32インチのお気持ち表明!!!!!

言いたいことを言いたいだけ叫びまくる。

ご報告。

 ビビった? ビビったよね? ちょっと前まで鍵垢だった奴が突然報告したら消えるのかなとか思うよね普通?

 

 あ、そんなに俺に注目してないっすか、そっすよね。

 

 雰囲気で察して欲しいですが、悪い報告じゃないです(俺のことが嫌いな人にとっては悪い報告かもね)。

 

 以下本題。心して読め。

 

 

 

 2週間前にとある企業から内定をいただき、無事、就職活動が終了しました。6月末にエントリーしていた企業全部から落とされ、死にたくなった時もありましたが、なんとかフリーターは回避できそうでほっとしています。当時はツイッターをネガティブツイートで汚しまくったので、それに関してはマジで申し訳ないです。

 

 というわけで、残り数か月の学生生活を謳歌していくわけですが、それにあたってのやりたいことリストをここに残しておきます。

 

1,SSを書く

 なんだかんだと言い訳をしてもう1年以上書いてないんですね。これではアイデンティティを失ってしまう。ということで完全復活を目指して書きます。今まで何回も書く書く言ってきて悉く書いてこなかった俺ですが、ギャルゲーMasque:Radeのギャルゲーをプレイしたことで創作意欲がビンビンなので今回はマジです。差し当たっては、もはや俺以外の全員がエタったと思ってそうなREVENGEの新作を書くことを目標にします。

 

2,イタリア語を勉強する

 いつかイタリア旅行して、ローマダービーを現地観戦する夢をかなえるため、せめて日常会話くらいはカタコトでも話せるようになりたい。といいつつ、受験期に英語が一番嫌いだった俺に可能なのかどうか。やってみなきゃ分からんですね。

 

3,10kmランニングのタイムを50分切る

 趣味としてランニングをしていた時期がありました。運動は得意なタイプじゃなかったから、陸上経験者にしてみたら温い目標かもしれないけど。毎日走って今年中の達成を目指します。

 

4,金を貯める

 これ一番大事。大学最後のサークル活動に全力注ぐためにとにかく金が必要。就活長引いたせいであんまりバイトできてなかったから、ここから踏ん張りどころ。いつかの俺みたいに心が死なない程度に頑張る。

 

5,Nintendo Switchを買う

 プロデューサーさん! ダイパリメイクですよ! ダイパリメイク! 俺の黄金時代が懐かしいね。スマブラは間違いなく下手なので買わないと思います。大学4年でゲーム買うとか働く気ねえな。

 

6,雪山でハッスル

 スキーサークル入ってるんですけど、それで出てる大会で結果出したいですね。さっきのランニングの話もここに繋がったりします。それから、本日のお供と称していろんな音楽聴きながら筋トレするやつも再開します。冬場はスキーしまくっててツイートしてる暇ないから音信不通になるかもね。ま、大学が活動許してくれたらの話なんですけど。

 

7,彼女作る

 無理ゲー。とりあえず書いとく。

 

 

 

 以上、やりたいことリストでした。最後の学生生活楽しんでいこうぜ!

 

 ではまた。

ASローマ選手紹介後編

 やるつもりはなかったんだけど、時間持てあましてるし、公式戦3連勝で気分がいいので書くことにした。試合が見れれば文句はないんだけど聞いてるかいDAZN? 言っとくが俺はしつこいぞ。未だにフジテレビを許してないくらいにはしつこいからな、覚悟しておけ。

 

 

MF編

背番号4 ブライアン・クリスタンテ

 常人の理解を超えるなんでも屋アタランタ時代は攻撃的MFとして59試合15ゴールという活躍をしたかと思えば、ローマに移籍してくるとポジショニングセンスや展開力を活かしボランチの選手として活躍。昨季に至っては3センターバックの真ん中を中心に出場し、なんと左CBでも出場。どこのポジションでも及第点を出せる戦術的インテリジェンスは底知れない。

 EUROイタリア代表でもあり、良く言えばスーパーサブ、悪く言えばバックアッパーとしてスペイン戦を除く6試合に途中出場。交代の相手もロカテッリ、バレッラ、ジョルジーニョ、インシーニェ、ヴェラッティと様々。スピナッツォーラが離脱した時は本職のエメルソンがいるにも関わらず「クリスタンテ左SBやれ!」と勝手に思っていました。

 オカマに好かれそうな顔立ち。そして無表情。ゴールが決まった時、ローマ公式のツイッターで決めた選手のショート動画が投稿されるんだけど、その時の顔が良い感じにむかつく。

 

背番号7 ロレンツォ・ペッレグリーニ

 俺たちのカピターノ(キャプテン)。25歳ながら腕章を巻くローマ生まれ、ローマ育ち、下部組織出身選手。イタリア代表。ロマニスタからは専らロッロと呼ばれる。

 そういう経歴なので、ロマニスタからの期待が尋常じゃなくかなり愛されているが、反対に愛が重すぎる厄介もたくさんいる。ライバルチームのラツィオのキャプテン、インモービレとの仲良し写真をSNSに投稿すると叩かれ、奥さんの出産に立ち会うためにチームから離脱すると叩かれる。

