32インチのお気持ち表明!!!!!

言いたいことを言いたいだけ叫びまくる。

ASローマ選手紹介前編

 俺は怒っています。一旦は全試合放送を仄めかしながら実際に放送した試合は10試合中5試合。

 

 聞いてるかDAZN。あんたのことだぞ。あんたのせいで恋するローマちゃんの開幕戦が見れなかったじゃないか。

 

 しかし、怒っているだけでは世界は変わらないのである。

 

 なぜプレミアやリーガは全試合独占なのにセリエはこうも扱いが酷いのか(リーグアンさんはひとまず引っ込んどいてください)。

 

 そう、人気がないのだ。ならば人気を出すしかねえ。そのためにこの記事を書いている。

 

 というわけでサッカーには微塵も興味が無さそうな俺のフォロワーに向けてローマの選手紹介をする。

 

 ちなみに前編と書いているが後編があるとは言っていないよ。時間があれば書くかもしれんね。

 

 

 

GK編

背番号1 ルイ・パトリシオ

 ウルヴァーハンプトンからやってきたポルトガル代表キーパー。ここ数シーズン守護神不在に苦しみ続けたローマの救世主となれるか。

 EUROでは中々に悲惨だったポルトガルの守備の中で孤軍奮闘するシーンも多かった。当時はまだ加入が確定しておらず、あんまり活躍されるとウルヴスの立場が強くなって移籍金釣りあげられるんじゃないかと怖くなったけど、そこまでの影響はなく無事に獲得成功。

 プレシーズンの段階ではビッグセーブが多い反面、ビルドアップでの貢献は低い印象がある。元々そこに期待されて入ったわけじゃないからパウロペスの二の舞にはならないとは思うけど、どうなりますかね。

 33歳という年齢からして、長期スパンを見据えたいローマとしては微妙な補強じゃないかと思ってるけど、俺の批判的な予想は大体外れるので逆に期待してる。

 昨季の2ndキーパー、ミランテの男前枠の後継者としても注目である。

 

背番号87   ダニエウ・フザート

 トップチームでの出場数は限られているものの、なぜかブラジル代表歴を持つ若手ゴールキーパーで、現リヴァプールで元ローマのアリソンと比較されることもある。

 昨季までは3rdGKだったが、1番手と2番手が退団した代わりの補強がルイ・パトリシオだけだったので繰り上がり的に2ndGKに昇進。とは言いつつ地味にロマニスタの期待が厚い選手。キーパーの怪我が相次ぎ出番が回ってきた昨季終盤戦では見事な活躍で、襲いかかる第三勢力ならぬ第八勢力のサッスオーロから7位を死守。

 今季もコッパイタリアやECLである程度の出番は与えられるであろうし、年齢的にもそろそろ大爆発が欲しい。

 

 

 

DF編

背番号2  リック・カルスドルプ

 嫌われ者から一気に愛され男に大変貌した昨季。小野伸二も在籍経験のあるフェイエノールトの下部組織出身、オランダ人の攻撃的サイドバック

 2017年に鳴り物入りでローマ入りを果たすも怪我が相次ぎ、2019年にはフェイエノールトにレンタルで復帰。この当時「ローマなんてもうこりごりだ!」みたいな発言をして(後に誤解だと釈明)ロマニスタから嫌われることとなった。レンタル復帰した20-21シーズンでフォンセカ前監督のお気に入りとなり、主力に定着。この時もまだ嫌われ者で、ロマニスタは「カルスドルプ頑張ってる派」と「カルスドルプなんて認めない派」に分かれ混沌を極めていた……。

 ところがどっこい試合を重ねるごとに「認めない派」がだんまりを決め込む形に。スタミナ不足で試合後の死にそうな顔をイジられていた頃も今は昔、結局はセリエA34試合で1ゴール6アシストと大車輪の活躍。もはや鉄人である。

 いまでは「リック」と名前で呼ぶ人も多く、2025年までの長期契約も締結し、EUROのオランダ代表に呼ばれなかったことでセリエ界隈から残念がられるなどすっかり愛されキャラである。

 

背番号3 ロジェール・イバニェス

 22歳のブラジル人センターバック。ブラジルのフルミネンセからアタランタに渡るもあまり出番がなかったところを2020年にローマが買取義務付きレンタルで青田買い。これが大成功だった。ちなみにアタランタガスペリーニ監督は彼のローマでの活躍を見て放出を後悔したという。

 身長は186cmとセンターバックとしては普通の大きさで、見た目もすらっとしててあまり強そうには見えないけど驚異的な身体能力を持ち、対人守備ではかなりの強さを誇る。時々判断ミスが散見されるものの今後の成長次第ではとんでもない大器になる可能性を秘めたローマの宝物。昨季に多額の契約解除条項が盛り込まれた長期契約も締結している。どうでもいいけど俺の推し。

 SNSが大好きで、試合の宣伝をツイッターでよくやっている。これにリプや引用リツイートを送ると高確率でいいねしてくれるらしい。いいやつ。インスタはローマ関係のアカウント一切フォローしてないので知らん。

 東京オリンピックのブラジル代表に選ばれる可能性があったものの、モウリーニョ大総帥がオフが短くなることを心配して招集拒否。推しを日本で見られたかもしれないので残念極まりなかったです。

 

背番号5 マティアス・ビーニャ

 今季加入のウルグアイ代表サイドバック。アキレス腱断裂のスピナッツォーラの代役として移籍期間の始めの方から獲得濃厚と言われていたもののなぜかゴタつき、実際に加入したのは開幕2週間前。にもかかわらず開幕スタメンを掴み、そこそこのパフォーマンスをした(らしい)。プレシーズンの試合を見ると、ロングボールのトラップが巧いなあという感想を持った。

 ちなみにこれは記事を書くために見てるwikipediaでたった今初めて知ったんだけど、ナシオナル・モンテビデオ時代に2020年のさいたまシティカップで我らが大宮アルディージャNACK5で戦うために来日してたらしい。でも大宮のホームページで来日メンバー一覧見ても名前が一切見つからないので多分wikiのミス。ならここで書くなって話だよね。でもどんな選手かまだ全然分からないから書くことが無いのよ。許して。

 

背番号6 クリス・スモーリング

 マンチェスターユナイテッドでキャリアの大半を過ごしてきたイングランド代表センターバック。出身地は本初子午線でおなじみグリニッジ天文台のあるグリニッジ。そんな町で育ったからなのか、ヴィーガンのはずなのに食中毒に罹り、オフシーズン中にUFOを目撃するなど、地球人とは思えないイカれた生態を持つ謎の生物である。ちなみに名前をもじって相撲リングと言われることもある。俺は心の中で土俵って呼んでる。

 マンUで構想外になると2019年に1年のレンタルでローマに加入。大活躍を見せ主力に定着しシーズン終了後はユナイテッドに戻る。その後、「いらないユナイテッド」と「買いたいローマ」と「ローマに行きたいスモーリング」の3拍子揃っているにも関わらず移籍市場閉幕のギリギリ(確か30分前とか)まで移籍交渉が遅れた。その日は夜更かしして移籍に詳しいジャーナリストのツイッターを更新し続けた日本のロマニスタがたくさんいたとかいなかったとか。

 そんなこんなで完全移籍した昨シーズンは怪我に苦しんだこともあり本領発揮の機会が少なかったが、それでも出た試合ではさすがの安定感や危機察知能力を披露。若い選手が多いローマのセンターバックで大黒柱になることが期待される。

