32インチのお気持ち表明!!!!!

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21-22ローマ選手採点(直感)

 例によって思いつきではてなブログを開いています。

 

 最近は文字を書く時間がなかなか取れんでして、このブログの更新も滞っているわけでありますが、ssは空き時間を見つけて少しずつ書いております。いつ完成するんでしょうね?

 

 さて、今更ガタガタ前振りするのも面倒なので早速タイトル通りの採点に行きましょう。

 

 スタッツはtransfermarktに準拠。出場の少ない選手は適宜省きます。

 

選手/出場時間/ゴール数/アシスト数/イエローカード/レッドカード/平均勝点

なお、今季のローマの平均勝ち点は1.80だそうです。

 

Rui Patrício/4770/0/0/3/0/1.81

8.5点

加入1年目にして格の違いを見せつけた。昨季までのお笑いキーパーが泣いて逃げ出す抜群の安定感。彼の活躍がなければカンファレンスリーグの優勝もなければ、カンピオナートの順位もあと2,3は下だったかもしれない。リーグでクリーンシートは15回とトップクラスの成績。文句なし。

 

Daniel Fuzato/90/0/0/0/1/3.00

6.0点

カンファレンスリーグで1試合出場。2ndキーパーにどこまで求めるかにもよるが、1stキーパーが凄すぎた中で1試合でも出場してしっかり勝ったのは評価しても良い気がする。記憶は定かではないが、1枚もらっているレッドカードはベンチにいる時にもらっていた気がする。熱くなるのもほどほどにしような。

 

Roger Ibañez/4256/4/0/12/0/1.78

7.0点

ディフェンス陣では最長の4256分出場。件の6失点大敗時は数少ない主力としてスタメン出場していた。個人的にはその後さらに1段階成長したように感じ、未だにその才能は未知数。自慢の身体能力を活かした守備はもちろん、ドリブルで運ぶことができ、足元の技術もあることで攻撃時もいいアクセントを出していた。得点力も開花。推しの活躍が嬉しい筆者であります。

 

Gianluca Mancini/3942/1/0/21/1/1.87

5.5点

カード21枚はあまりに多すぎる。主力級のセンターバックが4人しかいないのにこうも出場停止を繰り返されてはたまらないものがある。イタリア人若手CBとしては期待したいところではあるがインテルのバストーニには水をあけられた感は否めない。もちろん活躍した試合も多く、だからこその4000分近く出ているわけだが、その程度で高評価を出すわけにはいかない。

 

Leonardo Spinazzola/151/0/0/2/0/1.75

6.0点

帰ってきてくれただけで価値がある。まだまだ6割調子くらいに見えるが、来季の完全復活を予感させる片鱗はしっかり見せており、期待が膨らむといったところ。

 

Marash Kumbulla/1801/1/0/8/0/2.11

6.5点

4番手という立ち位置自体は昨季から変わらなかったものの、明らかに向上しており、足手まといでしかなかった頃に比べれば大きく成長した。スモーリングの怪我やマンチーニの出場停止があっても、ひとまずは安心できたのは彼のおかげ。今季は甘めの採点にしたけど来季はもっと厳しくするからな。

 

Rick Karsdorp/4082/0/7/9/1/1.88

7.0点

特筆すべきはその平均勝ち点。出場時間が4000時間を超えているにも関わらずチームの平均から0.08上回るのは相当なこと。理由としては同ポジションにこれといったライバルが存在しなかったことが考えられるが、それだけカルスドルプの活躍が目覚ましかったということも出来る。各所で批判されることもあるが、個人的にはもう少し優しくしてあげてもいいと思う。

 

Matías Viña/2103/0/2/5/0/1.86

5.5点

正直期待外れではあった。4バックを想定していたのに3バックになったことで、攻撃でも守備でも誰かの下位互換になってしまった感が否めない。面白いプレーはところどころに見えたため、良い選手なのは分かったが、今のローマに必要な選手かと言われると疑問符が付く。

 

Chris Smalling/2902/4/0/0/0/1.74

7.5点

意外に平均勝ち点が伸びなかった。理由は俺が聞きたい。いくらクンブラが成長したからと言って、スモーリングがいる時の安心感といったらなかった。シンプルな体の強さはもちろん、まだ若い守備陣を上手く統率していたように見える。一体今年は何人の相手フォワードの赤ちゃんコラ写真を見たのだろうか。