 現ユヴェントスのルカ・ペッレグリーニも過去にローマに在籍しており、ロッロとかぶった時期があったため大変紛らわしかったらしい(R.PellegriniとL.Pellegrini。初見殺しである)。血縁関係もない。

 EUROイタリア代表に一度は選出されたものの、けがで離脱したため本大会の出場はなかった。代わりに招集されたカストロヴィッリが全然試合出なかったのでファン心理としては残念な気持ちがより強まった。ワールドカップ予選には招集されたので活躍に期待である。

 

背番号8 ゴンサロ・ビジャール

 眉毛が松尾千鶴なスペイン人MF。昨季は14番をつけていたものの、フォンセカ前監督の下急成長し、今季からは当初から希望していた8番に変更。が、モウリーニョ新監督からは一応戦力としては数えられてはいるものの序列はかなり低く、移籍が取り沙汰されている。こうして記事を書いている間にHERE WE GOしているかもしれないと思うと早く投稿しなければと気持ちが焦ってしまいます。
 スペインの東京オリンピック世代代表では10番をつけており、A代表デビューも済ませている。前編で書いた通り、結局は招集を拒否しているので来日はしなかったが、近い将来スペイン代表で活躍している姿が見られるかもしれない期待の選手である。

 スペイン人らしい巧みなボールさばきが魅力的で、軽いプレスなら3人くらいに囲まれても躱してしまう。しかし守備では軽い対応が散見され、特に昨季終盤は悪目立ちしてしまっていた。最近では移籍関連でファンからの心証が下がってるのもあり「オ○ニー」呼ばわりされた。が、あれだけ上手い選手が守備もできたらそれはもうブスケツなのでそこは目を瞑ろうぜ。個人的には守備構築に評判のあるモウリーニョ下でどういう成長をしていくのかを見てみたい。

 

背番号17 ジョルダン・ヴェレトゥ

 ローマの心臓を担うフランス人MF。尋常じゃないスタミナで走り回りチームのカウンターを支える。遅攻でも動きなおしを怠らない非常に献身的な選手。PK職人でもあり、ローマに来てからのPK成功率はなんと100%。熱狂的なロマニスタとして知られる実況アナウンサーの北川義隆氏は、昨季の2節ユヴェントス戦でヴェレトゥがPKを蹴る際、助走の段階から「20-21シーズンのローマ最初のゴールは」と決める前提で話していた。

 あまりの活躍ぶりからセリエ界隈では知らない人はいないクラスの選手だが世界的には全くの無名で、ビッグクラブからの引き抜きの噂が一切出てこない。というのも、フランスA代表歴が一切ないのである。これは俺的セリエA七不思議のひとつに数えられています。

 が、なんとこの度ワールドカップ予選のメンバーとして初めてヴェレトゥが招集されました! 七不思議が六不思議になった瞬間を見たぜ……。これを機に知名度ドカンと上げてプレミア移籍とかしちゃわないかと今から心配しています。

 

背番号22 ニコロ・ザニオーロ

 イタリアの超新星。22歳。どうでもいいけど俺と同い年。セリエAに精通するサッカーライターの細江克弥氏は、現在のイタリア代表の戦術を「ザニオーロありき」と表現している。身長190センチと大柄でフィジカルが強く、それでいてテクニックもある規格外な選手である。正直なんでローマにいるのか謎。

 スキャンダラスな話題が事欠かない。長年付き合った彼女と別れたかと思ったらすぐに新しい彼女が出来たり、別れた彼女との間に子供が出来てたり、ママが元カノをdisったり。これ全部去年の出来事。2度の前十字靭帯の怪我で長期離脱している間にあれこれと問題を起こしていた。そんなこんなでSNSが炎上し、しばらくSNS断ちするといったのに数日後にはインスタやっちゃう。リハビリしろ!

 つい先日、復帰後初ゴールを決め、直後に膝から崩れ落ちてチームメイトがたくさん集まってくるという感動的なシーンがあった。あまりにプレーしていない時期が長かったためトップフォームに戻れるかという心配もあったが、余計なお世話だったようである。

 

背番号42 アマドゥ・ディアワラ

 サッカー選手ではあまり見ないギニアの出身で代表歴もある24歳の選手。

 昨季の開幕節、ローマ対エラス・ヴェローナである意味伝説を残した。ざっと説明をすると、セリエAでは22歳以下の選手は登録リストに記載しなくてもいいというルールがあって、22歳当時のディアワラも例に漏れず登録はされていなかった。が、20-21シーズン開幕時には23歳になっており、この年からはきちんと選手登録をしなければならなかったわけです。ところがローマがそれを忘れていて、ヴェローナ戦で無登録のまま試合に出ちゃいました。この試合は没収試合となり、うっかりミスの張本人はクビになったことで収束するかと思われたこの話題、クビになったその人がヴェローナに就職することで大きな波紋を呼びました。そんなことってあるかよ?