 

背番号13 リッカルド・カラフィオーリ

 お ま た せ

 みんな大好きカラフィオーリのお時間だよ! ローマ生まれ、ローマ育ち、下部組織出身の19歳左サイドバック。トップチームの試合に出るだけでトッティデ・ロッシの後継者と言われるエグいプレッシャーの中、ロマニスタから甘やかされてすくすくと育っている。昨季まではデ・ロッシへのあこがれから、彼の背番号16をひっくり返した61番をつけていたものの、今期からは13番に変更。16番つけてもええんやで。

 デビュー戦でネットを揺らし(VARでゴール取消)、PKも獲得するなど早速輝かしいキャリアを歩み始めたように思えるが、実はプロ契約締結後に選手生命を脅かす大怪我を負うという悲劇の過去を持つ。

 今でも怪我がちであり、同じポジションにスピナッツォーラとかいうレベチなライバルがいるのもあり安定的な活躍は出来ていないが、そんなことはどうでもよくて俺たちは招集リストにCalafioriの文字を見るたびににっこりとしてしまうのである。

 EUROでスピナッツォーラが負傷した時、素直に悲しかった反面、カラフィオーリの出番が増えるかもと少しうれしくなってしまった自分がいたことを白状します。まあビーニャ来たんですけど。

 

背番号19 ブライアン・レイノルズ

 まず最初に言っておこう。俺はレイノルズの存在をすっかり忘れていて、この部分は、記事が投稿された6日後に追記しています。そしてレイノルズに関してもなかなか面白い話題がないので短くなります。

 アメリカのダラスで台頭し、アメリカ代表にも選出されている20歳の選手。ユヴェントスと競合した中でローマが競り落とした。188cmと大柄な攻撃的サイドバックで、顔面がリヴァプールのアーノルドに似てる。

 ローマではまだ思うような活躍が出来ておらず、今季の開幕節でもベンチ外となるなど厳しい状況が続いているが、現時点で本職右サイドバックがカルスドルプ以外にレイノルズしかいないので、ターンオーバーで回ってきた出番を大事に、かつ大胆にプレーしてほしい。

 

背番号23 ジャンルカ・マンチーニ

 EUROのイタリア代表に入り損ねた25歳のセンターバック。ちなみにイタリア代表監督のロベルト・マンチーニさんとは何の血縁関係もない。

 身長は193mと大柄で、体格もがっちり系。とはいいつつ体強いだけではなくインターセプトを始めクレバーなプレーも得意で、さらにはやれと言われれば守備的ミッドフィルダーも出来る足元の技術とユーティリティーを持つ化け物。押し込んだ時は体格を生かしたゴリゴリドリブルで前線に飛び出すこともある。

 セットプレーでの得点力も高い。しかも体格を生かして当てるだけでなく駆け引きに勝った上でネットを揺らす。特筆すべきセットプレーキッカーのいないローマにとって、困った時はマンチーニに蹴りこんどけば何とかしてくれる感は間違いなくある。

 ただし、演技が尋常じゃないレベルで下手。痛がる演技が全く痛そうじゃない。クラブ公式ツイッターでのユニフォーム宣伝でも何とも言えない顔をしている。神様も完璧超人は作らないようにしているのがよく分かりますね。

 

背番号24 マラシュ・クンブラ

 エラス・ヴェローナで台頭し、2020年にインテルとの競合に競り勝って鳴り物入りで加入した21歳のアルバニア人センターバック

 しかし昨シーズンは構想内のCBとしては最下位の序列であり、期待値に見合う活躍が出来たとは言い難い結果となった。彼の付ける背番号24は、以前はローマ生まれローマ育ちのカピタン、フロレンツィが付けていた番号であるため、その番号に見合うだけの活躍をしてほしいところ。

 監督が変わった今シーズンも序列の変化はあまりないように感じられる上、今季は4バックになり、スタメンの枠が減るのでより厳しい環境に置かれることになるが、まだ若いのでじっくりと成長して欲しい。

 クンブラに関してはあんまりネタ的要素が聞こえてこないのでちょっと残念(アンテナ張れてない説は大いにある)。

 

背番号37 レオナルド・スピナッツォーラ

 EUROで大活躍を果たし、イタリア代表の躍進に貢献したサイドバック。大会ベストイレブンにも選出されている。

 普段セリエA見てない人達がスピナッツォーラのヤバさに愕然としている中、一般通過ロマニスタの俺は「スピナッツォーラならこれぐらいできて当然でしょ」的なしたり顔をしていた。多分他のロマニスタも同じような顔になってたと思う。

  長い間ユヴェントス保有権を持っていたもののトップチームでの出番がなかなかなく、レンタル移籍を繰り返してきた実は苦労人タイプ。ニカーッ!って音が聞こえてきそうな笑顔が素敵。ただし出っ歯。顔も長い。少なくともイケメンではない。ちなみに、ヨーロッパのサッカーチーム恒例のクソダサクリスマスセーターがまあまあ似合ってる(個人の感想)。

 ゼロスピードからトップスピードに移り変わるまでの時間が異常に短い。初速がゴキブリより早いと全俺の中で有名である。が、それゆえに筋肉系の怪我が絶えていなかった。しかし、昨季は歯の矯正を行ってなんか医学的なあれこれの関係で怪我をしにくい体になったらしい。筋肉系の怪我を克服したと思ったらアキレス腱怪我するなんてそんなことがあっていいのかよ……。

 

 

 

 

 ということで前編はここまでにしましょう。5000字超えやがったぜ。2時間かかったぜ。就活終わってないはずなんだけどなあ(血涙)。これを最後まで読んだ人が仮に10人いるとして、そのうち何人がローマに興味が無かった人で、さらにこの記事でローマに興味を持って、実際にDAZNに加入して、そして試合を見るのかと言われると甚だ疑問しかないね。

 

 さっき言った通り後編やるかどうかは未定。もしかしたらやるか程度の気持ちでいてくれるとありがたい。

勝手に採点シリーズ ASローマ20-21シーズン編

 お久しぶりです。ふと、最近更新できてなかったなあと思ったので思い付きで書いています。

 

 ちなみにこれを書いている時点では最終節スぺツィア戦が未消化です。スペツィア戦でファシオが超スーパープレーを連発する可能性も無くはないですが、そんなことは無視して現時点での主観で採点していきますよ。

 

 それから、当方WOWOWとフジテレビには加入していないのでそこらへんよろしく。

 

 採点対象はセリエAで1秒でも出場した選手。コッパイタリアとELは出場選手のリストがググっても出てこなかったので割愛。すまん。

 

 

 

GK編

パウ・ロペス/6.0点

一人目にして中々評価の難しい選手。足元の技術を買われて入団したはずが、なぜかパスミス連発、ビッグセーブ連発。終始安定感があるとは言えなかったものの、最低限の仕事はこなしていたのかもしれない。ただ、来季はバイバイでも仕方なしかなあ。

 

アントニオ・ミランテ/5.5点

開幕当初はパウとのポジション争いを割りと優位に進めていた感があったけど、怪我以降は完全にポジションを奪われた。この年齢であのパフォーマンスができるのは脱帽の一言に尽きるが、守護神不在のローマで定位置を奪えなかったとなると、評価はやや厳しめにせざるを得ない。

 

ダニエル・フザート/6.0点

コッパイタリアのスペツィア戦でパウの尻ぬぐいをさせられたせいで、なんとなくよくないイメージが付いてしまったのは可哀想としか言いようがない。ただし、終盤戦での活躍は目を見張るものがあった。めざせネクストアリソン。