 

Riccardo Calafiori/429/0/2/2/0/2.33

4.0点

リザフィックバレーのサトシの気持ちになっています。

 

Lorenzo Pellegrini/3227/14/8/7/1/1.76

9.0点

永遠の都にヨーロッパのタイトルをもたらした功績はあまりにも大きい。昨季の課題だったプレースキックは謎の急成長を遂げ、昨季に続いてキャリアハイのゴール数を更新。抽象的な表現で非常に申し訳ないが、「頼もしさ」が一層増した気がする。時にそれはスポーツにおいて最も重要な要素となることがあると思うのです。文句なしのチームMVP。

 

Jordan Veretout/3096/4/10/7/0/1.80

6.0点

どうしてもシーズン後半のコロナ感染以降の印象がよろしくない。冬のオリヴェイラ加入とムヒタリアンのポジション変更の割を食った形で退団濃厚と言われるまでになってしまった。といっても、スタッツ上は決して悪い成績ではなく、むしろ冬の補強までは欠かせない選手ではあったため、これまでの感謝も込めて最低限の及第点。

 

Bryan Cristante/3828/3/2/11/0/1.74

7.5点

この人の本職が一体どこなのかは未だに分からないけど、少なくともアンカーはその候補に入っているのは間違いない。特にカウンターが主な今季のローマにおいて、最終ラインよりも高い位置でセンターバックも経験したクリスタンテが構えているのはそれだけで威圧感を与えたのではないだろうか。

 

Sérgio Oliveira/1425/3/1/5/1/1.91

6.0点

冬に加入直後ゴールを量産したが、その後は沈静化。といっても活躍がなかったわけではなく、いいプレーも多く見せた。同じポジションを争う選手の全員の平均を取ったらオリヴェイラになりそう、という印象で、まあ、ベンチにいたら嬉しいよねくらいに思っていました。買取は無理にしなくてもいい派。

 

Ainsley Maitland-Niles/652/0/0/0/0/1.75

4.5点

カルスドルプの負担軽減を目的に冬に獲得したものの、大きな活躍は出来ず。印象としてはサイドバック「も」できる選手といった感じで、SBとしては特に大きな強みがあるようには見えなかった。中盤は選手層もプレーの幅もあったため出場時間は限られた。幸運を祈る。

 

Henrikh Mkhitaryan/3359/5/9/2/1/1.82

8.5点

今季のローマは「戦術ムヒタリアン」といって差し支えない。リーグ戦最終盤、彼の負傷がなければ順位は1つ上だったかもしれない。開幕当初は過去のモウリーニョとの確執が心配されていたが、お互い成長したのか、充実したシーズンを過ごした。充実しすぎて移籍しそうなのは勘弁してくれませんかね……? 

 

Amadou Diawara/306/0/1/0/0/2.25

3.0点

戦犯になる前に移籍することを勧める。

 

Gonzalo Villar/204/0/0/0/0/2.17

3.0点

あまりにも戦術的に合わないということでヘタフェにレンタル移籍。もう少しチャンスを与えられても良かった気がするし、それで結局放出するならオリンピック行かせてあげても良かったじゃんとも思う。あとからなら何でも言えるけどね。インスタかなんかでたまにローマに言及してくれたのは普通に嬉しい。良いやつなんだろうね。

 

Nicola Zalewski/1206/0/2/2/0/1.79

7.0点

スピナッツォーラの穴を埋めたのは、獲ってきたビーニャでも、ナイルズでも、コンバートしたファラオーネでもなく、20歳のガキだった。ボールの受け方、運び方は見事なものがあり、両利きであることで相手をさらに困らせていた。決定力や守備面ではまだ課題が残るものの、それ以上の優位性を持っており、年齢も考慮すると間違いなく逸材と言える。スピナッツォーラとのポジション争いが今から楽しみである。

 

Ebrima Darboe/229/0/1/1/0/2.00

4.0点

ブレイクした昨季とは一転、監督交代の波に乗り切れず苦難の年となった。同い年のザレフスキが後半戦に着々と株を上げる一方で出場機会は着々と減り、すっかり忘れ去られてしまった。このままチームにとどめておくにはあまりにもったいないため、どこかにレンタルで出して成長して帰ってきて欲しい。