 今季の話をすると、ビジャールと同じく、戦力内としては序列がかなり低く、後述するユース上がりのボーヴェよりも優先度が低いため、放出を検討されている。移籍市場閉幕まであと数日、どうなるか見ものである。

 

背番号52 エドゥアルド・ボーヴェ

 昨季トップチームデビューを果たした19歳のイタリア人。今季の開幕節でも途中出場を果たした。プリマヴェーラ組の中ではモウリーニョからの信頼が最も厚い選手であり、現時点で先輩のビジャールやディアワラよりも序列が高いと考えられている。どのような成長をしていくのかが楽しみである。トップチームでの出番がまだそこまでないので情報も少ない。なにしろwikipediaがない。ということで内容薄くてごめんなさい。来季にはたくさん書けるようになってたらうれしいな。

 

背番号55 エブリマ・ダルボエ

 これまたサッカー選手では珍しいガンビア出身の19歳。たしかトップチームデビューは昨季終盤のヨーロッパリーグマンチェスターユナイテッド戦の2ndレグの途中出場。この試合で大活躍を見せ、ポグバやブルーノフェルナンデスからユニフォーム交換を求められた。昨季、いいところがほぼなかったローマの中で数少ない光明だった。

 14歳で家族と別れイタリアへと発つも、人身売買組織に掴まり散々な目に遭い、難民ボートでようやくイタリアに来た超苦労人。保護された当時は身長に対して体重が異常に軽かった。現在では年俸のほぼすべてをガンビアに残した家族に送っている超いいやつ。同じアフリカ出身だからか、ディアワラと仲がいいらしい。

 しかし今季はモウリーニョからほぼ構想外となっており、開幕節ではベンチ入りすら出来なかった。センセーショナルなデビューをしたことで期待の声もかなり厚いが、現時点ではローマでの活躍はあまり見込めないと言ってもいい。

 

背番号77 ヘンリフ・ムヒタリアン

 アルメニアの年間最優秀選手賞を何度も受賞する同国の英雄。昨年、母国とアゼルバイジャン間で紛争が起きた際にはSNSで戦争反対のメッセージを発表した人格者である。

 シャフタールドルトムントでブレイクし、マンチェスターユナイテッドへ移籍、その後アーセナルにも在籍したもののプレミアリーグでは思うような活躍が出来なかったため、「終わった選手」などと揶揄されることもあったが、ローマにレンタル加入後は22試合で9ゴールの大活躍。レンタル期間後はアーセナルに一旦は戻るもののローマは完全移籍に向けて行動を開始。すると、なんとムヒタリアンアーセナルが契約を解除してフリーでの獲得に成功した。これのせいでローマはアーセナルサポから大いに嫌われ、「乞食」呼ばわりされたのでした。

 ロマニスタからは「ミキ」と呼ばれることが多い。そのため、Twitterでファンの試合の感想をパブサしてもお笑い芸人のミキや、一般人の日常ツイートが大量に引っかかってしまって大変不便。さらにはムヒタリアン、ミキタリアンなどの表記揺れもあるので不便さに拍車をかけている。

 

 

 

FW編

背番号9 タミー・エイブラハム

 俺はまだエイブラハムが9番をつけていることを直視できません。俺のアイドル、エディン・ジェコの背番号を引き継ぎチェルシーから獲得。その獲得金額は確かローマでの歴代2番目の高さだったような。ちなみに1番高かったのはEUROで大活躍したチェコ代表のパトリック・シック。逃した魚がデカすぎる。

 ジェコの急転直下インテル移籍を受けたパニックバイという見方が強く、その金額に対しては慎重な判断が必要であるが、デビュー戦となったフィオレンティーナ戦ではいきなりファン投票マンオブザマッチに選出された。チェルシーの買戻し条項が含まれた契約なので、買い戻されない程度にそこそこ活躍してもらいたいというのが本音。

 

背番号11 カルレス・ペレス

 昨季から背番号を変更したスペイン人その2。これまでは31番だった。バルセロナカンテラ育ちで、トップチームでは10試合に出場、1点だがゴールも決めている。ローマに来た時もバルセロナからのレンタルという形だったが、現在は買い取り義務が発生して所有権はローマ。

 今季は後述の超新星ザニオーロとポジションを争うことになるので、前任の11番にすら勝てなかった昨季を見ると不安でしかないが、しかしバルサ育ちらしく個人能力は非常に高い。困った時に一人でどうにかしちゃう能力で言ったらローマ最強の可能性を秘めている。戦術理解や守備意識が強くなったらそれこそバケモンである。プレシーズンを見る限り、守備はやや改善傾向にあるか。

 カルレス・ペレスに関してもあまり面白い話題が出てこないので短めになってしまった。すまん。

 

背番号14 エルドル・ショムロドフ

 セリエAでは世にも珍しいアジア人のうちの一人、ウズベキスタンの選手。2019年のアジアカップでは日本代表からゴールを奪っているので聞いたことがあるという人もいるかもしれない。ソースは不明だが、ローマ在籍選手としては中田英寿以来のアジア人ではないかとも言われている。