 

 

 

DF編

リック・カルスドルプ/7.5点

この採点結果を開幕前のロマニスタに見せて、どれくらいの人が信じるだろうか。レギュラー不在とされた右WBに完全に定着。前半戦は守備の緩さが気になる試合もいくつかあったが、中盤戦以降は攻守に貢献し、チームに欠かせない存在となった。

 

ロジェール・イバニェス/6.5点

スピードのある相手に対応するためにマンチーニとサイドを入れ替えることもあった。長期契約を締結したのも納得の出来で、謎に上手いドリブルで前線に飛び出すことも。強烈な攻撃陣に対して後れを取ることも少なくなかったが、それでも及第点以上の出来であることに疑いの余地はない。

 

ファン・ジェズス/3.0点

またな。ベンチにいる時の「めちゃめちゃいいやつ感」はワールドクラスだと思うよ。良くも悪くもプレーに関しては全く印象に残っていない。

 

クリス・スモーリング/5.5点

怪我があまりに多すぎる。出た試合ではMOM級の働きをすることも多かったので心苦しいが、及第点は出せない。ちなみに俺が見ているデータだと、セリエAではノーゴールらしい。コッパとELではどうだったっけ? その点でもちょっと物足りない。

 

ダヴィデ・サントン/4.0点

意地でも及第点以上を出さない男。ブルーノ・ペレスを酷使する羽目になったのはサントンのせいと言ってもいいかもしれない。来季はモウリーニョだからワンチャンあるかもしれないけど、どうなるか楽しみですね。

 

ライアン・レイノルズ/5.0点

やはり時間が必要か。慣れない左で使われることもあったため仕方ないともいえるが、自慢の攻撃力を一切披露できず、ただただ守備面の不安が露呈するのみとなってしまった。

 

フェデリコ・ファシオ/3.5点

ジェズスとどっこいどっこいだけど、良くも悪くも印象には残ってる。大活躍した試合では、「試合出られるとこ移籍したら活躍できるのにもったいないなあ」と思った。それ以外は……まあ、ね?

 

ジャンルカ・マンチーニ/7.0点

主力中の主力。攻守ともに安定感があり、よわよわDFラインの中で一番安心してみていられた選手。セットプレーでの得点力も見事で、勝負強さを見せた。点取った時の足投げ出したプーさんみたいなポーズ好き。ところでなんであんなに前線に飛び出すんですか? アタランタ時代の癖?

 

マラシュ・クンブラ/4.5点

鳴り物入りで加入したものの、スタメン定着はならず。怪我やコロナに苦しみ、いてほしい時に限ってベンチ入りできなかったイメージ。もしかしてスピードあんまりなかったりしない? 未だにストロングがつかめてないので、ある意味来季が楽しみ。

 

ブルーノ・ペレス/6.5点

困った。なんで俺はブルーノ・ペレスを高評価しているんだ。スピナッツォーラやカルスドルプのバックアッパーとして出ずっぱり。ロッロにアシストしたやつ以外活躍した記憶はあんまりないけど、WBの便利屋として両サイドで都合よく使われながらも腐らず常にコンディションを整えていたのはさすがのお祭り男といった感じ。

 

レオナルド・スピナッツォーラ/7.0点

戦術スピナッツォーラができていた時のローマは強かった。ただし、相手に対応されたり、ワイドにポジションを取りたがるエルシャーラウィと組んだ時はあまり持ち味を発揮できず。スプリンターの宿命ではあるが、筋肉系の怪我も多かった。でもやっぱりいて欲しい選手。控えがブルーノ・ペレスっていうのもあって。

 

リッカルド・カラフィオーリ/6.0点

君が試合に出るだけで俺は嬉しいよ。怪我しないようにね。ELのゴールは震えました。UEFA.TVで知ぬほど見た。

 

 

 

MF編

ブライアン・クリスタンテ/6.0点

MFじゃない定期。スモーリングが怪我続きなこともあり、CBの真ん中での出場がほとんどだった印象。本職に比べるとやはり守備力は劣るのは否めず、不用意なパスを刈られてカウンターを食らうのも恒例。ボランチで出たときは素晴らしい展開力やミドルシュートでわくわくさせてくれた。

 

ロレンツォ・ペッレグリー二/8.0点

今季のローマの顔はやはりこの男。怪我人続出の中で無事にフル稼働。シャドーもボランチもこなし、得点力も開花。フォンセカジェコ問題の後はカピターノとしてプレー。特にスペツィア戦(コッパじゃないよ、セリエの方だよ)での活躍は泣きそうになった。芸術的なスルーパスはさすが。

 

ペドロ・ロドリゲス/5.5点

及第点をあげたかった。前半戦は獅子奮迅の大活躍だったものの、徐々にトーンダウンし、ビジャールの台頭でロッロが一列上がったことと怪我のタイミングが重なって完全にスタメンから外れた。豊富な運動量のおかげでバックアッパーとしては上々だったが、決定機逸が目立った。

 

ゴンサロ・ビジャール/6.5点

中盤戦で大覚醒。すべてのロマニスタを恋に落した魔性の男。身軽な動きでヒラリと相手を躱し、ヌルっとドリブル。スペインのアンダー世代代表にも選ばれたとのことで頑張って欲しい。守備面での緩さにはさすがに目を瞑れないが、それでも確かな未来を感じさせた。

 

ジョルダン・ヴェレトゥ/7.5点

意地でも及第点以下を出さない男。PKに安心感がありすぎてヴェレトゥ以外が蹴ると外れる気しかしないのどうにかして欲しい。縦横無尽に走り回って攻守にわたってバランスを取り続け、黒子に徹するのかと思いきやゴール前にも飛び込む。走力イカれてるだろ。

 

ハビエル・パストーレ/4.5点

怪我さえなけりゃあねえ。年俸半額にして残留して欲しい。途中出場しかないので断言はできないけど、間違いなくまだ輝ける選手。

 

カルレス・ペレス/5.0点

ドリブルセンスは格別。困った時に個で打開できる力は恐らくローマで一番。にもかかわらず、あまりに守備をサボる試合が目立ち、ロストも少なくないため、シャドーとしては一番下の序列になってしまった。継続的に活躍するにはまだ経験が足りなかったか。

 

アマドゥ・ディアワラ/6.0点

フロントのとばっちりを食らって何故か戦犯扱いされてしまったのも今は昔。ビジャールが調子を落とし始めたあたりで抜群の安定感でアンカーに君臨。しかし最後の最後でダルボエに良いところを奪われた感はある。ボランチ勢が全員好調の状態でバチボコにやりあったら誰が使われるのかマジで気になる。

 

エドアルド・ボーヴェ/6.0点

ごめん全く覚えてない。

 

エブリマ・ダルボエ/7.0点

なんだお前!? 