 

Edoardo Bove/114/1/0/1/0/2.23

6.0点

仲間の活躍にベンチから喜ぶ姿が印象的。出場時間は極めて少なかったものの、13試合に出場しており、しっかりと戦力としてカウントはされていた。個人的にはペッレグリーニのように動ける選手だと思っているので、ターンオーバー的な役割としてもう少し活躍してほしかった。が、20歳がセリエA6位のチームでここまで試合に出られれば文句はないだろう。

 

Tammy Abraham/4257/27/5/11/0/1.81

8.0点

開幕当初、俺は究極的にエイブラハムのアンチだったが、そろそろ認めざるを得ないなと思っております。ゴール数はもちろんだが、フィールドプレイヤーとして最長のプレー時間でありながら怪我無くシーズンを終えたのは非常に素晴らしい。まだ「大好きな選手」と言えるほどではないが、今は別に嫌いではないです。

 

Nicoló Zaniolo/2884/8/9/13/1/1.86

5.0点

賛否両論ありそうだが、あえて酷評ばかり書かせてもらおう。倒れすぎ。周りを見なさすぎ。ファールしすぎ。この程度で「イタリアの至宝」とか片腹痛い。今ユヴェントス行ってもヴラホヴィッチとキエーザに喰われるだけだからもう1年ローマで修行しやがれクソッタレ。

 

Eldor Shomurodov/1188/5/6/2/0/1.68

5.5点

少し可哀想な扱いになってしまった。ローマ1年目は少なくとも成功とはいえないものだったが、短い時間で見せたプレーは決して悪いものばかりではなかったように思える。この移籍を失敗にしないためにも、背番号14の某チェコ代表の呪いを解いて大爆発に期待したい。

 

Borja Mayoral/249/1/1/0/0/1.73

6.0点

「結局ショムロドフ上手く行かんならマジョラルでよかったじゃんか」って思っちゃう。特に戦術的にハマらない選手ではなかったわけだし、放出するには惜しい。なにより、苦しかった昨季において2番手でもちゃんと結果出したマジョラルがここまで報われずにローマを去るなんて申し訳が立たない。私情を大いに含んだうえで及第点をプレゼント。

 

Stephan El Shaarawy/1523/7/1/2/0/1.58

5.0点

セリエAでの3ゴールはすべて後半アディショナルタイムに決めたもの(だった気がする)。さすがのスーパーサブといったところだが、そもそもファラオーネがスーパーサブでいいはずがない。現状ピッタリハマるポジションがないなかでうまく適応したのは事実でそこを評価すべきなのも分かるが、実績を考えれば妥当な点数ではないか。

 

Carles Pérez/993/3/1/2/0/1.50

5.5点

 序盤戦の調子は悪くなかったが、チーム事情的にザニオーロの復調が優先されたことでこれといった活躍はできないまま、ベンチ要員となってしまった。以前に比べ、守備意識に向上が見られたものの、肝心な得点の匂いは増す気配がなく、単にドリブルが上手い選手というだけに終始した印象。流れをぶち壊せる駒として持っていたいのは事実だが、高く売れるなら売ってもいい気がする。

 

Felix Afena-Gyan/774/2/0/4/1/1.64

6.0点

プリマヴェーラ組ながら採点対象になっていること自体が驚異的なことではあるが、肝心のプレー内容としてはジェノア戦以外に特に目立ったものは無かった。今後の成長が楽しみではあるが、来季は下位が予想されるチームかセリエBにレンタルして武者修行が妥当といったところか。


José Mourinho

8.5点

昨季散々な状態であったチームを立て直し、終盤では来季への期待も感じさせるまでにした手腕は流石の名将といったところ。永遠の都に07-08コッパイタリア以来のタイトルをもたらした。当初は懲罰などで批判的な声も多く、何を隠そう俺自身批判気味だったが、見事手のひらを返させてくれた。限られたメンバーの中で上手くやりくりしつつ、クンブラやザレフスキ、フェリックスなどの若手を育てて戦力を底上げした点も評価したい。