 昨季所属のジェノアでは主にスーパーサブとして31試合に出場し8ゴール。見事ステップアップを果たした。「ウズベキスタンのメッシ」の異名を持つが、プレースタイルは全く異なる。身長は190mと大柄だが、典型的なセンターフォワードというわけではなく、どちらかというとセカンドトップのプレーが得意で、フリーランニングやスピードが武器でシュート技術も高い。

 ローマではプレシーズンから良い活躍を見せ、序列としてはエイブラハムに次ぐ2番手。2列目としてもプレーできるというのが大方の見方なので、コンスタントに出場ができるだろう。

 ファーストネームのEldorをツイッターの翻訳機能が「長老」と訳すことでおなじみ。後述のマジョラルとともにいい味を出している。

 

背番号21 ボルハ・マジョラル

 レアル・マドリードの下部組織出身のスペイン人FW。トップチームでは20試合3ゴールの成績を残してはいるが、キャリア全体を通してレンタル移籍がメインであった。ローマにも買取オプション付きのレンタルで加入している。

 昨季、マドリ―のジダン前監督からは残留を望まれたものの本人がローマ加入を望み、イタリアにやってきたという中々根性のあるやつ。結果も残し、ジェコのサブとして考えられていたものの最終的にはジェコよりもゴールを決めた。ジェコ加入後にジェコよりも点を取ったCFはマジョラルが初めてだったらしい。

 もちろん買い取りオプションを行使すると思われたものの、財政的な理由もあり、いったん今季は保留し、来季終わりに判断するという形になったが、エイブラハム、ショムロドフの加入で序列を落とし、現在3番手。マドリ―もこれを受けてレンタル先の変更を考え始めており、去就が不透明である。

 ゴール後はマシンガンを撃つパフォーマンスを行っているが、VARで審議が入った際にはパフォーマンスをするタイミングを見失いがちなようである。また、ラストネームのMayoralがツイッターの自動翻訳では「市長」と訳される。

 

背番号59 ニコラ・ザレフスキ

 イタリアとポーランドの2重国籍を持つ選手で、代表はポーランドを選択。つい先日A代表にも初選出された期待の19歳である。イタリア代表を選んでないのでカラフィオーリに比べると影が薄いが、実はザレフスキもローマ出身。

 ヨーロッパリーグマンチェスターユナイテッド戦2ndレグでデビューし、放ったシュートがディフレクションしてネットを揺らした(公式記録はオウンゴール)。プレシーズンではある程度の出番を与えられていたが、さすがにスタメン奪取までには至らず。今季はどこまで起用されるかは不明だが、オウンゴールではない正真正銘のプロ初ゴールが見られることに期待したい。

 

背番号92 ステファン・エル・シャーラウィ

 ひと昔前にミランで大注目の若手として活躍したイタリアとエジプトの2重国籍を持つ選手。もうベテランかと思いきや早熟だったので実はまだ28歳。エジプトの血が入っていることから愛称は「ファラオーネ」。

 2016年にミランからのレンタルで加入すると16試合で8ゴール。翌シーズンから完全移籍でローマ加入した。しかし、財政難に苦しむローマは2019年に上海申花に完全移籍で放出。惜しまれつつも金満傾向を強める中国へと発った。

 ところが上海ではほとんど活躍ができず、イタリア代表に入るには欧州に戻ることが必要と考え、2020年の夏にはローマ復帰の噂が急浮上。移籍期間終了の数日前にはSNSでローマ復帰を匂わす投稿をしたため、色めき立つロマニスタが大量発生した。が、前編で書いたようにスモーリングの移籍交渉が長引いたこともあり、結局獲得は出来ず。エルシャーラウィは移籍期間の終了を受けて「てへへ」みたいな顔文字を投稿している。勇み足もいいとこ。結局ローマ加入はさらに半年待つことになった。

 かつてほどの活躍はまだ出来ていないが、湿気込むには早すぎる年齢なので、今季こそ奮起を期待しています。

 

 

 

 おわり! 後編は6500字だってよ。こんなに大変になると思わなかったのでもう一生やらねえ。校正するのも面倒だからノーチェックで投稿してやる。許せ。

ASローマ選手紹介前編

 俺は怒っています。一旦は全試合放送を仄めかしながら実際に放送した試合は10試合中5試合。

 

 聞いてるかDAZN。あんたのことだぞ。あんたのせいで恋するローマちゃんの開幕戦が見れなかったじゃないか。

 

 しかし、怒っているだけでは世界は変わらないのである。

 

 なぜプレミアやリーガは全試合独占なのにセリエはこうも扱いが酷いのか(リーグアンさんはひとまず引っ込んどいてください)。

 

 そう、人気がないのだ。ならば人気を出すしかねえ。そのためにこの記事を書いている。

 

 というわけでサッカーには微塵も興味が無さそうな俺のフォロワーに向けてローマの選手紹介をする。

 

 ちなみに前編と書いているが後編があるとは言っていないよ。時間があれば書くかもしれんね。

 

 

 

GK編

背番号1 ルイ・パトリシオ

 ウルヴァーハンプトンからやってきたポルトガル代表キーパー。ここ数シーズン守護神不在に苦しみ続けたローマの救世主となれるか。

 EUROでは中々に悲惨だったポルトガルの守備の中で孤軍奮闘するシーンも多かった。当時はまだ加入が確定しておらず、あんまり活躍されるとウルヴスの立場が強くなって移籍金釣りあげられるんじゃないかと怖くなったけど、そこまでの影響はなく無事に獲得成功。