 

ニコラ・ザレフスキ/6.0点

あのオウンゴールはザレフスキのゴールにしてあげて欲しかった。

 

ヘンリク・ムヒタリアン/8.5点

一億年残留してくれ。10ゴール10アシストを超えたのはセリエAではルカクムヒタリアンのみ。得点関与に関しては言うまでもないが、守備時のスイッチャーとしても活躍。来季は色々と不安な話が絶えないけど、頼むから残って欲しい。

 

 

 

FW編

エディン・ジェコ/6.0点

本音は10点あげたい。だってジェコだよ? そんなの10点に決まってんじゃん。シーズン無得点でも俺は10点つけるよ。定期的なプレー時間さえあればまだまだトップコンディションでやれるはず。LAギャラクシーのほうが名前カッコいいけどこれ以上ジェコがカッコよくなっちゃうと死人が出ちゃうからさ、とりあえず地味~なイタリアで地味~な成績のローマに残っとこうぜ。

 

ボルハ・マジョラル/7.0点

獲得当時はここまで活躍するとは思わなかった。バックアッパーの枠を飛び越えてジェコとの2枚看板に。というかむしろマジョラルの方が活躍してた。プレースタイルが全く違うからジェコの後継者としてはどうかと思うけど、単に個人の得点力のみに注視するならマジョラルの方がいいかもしれない。

 

ステファン・エル・シャーラウィ/5.0点

試合感不足が否めない。スピナッツォーラとの連携もイマイチで、ゴールも確かELでの1点だけだったはず(追記:スペツィア戦で決めましたね)。復帰が決まった時は素直に嬉しかったけど、それに見合う活躍ができたとは言い難い。ただ、ワイドに開くというよりCFの周りを走り回るプレーをさせるのは酷だった可能性も無くはない。

 

 

 

まとめ

3.0点 ジェズス

3.5点 ファシオ

4.0点 サントン

4.5点 クンブラ、パストーレ

5.0点 レイノルズ、カルレス・ペレス、エルシャーラウィ

5.5点 ミランテ、スモーリング、ペドロ

6.0点 パウ、フザート、カラフィオーリ、クリスタンテ、ディアワラ、ボーヴェ、ザレフスキ、ジェコ

6.5点 イバニェス、ブルーノ・ペレス、ビジャール

7.0点 マンチーニ、スピナッツォーラ、ダルボエ、マジョラル

7.5点 カルスドルプ、ヴェレトゥ

8.0点 ペッレグリー二

8.5点 ムヒタリアン

 

 

 

 というわけでだいたい終わりました。途中からとあるニコ生を聴きながら書いていたので適当になってる可能性が多いにある。すまん。後で校正してバランス取るから許して。

 

 久しぶりの更新はここまでにします。ではまた。

水木聖來のイメソンプレイリストを作った。

 表題の通りである。

 

 担当の誕生日を忘れて何も用意していないせいでこんな突貫工事のものを世に出していいのかとも思いつつ、でもまあいっかの精神を大事にしていくよ。

 

 というわけでそのプレイリストがこちら。

open.spotify.com

 

 順に紹介していこう。

 

 1曲目はスピッツの「春の歌」。負け犬育ちの水木聖來は、重い足でぬかるむ道を歩いてきたし、棘のある藪を掻き分けてきたし、食べられそうな全てを食べてきたはず。

 

 ちなみに、俺が言う「負け犬」っていうのは、過去の挫折をきっかけに新たな一歩を踏み出してハッピーエンドになるキャラクターの総称を指してるよ。

 

 

 

 2曲目は、BAMP OF CHICKENの「sailing day」。曲名のダジャレ的側面もあるにはあるけど、それとは別に曲がいい。まさしく水木聖來は「愚かなドリーマー」だと思うので。

 

 ここでまた注釈を入れると、俺は過去に「水木聖來バカ論」に関して動画を作ろうとして大挫折した話をはてなブログで書いたことがあるので、それを読めば選曲理由がより分かるかと。リンクはこちら。

timp-domyo.hatenablog.com

 

 

 3曲目は、小沢健二の「強い気持ち、強い愛」。「stand up ダンスしたいのは誰?」のところで激ヤバダンスしてる姿がバリバリ想像できる。

 

 燻ってるストリートダンサーの曲(多分)なので、結構フィット感もある。それでいて暑苦しくなく、重苦しくもなく、ただひたすらに爽やかな曲。




 4曲目は、槇原敬之の「どんなときも。」。ここまでアップテンポの曲が続いていたので一旦バラードへ。


 この曲に関しては今更俺がどうこう言うようなもんでもないけど、「好きなものを好きと言える気持ち」を大事にした結果アイドルになってしまった大バカ野郎にはピッタリではないでしょうか?




 5曲目は、Negiccoの「アイドルばかり聴かないで」。これはマジで誰でもいいからアイマスで歌って欲しい。歌詞が完璧すぎる。


 最後の「じゃあNegiccoにしてね」のところを任意のユニット名にして歌って欲しい。正直水木聖來がどうこうじゃなくてアイマスのイメソンみたいなところがある。




 6曲目は、星野源の「SUN」。君の声を聞かせろ。


 源の哲学は30%くらいしか理解できてなくて語るとボロが出るのでやめておきますが、「僕らはいつか終わるから踊るいま」っていう刹那的な歌詞が激烈に効いています。水木聖來は今を生きる女なので。




 7曲目は、さよならレイニードロップの「レイニー」。果たしてこの曲を知っている人がどれだけいるのか。俺の好きなYoutuberがやってるバンドの曲で、布教の意味でも入れました。


 理想と現実の狭間で苦しみながら今を生きる歌です。親和性ありそうってところで公私混同も許して。




 最後の8曲目はNONA REEVESの「未来」。これはガチ中のガチ。もし俺が水木聖來の物語を映画化することになったら主題歌はこれ。


 あんまりここで話すと聴いた時の感動が薄れてしまいそうなのであまり語らないことにする。前述の「水木聖來バカ論」の動画のMADパートで使用する予定だった曲もこれでした。




 ということで以上8曲のプレイリストでした。選曲から記事書くまで2時間かけてない突貫工事なので変なところも多いかもしれませんが、それはスマン。


 デレステのカバー曲リクエストまたやってほしいね。


 ということで以上。またね(締め方また忘れちゃった)。

負け犬のお話。

 ちょうど今エントリーシートの提出が一段落して、合否を待ってるところでして、本来であれば自己分析だの企業分析だのをするべきなんだろうけど、俺がそんな真面目な人間ではないのはご存知の通り。

 

 加えて大学の授業の本格開始も来週からとなり、唐突な本選考に対応するために土日以外にバイトを入れてないので、究極的に暇な日を過ごしています。

 

 暇な時あるある、はてなブログで突発ネタ書きがち。

 

 ということで今日の突発ネタは最近てぃむ内で話題沸騰中の「負け犬」の概念について。

 

 

 

 つい先日、ウマ娘を始めた。すると、とんでもねえ負け犬がいた(ウマなのに犬とはこれいかに)。名前をハルウララと言うらしい。

 

 前情報として、モデルになった競走馬が113戦全敗ということは知っていたので、「負け犬」オタクとしては元々気になってるキャラクターではあった。

 

 そう、俺は「負け犬」オタクだ。

 

 

 

 まずは「負け犬」とは何かを説明すべきであろう。「負け犬」とは、その名の通り、「負け」が物語に含まれているキャラクターである。

 

 俺の好きな「負け犬」の具体例を挙げると、水木聖來が筆頭になる。詳しくはデレステコミュ1を見てくれ。バカなくせに社会に負けて変に賢くなろうとしてしまう女がそこにはいる。

 

 それから、瀬田歩。こいつに関しては過去記事を参照してほしい。こいつも自分の心に負け、罪悪感に負け、劣等感に負けた情けねえ弱虫だ。

 

 最近では、樋口円香なんてのもいる。シャニマスのゲームシステム的に一度も負けずにシナリオクリアすることも可能だが、この女は負けてこその物語があるし、そうでなくても負け犬の魂を宿している。

