティの曲を聴いた時に好きになって、今でもよく聴く曲なのでかなりテンション上がりました。Sciàuri -Profumi di Sicilia-というお店。中心街からは離れているけど、観光客向けじゃない分それなりに安いのでオススメです。
https://x.com/fffff_RomRomRom/status/1897904547428704545?t=CLjLB3-isqYW3Zpaf2MLDg&s=19
ちなみに今日通った時は全然違う歌手の曲が流れてたのでヴェンディッティばっかり流れてたのは偶然だったっぽい。
そんなこんなで地下鉄を乗り継いでバス停に着いたわけですが、またバスが中々来ない。前日のトラウマもあって早めに見切りをつけて徒歩に切り替えました。Googleマップを頼りに歩いていると、32インチファンなら脳汁ダラダラな景色が。
https://x.com/fffff_RomRomRom/status/1897928828455960810?t=iQn-P5-8_6PA_Mmp8RAj4g&s=19
以前当ブログで書いた、テルミニ駅からオリンピコまでをストリートビューで歩く記事に登場したレストラン。ただストリートビューで遊んでるだけだったら忘れてたであろう場所なので、やはり文章を書くということは素晴らしいな、と感じたところでもあります。
さあ無事にオリンピコに着きまして、いざオリンピコツアーが始まるわけです。具体的な内容についてはネタバレになると思うので深くは話しません。気になるんだったらローマに行って自分で見るんだな。
俺はオリンピコの奇跡でロマニスタになったので、例のウンデルのコーナーキックのアングルで写真を撮りたかったんだけど、そのエリアには入れなかった、ということだけは書いておきます。
そうそう、軽い気持ちでXに投稿したら思いの外反応が良くて困惑している投稿を一つ。
https://x.com/fffff_RomRomRom/status/1897949299742294378?t=X-j4K0RkHCxrHmUkXSOjGA&s=19
ちなみに学生時代の友達にしかフォロー許可してないインスタアカウントにも同じ写真を上げたんですが、流石に自重して指の部分は隠しました。意味が分かる人はハート送ってくれたけど、そうじゃない人は多分ドン引きしてると思います。
そんなこんなでツアーは1時間くらいで終了したんですが、その後オリンピコ内の売店を見物。ローマと知らん水色のグッズの他に、イタリア代表グッズもありました。
イタリア代表のグッズって買い時難しいし、今逃したらずっと買わないだろうなという予感があったんですが、イタリアなんかどうでもよくなる品物を発見。
少し前に公式のオンラインストアでも売られてた昔よりユニフォーム(letro collectionみたいな名前だったはず)が並んでいて、その中に一着だけトッティのネーム入りのものがありました。
トッティ引退後にロマニスタになったもので、ロマニスタのくせにトッティのグッズを1個も持っていないことがコンプレックスだった俺は飛びついて即断即決購入。サイズはMで着るにはちょっと小さいので飾る用で大事にします。
ちなみに、購買層があまりにもいないせいで日本ではほとんど見ることができない水色のユニフォームには、ちゃんと「信念・情熱」と書かれていました。
買い物も終了してお昼時、バスで移動して北川さんオススメのPizzeria da baffettoへ。お店に入ったら決まり文句の"che cosa consiglia?"(オススメはなんですか?)と言うとメニューの一番上のものとのことで、とりあえず注文。
ピザが届くのを待っていると、たまたま隣に日本人女性ペアが来店。とりあえず「日本人ですか?」と声をかけたはいいものの、持ち前の陰キャを発揮して二言三言話した後は特に会話もありませんでした。
ちなみに対応してくれたカメリエーレが腕に忍者ハットリくんのタトゥーをしてました。俺の世代にハットリくん見せられてもあんまピンと来ないのだよ。すまんな。
料理は当たり前に美味いです。食レポはできないので気になるなら自分で行って確かめよう。ちなみに、北川さんオススメと言ったけれども、地球の歩き方をよくよく読んでみるとしっかりこのお店も乗ってました。この場合地球の歩き方を讃えるべきなのか、元々知ってた北川さんを讃えるべきなのか、どっちなんでしょうか。
さてさて昼飯も済ませたところで、またバス移動でテスタッチョへ。壁画探しの旅が始まります。目的は4つ。
①モウリーニョがヴェスパに乗ってる絵
②ラニエリさんの絵
③ディバルトロメイとペッレグリーニの絵
④ついこの前描かれたマンチーニとディバラの絵
そういえば某fruits zipperオタクさんが壁画見に行ったnote書いてたな、と思ってその記事を参照したところ、モウリーニョの壁画はニュース映像からすぐに特定できるとのこと。俺もそのニュース映像を探して、一番最初にナントカ通りという看板が映ったのでそこに向かうとすんなりありました。
それから次はラニエリさんの絵。こっちは中々見つけるのに苦労したと書いてあったので俺も歩き回って探そうかと思ったんですが、一応自分でも調べてみようとモウリーニョの前でスマホポチポチ。結果、"ranieri quadra testaccio"で調べていくつか記事を読んだら、こちらもナントカ通りという名前が出てきたので一旦そこに向かう。場所としてはモウリーニョの壁画から5分くらいのところ。一発で見つかりました。総捜索時間10分もかかってないです。ラッキー!