 プレシーズンの段階ではビッグセーブが多い反面、ビルドアップでの貢献は低い印象がある。元々そこに期待されて入ったわけじゃないからパウロペスの二の舞にはならないとは思うけど、どうなりますかね。

 33歳という年齢からして、長期スパンを見据えたいローマとしては微妙な補強じゃないかと思ってるけど、俺の批判的な予想は大体外れるので逆に期待してる。

 昨季の2ndキーパー、ミランテの男前枠の後継者としても注目である。

 

背番号87   ダニエウ・フザート

 トップチームでの出場数は限られているものの、なぜかブラジル代表歴を持つ若手ゴールキーパーで、現リヴァプールで元ローマのアリソンと比較されることもある。

 昨季までは3rdGKだったが、1番手と2番手が退団した代わりの補強がルイ・パトリシオだけだったので繰り上がり的に2ndGKに昇進。とは言いつつ地味にロマニスタの期待が厚い選手。キーパーの怪我が相次ぎ出番が回ってきた昨季終盤戦では見事な活躍で、襲いかかる第三勢力ならぬ第八勢力のサッスオーロから7位を死守。

 今季もコッパイタリアやECLである程度の出番は与えられるであろうし、年齢的にもそろそろ大爆発が欲しい。

 

 

 

DF編

背番号2  リック・カルスドルプ

 嫌われ者から一気に愛され男に大変貌した昨季。小野伸二も在籍経験のあるフェイエノールトの下部組織出身、オランダ人の攻撃的サイドバック

 2017年に鳴り物入りでローマ入りを果たすも怪我が相次ぎ、2019年にはフェイエノールトにレンタルで復帰。この当時「ローマなんてもうこりごりだ!」みたいな発言をして(後に誤解だと釈明)ロマニスタから嫌われることとなった。レンタル復帰した20-21シーズンでフォンセカ前監督のお気に入りとなり、主力に定着。この時もまだ嫌われ者で、ロマニスタは「カルスドルプ頑張ってる派」と「カルスドルプなんて認めない派」に分かれ混沌を極めていた……。

 ところがどっこい試合を重ねるごとに「認めない派」がだんまりを決め込む形に。スタミナ不足で試合後の死にそうな顔をイジられていた頃も今は昔、結局はセリエA34試合で1ゴール6アシストと大車輪の活躍。もはや鉄人である。

 いまでは「リック」と名前で呼ぶ人も多く、2025年までの長期契約も締結し、EUROのオランダ代表に呼ばれなかったことでセリエ界隈から残念がられるなどすっかり愛されキャラである。

 

背番号3 ロジェール・イバニェス

 22歳のブラジル人センターバック。ブラジルのフルミネンセからアタランタに渡るもあまり出番がなかったところを2020年にローマが買取義務付きレンタルで青田買い。これが大成功だった。ちなみにアタランタガスペリーニ監督は彼のローマでの活躍を見て放出を後悔したという。

 身長は186cmとセンターバックとしては普通の大きさで、見た目もすらっとしててあまり強そうには見えないけど驚異的な身体能力を持ち、対人守備ではかなりの強さを誇る。時々判断ミスが散見されるものの今後の成長次第ではとんでもない大器になる可能性を秘めたローマの宝物。昨季に多額の契約解除条項が盛り込まれた長期契約も締結している。どうでもいいけど俺の推し。

 SNSが大好きで、試合の宣伝をツイッターでよくやっている。これにリプや引用リツイートを送ると高確率でいいねしてくれるらしい。いいやつ。インスタはローマ関係のアカウント一切フォローしてないので知らん。

 東京オリンピックのブラジル代表に選ばれる可能性があったものの、モウリーニョ大総帥がオフが短くなることを心配して招集拒否。推しを日本で見られたかもしれないので残念極まりなかったです。

 

背番号5 マティアス・ビーニャ

 今季加入のウルグアイ代表サイドバック。アキレス腱断裂のスピナッツォーラの代役として移籍期間の始めの方から獲得濃厚と言われていたもののなぜかゴタつき、実際に加入したのは開幕2週間前。にもかかわらず開幕スタメンを掴み、そこそこのパフォーマンスをした(らしい)。プレシーズンの試合を見ると、ロングボールのトラップが巧いなあという感想を持った。

 ちなみにこれは記事を書くために見てるwikipediaでたった今初めて知ったんだけど、ナシオナル・モンテビデオ時代に2020年のさいたまシティカップで我らが大宮アルディージャNACK5で戦うために来日してたらしい。でも大宮のホームページで来日メンバー一覧見ても名前が一切見つからないので多分wikiのミス。ならここで書くなって話だよね。でもどんな選手かまだ全然分からないから書くことが無いのよ。許して。

 