 

 樋口円香に関しては、かなり大きな衝撃があった。というのも、俺も負け犬だからである。俺自身の性格の中で一番嫌いな負け犬の部分が激烈に樋口円香に結びついてしまって、この女が大っ嫌いになった。

 

 そして、樋口円香のクソな部分(=俺のクソな性格)を肯定するシャニPには悪意すら感じた。高山を恨んだ。そして心の中で紆余曲折ありつつ最終的には、樋口円香(=俺)を愛せる人間になろうと決意した。

 

 

 

 愛すべき「負け犬」たちの基本スタンスは、「負けない」である。

 

 それは、過去に負けた経験があるからこそ、「勝つ」ことの難しさを知っているからである。

 

 具体例はこれまた樋口円香だ。この女はW.I.N.G編のコミュ中に「泣かない」という言葉を頻発させる。

 

 不自然だ。「負けても泣かない」というのは、分かる。ただ、「勝っても泣かない」という言い方はあまりに穿っている。「勝ったら笑う」というのが普通の表現ではなかろうか。

 

 それはつまり、負け犬である自分が勝って笑っているビジョンが浮かばないからなのである。

 

 「泣かない」「負けない」はまじないだ。泣いた、負けた経験があるからこそ、もう二度とあんな思いはしたくないともがき、苦しみ、それがドラマとなって俺たちオタクを殺しにかかってくるのである。

 

 

 

 そんな樋口円香ショックが一段落してきた頃、襲ってきたのが話戻ってハルウララショックである。

 

 ハルウララはいつまで経っても「勝ちたい」を言い続ける。

 

 113回負けても、強烈なポジティブシンキングで114回目には勝てるかもしれないなんてドリカムの何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶ曲みたいなことを主張するのである。

 

 言うまでもなく、ハルウララの経歴は負け犬に相応しいものだ。というより、ハルウララほど負けた存在も中々いない。

 

 競走馬の世界は勝った負けたが日常茶飯事で、そんなにウマ娘アクティブじゃない俺が認識してるだけでも、ナイスネイチャメジロライアンマチカネタンホイザなど、様々な負け犬どもが首を連ねている。

 

 そんな負け犬量産界隈の中で、「勝ちたい」を守り続けていられるのはもはや才能と言ってもいい。

 

 

 

 「負けない」というまじないを使っている時点で、過去の一時点における負けを認めている。つまり、当たり前だが負け犬に無敗優勝はない。

 

 そして、いつか優勝できた時に、「あの負けがあったから今があるよね」なんてクッサい台詞を吐いて感動の最終回を迎えるのである。

 

 しかしハルウララは違う。1回負けるごとにその負けが次に向けたステップへと自動的に昇華する。113+α敗したところで、ハルウララの場合は1回でも勝てればそれは1戦1勝の無敗優勝だ。


 だからハルウララの最終回では、過去の数多の負けは一切言及されず、「勝てたよー!」と喜ぶ可愛らしいウマ娘がよしよしされるだけのはずだ。

 

 「挫折は成功への通過点」みたいなのがロックバンドの歌詞なんかによくある。しかしそんなのは負け犬からしたら、負け犬から勝ち組に這い上がった天才が語る理想論にすぎない。負け犬は、ほとんどの挫折は成功に繋がらないことを知っている。


 一方のハルウララは単純に心のままに行動した結果、敗北者のままで負けを通過点にしてしまっているのだ。

 

 

 

 これが俺がハルウララに惹かれた理由だ。

 

 さっきも言った通り、俺も負け犬だ。俺は大学でスキーサークルに入っているが、スキーの大会に出た時の個人目標は、親の金で無限にスキーできるボンボンには「負けない」である。

 

 そんな惨めで何の取り柄もない負け犬てぃむは、理想論を実現しようとするハルウララを尊敬している。

 

 


 以上に書いたことから、ハルウララは全ての負け犬の憧れとなりうる存在だと思う。

 

 体感だが、オタクには自己肯定感が低い負け犬が多いそんな人は、ハルウララを育成してみてほしい。きっと救われる心があるはずだ。

怒りの京都戦採点

 久しぶりの採点コーナーですが、猛烈に怒っています。果たして及第点は何人いるでしょうか。

 

上田智輝/4.5点

足元の技術だけクリャイッチに移植したら奈良に帰ってもらって大丈夫です。声出さないならセービング安定してる笠原の方がまだマシ。少なくともJ2のレベルでは無かったようです。

 

馬渡和彰/6.5点

少なくともJ2のレベルでは無かったようです。もはや右サイドの軸と言うべきで、渡部がスタメンを奪取するには相当な奮起が必要か。キャプテンとして体を張る姿も素敵。彼を放出する前になんとしても昇格しなければいけない。(イッペイの時にも同じこと言った気がする)

 

西村慧祐/5.5点

同点弾のきっかけとなるフィードは見事。今節の狙いとして両サイドの裏のスペースが重要な中でうまくそこを突いた。守備面でも相手のバイスやウタカといったパワー系に対しても好きにさせず、ロングボールの処理も悪くなかった。しかしトータル2失点では及第点は出せない。

 

櫛引一紀/5.0点

西村同様、対人守備のおいての貢献度はかなり高い。足元に関してはそもそも櫛引にはそこまで求めてないのでノーカン。ディフェンスリーダーとしては、京都のポストプレーやダイレクトプレーの対応をピッチ内から積極的にやって欲しかった。お前ならもっとできるだろ? の5.0点。

 

翁長聖/6.0点

攻撃の主戦場が右サイドだったこともあり、影が薄かったが、矢島への惜しくもオフサイドとなったロングパスを始め、光るプレーも多かった。ハイプレスを受ける中でも一枚はがして局面を打開するなど実力の高さを見せつけた。

 

松本大弥/5.0点

後半に存在感が消えた。ポゼッション時にはいて欲しいところにいないことが多く、そこでルーズボールを奪われてカウンターを受けるの繰り返し。いい選手なのでめげずに頑張って欲しい。

 

三門雄大/4.5点

賞味期限切れ。相手の動き出しに対して出足が遅く、無理やりスライディングで止めているだけだし、小回りが利かないので狭いスペースで少しボールがズレただけですぐに奪われる。「ベテラン」が誉め言葉ではなくなった瞬間を見た。

 

松田詠太郎/6.5点

束の間の希望をありがとう。今後も期待してます。相手のバックパスのミスを見逃さず、圧倒的スピードで刈り取りハスキッチへラストパス。縦突破も見せてくれて大満足です。開幕節の個人的リベンジは果たせたと思うので、勝たせてあげて欲しかった。

 

佐相壱明/5.0点

いましたっけ?

 

中野誠也/5.5点

プレッシング等で一定の成果は見せたものの、最終的な破壊力としては物足りない。ポストプレーならハスキッチのほうが安定するので、そちらは完全に任せて裏抜けをもっと狙うと面白かったかも

 

ネルミン・ハスキッチ/6.5点

嬉しい嬉しいホーム初ゴール。いつもお前は遅いんだよ。しっかりとボールを収め、次の攻撃につなげるなど、去年とは比べ物にならない動きでした。今年こそかませ!