https://x.com/fffff_RomRomRom/status/1898043650384232823?t=wiHQxbUQFAhcmNYXzcQL6w&s=19
ラニエリさんのは損傷が激しく、お隣にはパチえもんが実装。路上の絵だから仕方ないとはいえ、もう少しリスペクトしてほしいなというのが正直なところ。
一方モウリーニョの方は描かれてから数年経ってるのにまだまだ健在。頑張って修復してるんだろうなというのが感じられますね。
続いてディバルトロメイとペッレグリーニの壁画。あの絵に壮大な物語を見たので個人的にはこの絵が一番見たかった。これもスマホで調べてナントカ広場とあったのでそこに行ってみたものの中々見つからず、web記事の写真に写り込んでた標識を頼りにあたりを見渡すとそれらしいものを発見。近くに行ってみると、破壊された絵の残骸を発見しました。
https://x.com/fffff_RomRomRom/status/1898013117138739463?t=4PnMrt5hoGVX89w68k7ILA&s=19
よくよく調べると何年か前に一度破壊されていたようで、その後修復されなかったのか、した後にまた破壊されたのかは分かりませんが、とにかく現在はほとんど原型はありませんでした。かなしい。
さて、最後にマンチーニとディバラの絵を探しに行きます。これも記事によると、テスタッチョからは少し離れたオスティエンセ通りという名前があったので、しめしめと思ってそこに向かうわけですが、今までのナントカ通りとは訳が違う、めちゃめちゃ大通りに出てしまいました。日本で例えると片側2車線の国道みたいな規模で、wikipediaによると約30kmあるそう。こりゃあ虱潰しに探すのは無理だと思って聞き込みを開始。
ニュースの元になったアーティストのインスタ投稿を見せながら"conosce questa quadra?"と聞くと大体の方は親切に対応してくれたんですがあまり情報は得られず。とある方に聴いたところ、「俺は知らんけどroma club testaccio に行けば分かるかもしれないよ」とのこと。そういえばroma club testaccioのインスタに某fruits zipperオタクさんが登場していたことを思い出し、あわよくば自分も、という下心とともにもう一度テスタッチョに戻ったんですがシャッターは閉まった状態。諦めて聞き込みしながら徒歩で探すことにしました。
結論を言ってしまうと、何の成果も得られませんでした、ということでこの絵に関しては後続の探検隊にタスキを渡したいと思います。
スタート地点は地下鉄B線のピラミデ駅。そこから南西のリド・ディ・オスティアまでがオスティエンセ通りの全貌で、俺の捜索範囲はピラミデ駅から出発してマルコーニ駅までの約3km。俺の直感だと、マルコーニ駅に近付けば近付くほどなさそうな雰囲気がしてきたし、ラニエリさんの壁画と同じ人が描いているので、わざわざ生活圏外に描かないだろうという想像も込みで、比較的ラニエリさんの絵に近いピラミデ駅側じゃないかなとは思いました。
あと、「オスティエンセ通り」と記載された記事と「オスティエンセ地区」と記載された記事があって、オスティエンセ地区がどこらへんなのかの土地勘がまったくなくて分からなかったので詳しい人がいたら後進に情報提供してあげてください。
さて、結局見つからなかったのでヘトヘトになりながらマルコーニ駅から地下鉄で宿に戻るわけですが、乗り換えのテルミニ駅で本屋に立ち寄りました。最初の目当ては、コリエレ・デッロ・スポルト。壁画探しの時もタバッキを見つけたらちょっと覗いて売ってないか確認してたんですが全然見つからず、大きな本屋ならワンチャンあるかなと思ったところ、やはり売ってませんでした。