背番号6 クリス・スモーリング

 マンチェスターユナイテッドでキャリアの大半を過ごしてきたイングランド代表センターバック。出身地は本初子午線でおなじみグリニッジ天文台のあるグリニッジ。そんな町で育ったからなのか、ヴィーガンのはずなのに食中毒に罹り、オフシーズン中にUFOを目撃するなど、地球人とは思えないイカれた生態を持つ謎の生物である。ちなみに名前をもじって相撲リングと言われることもある。俺は心の中で土俵って呼んでる。

 マンUで構想外になると2019年に1年のレンタルでローマに加入。大活躍を見せ主力に定着しシーズン終了後はユナイテッドに戻る。その後、「いらないユナイテッド」と「買いたいローマ」と「ローマに行きたいスモーリング」の3拍子揃っているにも関わらず移籍市場閉幕のギリギリ(確か30分前とか)まで移籍交渉が遅れた。その日は夜更かしして移籍に詳しいジャーナリストのツイッターを更新し続けた日本のロマニスタがたくさんいたとかいなかったとか。

 そんなこんなで完全移籍した昨シーズンは怪我に苦しんだこともあり本領発揮の機会が少なかったが、それでも出た試合ではさすがの安定感や危機察知能力を披露。若い選手が多いローマのセンターバックで大黒柱になることが期待される。

 

背番号13 リッカルド・カラフィオーリ

 お ま た せ

 みんな大好きカラフィオーリのお時間だよ! ローマ生まれ、ローマ育ち、下部組織出身の19歳左サイドバック。トップチームの試合に出るだけでトッティデ・ロッシの後継者と言われるエグいプレッシャーの中、ロマニスタから甘やかされてすくすくと育っている。昨季まではデ・ロッシへのあこがれから、彼の背番号16をひっくり返した61番をつけていたものの、今期からは13番に変更。16番つけてもええんやで。

 デビュー戦でネットを揺らし(VARでゴール取消)、PKも獲得するなど早速輝かしいキャリアを歩み始めたように思えるが、実はプロ契約締結後に選手生命を脅かす大怪我を負うという悲劇の過去を持つ。

 今でも怪我がちであり、同じポジションにスピナッツォーラとかいうレベチなライバルがいるのもあり安定的な活躍は出来ていないが、そんなことはどうでもよくて俺たちは招集リストにCalafioriの文字を見るたびににっこりとしてしまうのである。

 EUROでスピナッツォーラが負傷した時、素直に悲しかった反面、カラフィオーリの出番が増えるかもと少しうれしくなってしまった自分がいたことを白状します。まあビーニャ来たんですけど。

 

背番号19 ブライアン・レイノルズ

 まず最初に言っておこう。俺はレイノルズの存在をすっかり忘れていて、この部分は、記事が投稿された6日後に追記しています。そしてレイノルズに関してもなかなか面白い話題がないので短くなります。

 アメリカのダラスで台頭し、アメリカ代表にも選出されている20歳の選手。ユヴェントスと競合した中でローマが競り落とした。188cmと大柄な攻撃的サイドバックで、顔面がリヴァプールのアーノルドに似てる。

 ローマではまだ思うような活躍が出来ておらず、今季の開幕節でもベンチ外となるなど厳しい状況が続いているが、現時点で本職右サイドバックがカルスドルプ以外にレイノルズしかいないので、ターンオーバーで回ってきた出番を大事に、かつ大胆にプレーしてほしい。

 

背番号23 ジャンルカ・マンチーニ

 EUROのイタリア代表に入り損ねた25歳のセンターバック。ちなみにイタリア代表監督のロベルト・マンチーニさんとは何の血縁関係もない。

 身長は193mと大柄で、体格もがっちり系。とはいいつつ体強いだけではなくインターセプトを始めクレバーなプレーも得意で、さらにはやれと言われれば守備的ミッドフィルダーも出来る足元の技術とユーティリティーを持つ化け物。押し込んだ時は体格を生かしたゴリゴリドリブルで前線に飛び出すこともある。

 セットプレーでの得点力も高い。しかも体格を生かして当てるだけでなく駆け引きに勝った上でネットを揺らす。特筆すべきセットプレーキッカーのいないローマにとって、困った時はマンチーニに蹴りこんどけば何とかしてくれる感は間違いなくある。

 ただし、演技が尋常じゃないレベルで下手。痛がる演技が全く痛そうじゃない。クラブ公式ツイッターでのユニフォーム宣伝でも何とも言えない顔をしている。神様も完璧超人は作らないようにしているのがよく分かりますね。

 

背番号24 マラシュ・クンブラ

 エラス・ヴェローナで台頭し、2020年にインテルとの競合に競り勝って鳴り物入りで加入した21歳のアルバニア人センターバック

 しかし昨シーズンは構想内のCBとしては最下位の序列であり、期待値に見合う活躍が出来たとは言い難い結果となった。彼の付ける背番号24は、以前はローマ生まれローマ育ちのカピタン、フロレンツィが付けていた番号であるため、その番号に見合うだけの活躍をしてほしいところ。

 監督が変わった今シーズンも序列の変化はあまりないように感じられる上、今季は4バックになり、スタメンの枠が減るのでより厳しい環境に置かれることになるが、まだ若いのでじっくりと成長して欲しい。