 

柴山昌也/6.5点

やはり違いをみせてくれる。完全にトップチームに定着したと言えるのでは? 開幕戦のような右足シュートも見せてくれたし、視野の広さとテクニックを披露した松田へのラストパスも惜しかった。守備はまだまだだけど、それは今後の伸びしろということでひとつ。

 

矢島輝一/5.5点

2試合連続ゴールに期待がかかるもそんなに甘くはなかった。かといってとりわけ出来が悪かったというわけでもなく、中盤で全くポゼッションができてないのに何のテコ入れも入らないまま試合終了まで行ったとばっちりを食らったとも言える。オフサイドにはなったけど、裏抜けしてくれるのはとてもいいと思います。

 

黒川淳史/採点不能

厚い選手層が強みなのに、一切攻めることが出来てない中で黒川投入が85分って遅すぎませんか? 松田がどんなに良くても疲労はあるはずだし、交代しても黒川がいるんだから出し惜しむ必要はありませんでしたよね? ちゃんと守備も頑張ってくれる選手だし。

 

小島幹敏/採点不能

そうだよね。中盤でポゼッションできないならキープして一枚剥がして展開できる小島を入れるべきだよね。それが85分じゃなければよかったのにね。

 

 

 

岩瀬健/3.0点

3連敗ですか。去年ですら序盤は苦しみながらも勝ち点取ってたよ。攻撃面の狙いはある程度出せていたし、その点の評価は正当にすべきではあるものの、守備戦術があまりに杜撰すぎて相殺する気にもならない。前半は京都のダイレクトパスやウタカのポストワークで完全に崩されることも多々あり、後半でどのような修正を加えてくるのかと思えば何もせず。交代も後手後手で、一番勝つ姿勢が見えなかった。選手起用に関しても上田や佐相等、明らかに技術レベルが足りてない選手の起用が目立つ(高山がいないだけまだマシだけど)。若手を使えば応援してくれると思うな。

 

 

 

 監督の技量が明暗を分けた試合だと思います。いろいろあったけど曹監督は素晴らしい戦術を持ってるし、岩瀬さんは何も持ってなかった。俺が現役監督に対してさん付けしてるときは監督として認めてないってことなので、岩瀬さんはつまりそういうことです。

 

 次節長崎戦も今季から指揮を執る吉田監督。さて、どっちに軍配が上がるのかといったところですが、まあこの調子では選手が相当奮起しないと無理そうですね。

第三回ひとり関ジャム ―2000~2020年最強名曲ベスト30編―

  エントリーシートを書かなければいけないのに気が付いたらはてなブログを開いている自分がいました。今日もおバカな32インチです。

 

 遅馳せながら関ジャムのプロが選ぶやつを見たところ、安定の面白さだったので第三回ひとり関ジャムに参りましょう。

 

 99年生まれなのでどうしても00年代は薄くなりがちなことと、関ジャムをカンニングした後に選んだこと、個人的にあまりハマらなかった歌手(ミスチルとか)は名曲でも選べなかったことを勘定に入れながら読んでいただけると幸い。

 

 それでは早速30位から。

 

30位 忘れられないの/サカナクション

少し古臭い効果音にMV、すべてのベーシストが真似したくなりそうなベース。とても好きです。楽曲解説をしているyoutuber(チャンネル名は忘れた)が、A,Bメロは一つの音符に一つの文字、サビでは一つの音符に複数の文字と明確に区切られていると言っていたが、そういわれて聞いてみるとなるほど確かにその通り。関ジャムでは、一音符一文字は日本語的、一音符複数文字は英語的と言われているけど、その二つの要素をうまくマッチさせた曲と言えるのではないでしょうか。

 

29位 AMBITIOUS JAPAN/TOKIO

2000年代に入ってもなかにし礼筒美京平は健在であると示した一曲。TOKIOは全く世代ではないけど、宙船とこの曲だけは全部歌える。宙船のほうが人気なイメージがあるけど個人的にはこっちの方が好き。そして長瀬は本当にジャニーズかと思うくらいの歌唱力。

 

28位 RPGSEKAI NO OWARI

セカオワが世に出てきたタイミングに中学生真っただ中だったことに感謝したい。アンチも信者もたくさんいて、あの雰囲気含めてセカオワだった感がある。この曲をきっかけにメジャーシフトしていくけど、今聞きなおしてみるとRPG前後でも根底にあるものは変わらないのかな、と。もう一度世界の終わりから始めて、世界に認められるきっかけになったという意味で最高傑作だと思います。

 

27位 マツケンサンバⅡ/松平健

ヒャダインが1位に選んだと聞いてぶっ倒れました。たしかにこれは日本人にしかできないし、日本人だからこそいい曲。海外の真似をしてパチモンだの、これは○○じゃないだの言われることが多い日本だけど、パチモンこそが日本らしさなのかなって。そして実は吹奏楽でも定番曲だったりする。打楽器経験者からすると一度は演奏してみたい。

 

26位 シンデレラガール/King & Prince

おそらく聞いたことが無い人はいない。最近の曲でそう思わせてくる曲はなかなかないと思います。Aメロはゆったり、Bメロで刻み、そしてサビでまたゆったりとしたメロディになるよくある王道系。その裏では一貫して同じ電子音が流れ続けていて、アイドルというものの普遍性を表してるのかなって思ったりもする。

 

25位 春の歌/スピッツ

本編では「エイリアンズ以外でエイリアンズっぽい歌がない」なんて言われてたけど、それをバンド規模でやっているのがスピッツだと思います。後にも先にもスピッツに影響されることはあっても真っ向勝負を挑める歌手はいないのではないでしょうか。そんなスピッツの愛のことばを入れたかったけど残念ながら90年代の曲だったので仕方なく出会いのきっかけになってくれた春の歌を。

 

24位 粉雪/レミオロメン

平成冬歌の最高傑作ではなかろうか。レミオロメンは粉雪と3月9日しか知らないけど、全編通して歌える。全員が絶対どこかしらで聞いてる。「こなーゆきー」を地声気味に力強く歌い、最後の「かーえすからー」を裏声で優しく歌い上げて仕上げることでしっとりと終われるのが気持ちいい。

 

23位 CHE.R.RY/YUI

「指先で送る君へのメッセージ」というフレーズ。携帯メールがもはや当たり前になった2000年代にも関わらず、こんなにナチュラルに「ケータイ」が組み込まれた曲はこの曲しか知らない。乙女よ大志を抱けの「ブログチェック」がちょい恥ずかしくなっちゃう気持ちを分かってくれるPいませんか? この曲はそれが恥ずかしくないような作詞をハイレベルでやってる気がする。連絡ツールがLINEに移り変わった令和でも遺産としてこの曲は残り続けると思う。

 

22位 K/BUMP OF CHICKEN

物語調の歌では一番好きです。後半にかけてリズム隊が急かしてくる感じがたまらない。まるで自分が猫になった気分。もしくは映画版『K』のクライマックスを見ている感じ。何のおかげでこう感じるかは浅い知識では分からないので解説は出来ないけど、初めて聞いたときはその焦燥感から息が止まってたと思います。それくらいの衝撃でした。

 

21位 Appreciation/槇原敬之

例の地震がそれまでの生活を全部ぶち壊した2011年。そして福島のあの建物をめぐる一連の話。そんな暗い世の中だからこそ槇原敬之は日常の幸せを歌うのだと思わされた一曲。「壊れた原子炉よりも手に負えないのはきっと当たり前という気持ちに汚染された僕らの心」という詞にぎくりとする人も多いだろう。コロナで世間が騒がしい今だからこそもう一度聞きたい一曲。

 