ついでに店内をうろうろ見ていると、ローマ料理のレシピの棚が。全部イタリア語なので読むのは大変ですが、日本に帰ったら作ってみようと思います。材料揃えられるのかという疑問はある。
それから、Mangaコーナーを発見。ドラゴンボールとかナルトとかの定番から東京リベンジャーズとかの最近のやつまで結構たくさん揃ってました。鬼滅の刃の英語名はデーモンスレイヤーというそうで、アイエエエ!?デーモン!?デーモンナンデ!?となってしまいました。もはやスレイヤーという単語をまともな意味で使用できるのは染岡竜吾しかいない。いや染岡も決してまともな意味では使ってないないか。
せっかくだから何か漫画も買っていこうと色々物色。俺にとっての漫画といえば少し前まではのだめカンタービレ一択だったんですが最近は1日1話無料のアプリとかでチマチマ読んでいるおかげで多少レパードは増えたところ。ということでシティーハンターの1巻(日本語版の1巻とは別。恐らく数巻分をまとめて1巻にしてる)を購入。初期のシティーハンターは実は結構シリアスな雰囲気なので、該当箇所が意外と少ないんですが「もっこり」は"mokkori"と訳されているようです。
https://x.com/fffff_RomRomRom/status/1898069898737164680?t=QNWR6E5QlU83XxEvLaeabA&s=19
ちなみにキャプテン翼もあって、それとちょっと悩んだ。
本屋での買い物を終え、ボロ雑巾くらいクタクタになって宿に着いたわけですが、夜ご飯は食べに行きたい。まだパスタ食べてなかったしね。
宿は地球の歩き方に載ってない地域にあるので完全に無情報だったんですが、徒歩圏内でそこそこ評価が高いお店を発見。
とりあえずアンティパストとプリモを注文して届いた料理がこれ。
https://x.com/fffff_RomRomRom/status/1898081533723820459?t=aLSgtJMPBEP0pKrcrtHX7w&s=19
https://x.com/fffff_RomRomRom/status/1898086633679024385?t=IAThXCu8RMU4vDvv1g_oyA&s=19
アンティパストはメニュー上はverdure(野菜)としか書いていなくて、結局なんの野菜なのか分かりませんでした。というかキノコは野菜じゃないだろう。
カチョエペペはゴリ美味かった。1回家の粉チーズで作った時は別に美味しいんだけど、胡椒で何とかしてる感があったのに対して、やはり本場はチーズの味が全然違う。シンプルなパスタなのに結構感動した。日本じゃあんまり見かけない太めの麺で(うどんくらい太い)ソースがよく絡んで、あとめっちゃ油っぽい。
イタリアのレストランは水が有料で、日本の感覚だと少し損な印象があったけど、いざ食い始めてみると全体的に味が濃くて喉乾くから数ユーロくらい全然払いますよ、となる。この日は1.5リットルくらいありそうなボトルを丸々飲み干しました。
炭水化物で血糖値も上がり、疲労もあってかなり眠かったところ、0日目と1日目のブログを書いて気絶するように就寝。おかげで1日目の記事は書こうと思ってたことが一部漏れていました。
さっき追記したので、時間があったらそっちも読んでみてくださいね。
それでは数時間後、3日目の記事で会いましょう。
感謝のコーナー
オリンピコツアーで日本語で話しかけてくれたどこかの国の人