 クンブラに関してはあんまりネタ的要素が聞こえてこないのでちょっと残念(アンテナ張れてない説は大いにある)。

 

背番号37 レオナルド・スピナッツォーラ

 EUROで大活躍を果たし、イタリア代表の躍進に貢献したサイドバック。大会ベストイレブンにも選出されている。

 普段セリエA見てない人達がスピナッツォーラのヤバさに愕然としている中、一般通過ロマニスタの俺は「スピナッツォーラならこれぐらいできて当然でしょ」的なしたり顔をしていた。多分他のロマニスタも同じような顔になってたと思う。

  長い間ユヴェントス保有権を持っていたもののトップチームでの出番がなかなかなく、レンタル移籍を繰り返してきた実は苦労人タイプ。ニカーッ!って音が聞こえてきそうな笑顔が素敵。ただし出っ歯。顔も長い。少なくともイケメンではない。ちなみに、ヨーロッパのサッカーチーム恒例のクソダサクリスマスセーターがまあまあ似合ってる(個人の感想)。

 ゼロスピードからトップスピードに移り変わるまでの時間が異常に短い。初速がゴキブリより早いと全俺の中で有名である。が、それゆえに筋肉系の怪我が絶えていなかった。しかし、昨季は歯の矯正を行ってなんか医学的なあれこれの関係で怪我をしにくい体になったらしい。筋肉系の怪我を克服したと思ったらアキレス腱怪我するなんてそんなことがあっていいのかよ……。

 

 

 

 

 ということで前編はここまでにしましょう。5000字超えやがったぜ。2時間かかったぜ。就活終わってないはずなんだけどなあ(血涙)。これを最後まで読んだ人が仮に10人いるとして、そのうち何人がローマに興味が無かった人で、さらにこの記事でローマに興味を持って、実際にDAZNに加入して、そして試合を見るのかと言われると甚だ疑問しかないね。

 

 さっき言った通り後編やるかどうかは未定。もしかしたらやるか程度の気持ちでいてくれるとありがたい。

勝手に採点シリーズ ASローマ20-21シーズン編

 お久しぶりです。ふと、最近更新できてなかったなあと思ったので思い付きで書いています。

 

 ちなみにこれを書いている時点では最終節スぺツィア戦が未消化です。スペツィア戦でファシオが超スーパープレーを連発する可能性も無くはないですが、そんなことは無視して現時点での主観で採点していきますよ。

 

 それから、当方WOWOWとフジテレビには加入していないのでそこらへんよろしく。

 

 採点対象はセリエAで1秒でも出場した選手。コッパイタリアとELは出場選手のリストがググっても出てこなかったので割愛。すまん。

 

 

 

GK編

パウ・ロペス/6.0点

一人目にして中々評価の難しい選手。足元の技術を買われて入団したはずが、なぜかパスミス連発、ビッグセーブ連発。終始安定感があるとは言えなかったものの、最低限の仕事はこなしていたのかもしれない。ただ、来季はバイバイでも仕方なしかなあ。

 

アントニオ・ミランテ/5.5点

開幕当初はパウとのポジション争いを割りと優位に進めていた感があったけど、怪我以降は完全にポジションを奪われた。この年齢であのパフォーマンスができるのは脱帽の一言に尽きるが、守護神不在のローマで定位置を奪えなかったとなると、評価はやや厳しめにせざるを得ない。

 

ダニエル・フザート/6.0点

コッパイタリアのスペツィア戦でパウの尻ぬぐいをさせられたせいで、なんとなくよくないイメージが付いてしまったのは可哀想としか言いようがない。ただし、終盤戦での活躍は目を見張るものがあった。めざせネクストアリソン。

 

 

 

DF編

リック・カルスドルプ/7.5点

この採点結果を開幕前のロマニスタに見せて、どれくらいの人が信じるだろうか。レギュラー不在とされた右WBに完全に定着。前半戦は守備の緩さが気になる試合もいくつかあったが、中盤戦以降は攻守に貢献し、チームに欠かせない存在となった。

 

ロジェール・イバニェス/6.5点

スピードのある相手に対応するためにマンチーニとサイドを入れ替えることもあった。長期契約を締結したのも納得の出来で、謎に上手いドリブルで前線に飛び出すことも。強烈な攻撃陣に対して後れを取ることも少なくなかったが、それでも及第点以上の出来であることに疑いの余地はない。

 

ファン・ジェズス/3.0点

またな。ベンチにいる時の「めちゃめちゃいいやつ感」はワールドクラスだと思うよ。良くも悪くもプレーに関しては全く印象に残っていない。

 

クリス・スモーリング/5.5点

怪我があまりに多すぎる。出た試合ではMOM級の働きをすることも多かったので心苦しいが、及第点は出せない。ちなみに俺が見ているデータだと、セリエAではノーゴールらしい。コッパとELではどうだったっけ? その点でもちょっと物足りない。

 

ダヴィデ・サントン/4.0点

意地でも及第点以上を出さない男。ブルーノ・ペレスを酷使する羽目になったのはサントンのせいと言ってもいいかもしれない。来季はモウリーニョだからワンチャンあるかもしれないけど、どうなるか楽しみですね。

 

ライアン・レイノルズ/5.0点

やはり時間が必要か。慣れない左で使われることもあったため仕方ないともいえるが、自慢の攻撃力を一切披露できず、ただただ守備面の不安が露呈するのみとなってしまった。

 

フェデリコ・ファシオ/3.5点

ジェズスとどっこいどっこいだけど、良くも悪くも印象には残ってる。大活躍した試合では、「試合出られるとこ移籍したら活躍できるのにもったいないなあ」と思った。それ以外は……まあ、ね?