20位 地獄でなぜ悪い星野源

それぞれの楽器がそれぞれの動きをしながらも最低限のバランス感で曲として成り立たせる星野源の感性に脱帽。これによって生み出される混沌とした雰囲気もタイアップした映画『地獄でなぜ悪い』をうまく表現していて、とても好きです。この世が楽しい地獄だと表現したその上でただ進むことを決意するその気概がとてもカッコいい。てぃむ家の総意として、「星野源は不細工」ってのがあるんですけど、こんなカッコいい人を俺は知らないと一人で勝手に思ってます。

 

19位 Starrrrrrr/[Alexandros]

タイトルでrを重ねた理由は、間違えられないようにするためと聞いて泣きそうになりました。「どこまでも私は私だから」。一番分かりやすいアイデンティティを守るためにこうまでしてもがいて、そうしてヒットを打ち始めるのだからたまらない。サビやイントロで頻発するライドシンバルのカップ連打はおそらく星のきらめきを暗喩したもの。輝きたくて輝きたくて、その思いが一発一発に込められている気がしてなりません。

 

18位 栄光の架橋/ゆず

知らない人はいないシリーズ。あの名場面が鮮明に浮かんでくる、という人も多そう。個人的には節目節目のタイミングで何回も歌わされたのでそんなに好きくないんだけど、まあそれだけ歌われるってことは名曲なんでしょうということで。

 

17位 女々しくて/ゴールデンボンバー

エアバンドでもメジャーになれるんだ、ということを示した一曲。そしてゴールデンボンバーのシンデレラストーリーに憧れ、励まされたバンドマンも多かったはず。カラオケランキングの王様になったのも納得で、みんなが盛り上がる。国民的、というには邪道がすぎるけど、これも多分みんな歌えるという意味では国民的一曲ではないでしょうか。

 

16位 何なんw/藤井風

20年代を背負っていく歌手に滑り込みで名乗りを上げた藤井風の出世曲。芸人の千鳥みたいな岡山弁の力強さを使っていかにも洋楽チックな曲に合わせているのが素晴らしい。そして本人は英語ペラペラなのもずるい。邦楽だってまだまだ健在ですよ、と邦楽否定派には声を大にして言いたい。

 

15位 Lemon/米津玄師

もう3年前とか嘘でしょう? いつまでも新曲を聴いているような新鮮さを持っている曲。髭男、King Gnuあいみょん、その他たくさんがこの時期にサブスク系をきっかけに一斉に流行りだしたけど、体感ではそのパイオニアが米津玄師のLemon。その意味で音楽新時代の幕開けになった曲ではないでしょうか。

 

14位 タマシイレボリューション/Superfly

サッカーオタクとしては入れざるを得ない。NHKの2010年のサッカーテーマソング。未だにサッカーを扱うときのBGMとしてタマシイレボリューションが使われることも多く、まさにタイアップの完全勝利というべき。Superflyのパワフルな歌唱力に圧倒される4分弱。曲調に相まってとんでもない高揚感を出してくれる。

 

13位 Turning Up/嵐

00年~20年で一番音楽番組に出た歌手は嵐じゃないでしょうか。本当はデビュー曲のA・RA・SHIを入れたかったけど、2か月早かった。ので20周年曲のこの曲を。嵐の歩みを象徴するこの曲ならふさわしいかな、と。活動休止がアナウンスされた後にまだまだ終わらないよ、と歌ってくれることが嬉しいのなんの。SMAPがあんな終わり方だったので嵐がこういう風に言ってくれて安心しました。

 

12位 マリーゴールドあいみょん

スピッツに影響されたと聞いてすべてが繋がりました。ノスタルジックなメロディがたまりません。この曲はヒットしたということが最大の選曲理由なのであまり多くは語れないのですが、確かに好きな曲です。

 

11位 パプリカ/Foorin

誰もが歌える曲。にもかかわらずちゃんと米津玄師の変態コード進行が使われた訳の分からない曲。ここ最近では国民的といえる曲はそこまでなかったと思うけど、この曲はその域に到達したと思います。が、個人的にはそこまでハマらなかったので惜しくもトップ10ならず。

 

10位 新宝島サカナクション

サカナクションここにあり、と世間に示した曲。その前からプチブレイクはしていて、ブレイクする土壌は育ってた中でこのキラーチューンで一発ドカン、といったイメージ。ラストのサビで16ビートから4ビートになるところが性癖の塊。これによって着実に歩みを進めていく感が強く打ち出される。サカナクションでは結構あるパターンだけどこれはその最高峰。

 

9位 SUN/星野源

ブラックミュージックが流行りだした現代日本において、日本人がブラックミュージックをやる意味を提示した星野源の存在は不可欠。地獄でなぜ悪いでもいったけど、「終わるから踊る」と言えるところに気概を感じる。そして一番のお気に入りはイントロ頭の「ジリジリジリ……タンッ」。ジリジリで何が来るのかと警戒させておきながら、それでもスネア一発で星野源ワールドに組み込まれてしまう。これがポップスにおけるパーカッションの正解だと思っています。

 

8位 チキンライス/浜田雅功と槇原敬之

素人の松本人志だからこそこの歌詞が書けるし、素人の浜田雅功だからこの味が出せる。ダウンタウンが忘れられてもチキンライスは残り続けるとまで思っています。関ジャムではよくいい曲を聴いて嫉妬したとかいう人がいるけど、たぶんこの曲に関しては誰も嫉妬していないと思う。土俵が違いすぎる。

 

7位 恋するフォーチュンクッキーAKB48

AKB史上最強の一曲。当時はその良さが分からなくて、フライングゲットとかのほうが人気だった(キンタローの力も大きかった)けど、今となっては考えを改めざるを得ない。思い返せば中学の時、吹奏楽部の外部の先生が、「恋チュンは10年後20年後でもAKBの名刺になってるはず」と言っていて、今のところその通りだなあと感じています。

 

6位 千本桜 feat.初音ミク

正式なタイトルと歌い手が分からないんのでこんな感じで許して。一般認知が高まったのは和楽器バンドか小林幸子カバーだと思うけど、あえて元祖を。今の日本の音楽シーンにおいてボーカロイドの影響は無視できないものであって、その先駆者的曲なんで選びました(もっと前から有名なのあるとか言わないでね。あんまりボカロ分かんないんだ)。逆に関ジャム本編でボカロが入ってないのは意外でしかなかったよ。

 

5位 天体観測/BUMP OF CHICKEN

ゲス川谷が、今のロックバンドはみんなバンプの影響受けてると言っててなるほどな、と思いました。逆に言えばバンプが頂点に君臨してしまって、以降のバンドがあんまりしっくりこないようになってしまった自分がいます。

 

4位 夜に駆ける/YOASOBI

世の中にサブスクが溢れ始めてブームとも言われた中で、それでも間違いなくサブスク反対派という人もいて、そんな人を実力で黙らせた一曲。遅かれ早かれサブスク時代は来たと思うけど、この曲の登場でそれが1年2年早まったのかもしれないなと。令和を象徴する曲になりそうな気が今からムンムンしてきます。

 

3位 Pretender/Official髭男dism

Official髭男dismという名前は聞いたことあって、でも名前から食わず嫌いしてた自分が大っ嫌いになりました。これぞJ-POPのあるあるを詰め込んだ曲でこの時代にここまでのヒットを飛ばしたそのこと自体が凄いと思います。

 

2位 私以外私じゃないの/ゲスの極み乙女。

川谷絵音以前と以後で音楽の定義が変わったと思います。全編通してカッコいいし、キャッチ―な歌詞で耳に残りやすい。初めて聞いたときは違和感が強そうだけど胃もたれしないで聴けるのはそういうところからじゃないかな、と。

 

1位 世界に一つだけの花SMAP

こういうランキングで世界に一つだけの花を1位にすると置きに入ってるみたいで本当は嫌だったんだけど、それでもこの曲はゆるぎない圧倒的1位でした。シングル発売時てぃむ3歳。初めて歌詞を覚えるほど聞いて、歌った曲でした。3歳の日本語覚えたてのクソガキが歌えてしまうことがこの曲のすごいところであって、この曲で育った俺としては何物にも代えられない曲なわけです。

 

 

 

 以上ベスト30でした。書き始めたら以外と時間かかって、ES書かなきゃと焦り始めた結果後半になるにつれて紹介文が雑になった感が否めないけど許して。

 

 にしてもマッキーを実質3曲選んでて、やっぱり天才だなあと思っています。はやく復帰して欲しいなあ。

 

 というわけで、プロでもなんでもなければ音楽オタクでもない俺の一人関ジャムでした。楽しかったけど時間がねえ。今から頑張ってエントリーシートWEBテストやります。寝るのは何時になることやら。

 

 それではまた。

岩瀬大宮初陣採点スペシャル

 みなさんお久しブリーフ、32インチこと名前の戻ったてぃむです。

 

 さてさて大宮アルディージャの開幕戦がついさっき終わったので採点をするためにはてなブログを開いているわけですが、まずは試合の所感から。

 

 昨シーズン得点力不足に悩まされたにも関わらず、今シーズンはFWの大型補強もあまりなく(中野はやや実績が足りない)、監督も石井前監督や高木前監督ほどのビッグネームでもないため正直不安要素の多いチームだなあと思ってました。

 

 プレシーズンのテストマッチで4バックをベースにすることが分かって、堅守名古屋からも複数得点取って、攻撃面で面白いサッカーをするのは想像できましたが、実際開幕したらどっちに転ぶかは誰も分からなかったと思います。

 

 ところがどっこい、いざ試合が終わってみると、昨シーズンの開幕と同じスコアでも、不安要素は特に見当たらず(守備の連係はこれから向上していくはず)、ストライカーは確かにいないかもしれないけどどこからでも点が取れそうな雰囲気を感じました。

 

 出場時間が短かったので採点不可だけど、ハスキッチはかなり状態が良さそう。シュートは打ててないけど守備の貢献は見事で、いいドリブルも見させてくれた。前半頭から出てたらどうなってたかが気になりますね。今年こそ2桁得点を期待しております。

 

 それでは遅くなりましたが採点に参りましょう。

 

上田 智輝/5.5点

勝利はしたもののややほろ苦いJデビュー。失点シーンは笠原やクリャイッチなら届いていたような気がしないでもない。身長がライバルよりも低い分、ストロングのフィードに期待がかかったものの低弾道なだけで精度に欠いた部分も。一方でハイボールやクロスへの対応は悪くなかった。JFLからの飛び級個人昇格で開幕スタメンを勝ち取り期待感が高かった分やや辛めに採点。

 

渡部 大輔/6.0点

前半と後半で評価が一転した。前半は攻撃参加も少なく消えることが多かったものの同点弾のシーンでは見事なスプリントから柴山のゴールを陰からサポート。31歳オトナの余裕を見せつけた。新キャプテンとして、馬渡や翁長といった強力ライバルにはまだまだ負けられない。

 

櫛引 一紀/5.0点

西村の見事なカバーに救われたが、あのシーンでマークを外しているのはいただけない。五分五分のボールを失うこともあり、期待感が高かった分、再デビュー戦としては残念。広島で出場機会がなかったことによる試合勘不足だと思いたい。

 

西村 慧祐/5.5点

ゴールラインぎりぎりのカバーリングは見事だったが得意のフィードは物足りなさが残る。大山は最終ラインに下げずにプレーさせたいので、そのためにも西村のフィードは重要。さらなる活躍に期待を込めた5.5点。

 

馬渡 和彰/6.0点

失点シーンでは相手の後手を踏み、右サイドを破られた。後半では見事なピンポイントクロスで逆転ゴールをお膳立て。相殺して及第点。攻撃参加には定評があるので守備での活躍にも期待したい。

 

大山 啓輔/6.5点

見事な展開力。ロングボールとショートパスを組み合わせて特に後半にゲームを支配した。サイドチェンジも多用してチャンスメイク。視野の広さをみせた。調子のよさが現れた試合だった。

 

松本 大弥/6.0点

大山の陰に隠れながらも、松本もいい展開力をみせた。ボランチは一番層が厚いポジションなので開幕スタメンを勝ち取ったことは見事だが、継続的な活躍をみせて欲しい。まだよくどんな選手かつかみ切れていないので次節でも見たい。

 

佐相 壱明/5.0 点

レンタルバック初陣となったが前半で退く。決定的なシーンでのミスが目立ち、相手の脅威とはなれなかった。代わって入ったアカデミーの後輩の柴山が殊勲と言える活躍を見せたので心中穏やかではないはず。まだまだシーズンは長いのでもっと頑張って欲しい。

 

奥抜 侃志/6.5点

馬渡のピンポイントクロスに頭であわせて逆転弾。幸先の良いスタートを切れたので2桁得点に期待がかかる。ただし得意のドリブルはカットされる場面が多く、その点ではフラストレーションの溜まった試合だったか。

 

松田 詠太郎/5.0点

ストロングが見えなかった。どんな選手かまだつかめていません。まだ若いので経験を積んで脅威的な選手になって欲しい。

 

中野 誠也/6.5点

やや連携が上手く行かないところも散見されたが、想像以上にボールを収めてゲームメイクに加わり、サイドに流れて抜け出し、フィニッシュの場面にも飛び込んだ。ナポリオシムヘンが加入した時のわくわく感を大宮で中野から感じるとは思わなかった。楽しみな選手。

 

 

 

柴山 昌也/7.5点(Man of the Match)

カットインから右足一閃。嬉しいプロ初ゴールは貴重な同点弾。連携でもいい動きが見られ、見事に後半から流れを変えた。柴山の投入が遅かったら違うゲームになっていたかもしれない。この活躍を見た怪我中の高田の心中はいかに。

 

黒川 淳史/7.0点

やはり違いを作れる選手。結果には結びつかなかったものの何度となくサイドチェンジのボールを受けてドリブル、タメを作って仲間のサポートを待ち、フィニッシュまで持っていく力は圧倒的。馬渡のアシストをアシスト。最高です。

 

 

石川 俊輝/6.0点

絶妙なバランス感覚で守備を安定させた。相手のカウンターが怖いシーンでの投入となるとやはり風格の違いをみせてくれる。昨シーズンは怪我に苦しみ、守備的な選手のため目立たないが、少なくとも控えには置いておきたいと改めて思わされた。

 

翁長 聖/採点不可

高木前監督からは特権ともいえるほどの寵愛を受けた翁長も監督が変わればただの一選手。交代で入ったからには何らかのアクションが欲しかったが、特に目立った活躍はなく、そのまま試合終了。能力に疑いはないのでもう少し頑張ってほしかった。

 

ネルミン ハスキッチ/採点不可

出場時間は短かったものの、昨シーズンにはあまり見られなかった気持ちの部分が表れていた。中野が大量得点するタイプではなさそうな分、今年こそ大活躍に期待。

 

 

 

 期待感の溢れる開幕戦でした。今年こそ昇格しますよお!