 

ジャンルカ・マンチーニ/7.0点

主力中の主力。攻守ともに安定感があり、よわよわDFラインの中で一番安心してみていられた選手。セットプレーでの得点力も見事で、勝負強さを見せた。点取った時の足投げ出したプーさんみたいなポーズ好き。ところでなんであんなに前線に飛び出すんですか? アタランタ時代の癖?

 

マラシュ・クンブラ/4.5点

鳴り物入りで加入したものの、スタメン定着はならず。怪我やコロナに苦しみ、いてほしい時に限ってベンチ入りできなかったイメージ。もしかしてスピードあんまりなかったりしない? 未だにストロングがつかめてないので、ある意味来季が楽しみ。

 

ブルーノ・ペレス/6.5点

困った。なんで俺はブルーノ・ペレスを高評価しているんだ。スピナッツォーラやカルスドルプのバックアッパーとして出ずっぱり。ロッロにアシストしたやつ以外活躍した記憶はあんまりないけど、WBの便利屋として両サイドで都合よく使われながらも腐らず常にコンディションを整えていたのはさすがのお祭り男といった感じ。

 

レオナルド・スピナッツォーラ/7.0点

戦術スピナッツォーラができていた時のローマは強かった。ただし、相手に対応されたり、ワイドにポジションを取りたがるエルシャーラウィと組んだ時はあまり持ち味を発揮できず。スプリンターの宿命ではあるが、筋肉系の怪我も多かった。でもやっぱりいて欲しい選手。控えがブルーノ・ペレスっていうのもあって。

 

リッカルド・カラフィオーリ/6.0点

君が試合に出るだけで俺は嬉しいよ。怪我しないようにね。ELのゴールは震えました。UEFA.TVで知ぬほど見た。

 

 

 

MF編

ブライアン・クリスタンテ/6.0点

MFじゃない定期。スモーリングが怪我続きなこともあり、CBの真ん中での出場がほとんどだった印象。本職に比べるとやはり守備力は劣るのは否めず、不用意なパスを刈られてカウンターを食らうのも恒例。ボランチで出たときは素晴らしい展開力やミドルシュートでわくわくさせてくれた。

 

ロレンツォ・ペッレグリー二/8.0点

今季のローマの顔はやはりこの男。怪我人続出の中で無事にフル稼働。シャドーもボランチもこなし、得点力も開花。フォンセカジェコ問題の後はカピターノとしてプレー。特にスペツィア戦(コッパじゃないよ、セリエの方だよ)での活躍は泣きそうになった。芸術的なスルーパスはさすが。

 

ペドロ・ロドリゲス/5.5点

及第点をあげたかった。前半戦は獅子奮迅の大活躍だったものの、徐々にトーンダウンし、ビジャールの台頭でロッロが一列上がったことと怪我のタイミングが重なって完全にスタメンから外れた。豊富な運動量のおかげでバックアッパーとしては上々だったが、決定機逸が目立った。

 

ゴンサロ・ビジャール/6.5点

中盤戦で大覚醒。すべてのロマニスタを恋に落した魔性の男。身軽な動きでヒラリと相手を躱し、ヌルっとドリブル。スペインのアンダー世代代表にも選ばれたとのことで頑張って欲しい。守備面での緩さにはさすがに目を瞑れないが、それでも確かな未来を感じさせた。

 

ジョルダン・ヴェレトゥ/7.5点

意地でも及第点以下を出さない男。PKに安心感がありすぎてヴェレトゥ以外が蹴ると外れる気しかしないのどうにかして欲しい。縦横無尽に走り回って攻守にわたってバランスを取り続け、黒子に徹するのかと思いきやゴール前にも飛び込む。走力イカれてるだろ。

 

ハビエル・パストーレ/4.5点

怪我さえなけりゃあねえ。年俸半額にして残留して欲しい。途中出場しかないので断言はできないけど、間違いなくまだ輝ける選手。

 

カルレス・ペレス/5.0点

ドリブルセンスは格別。困った時に個で打開できる力は恐らくローマで一番。にもかかわらず、あまりに守備をサボる試合が目立ち、ロストも少なくないため、シャドーとしては一番下の序列になってしまった。継続的に活躍するにはまだ経験が足りなかったか。

 

アマドゥ・ディアワラ/6.0点

フロントのとばっちりを食らって何故か戦犯扱いされてしまったのも今は昔。ビジャールが調子を落とし始めたあたりで抜群の安定感でアンカーに君臨。しかし最後の最後でダルボエに良いところを奪われた感はある。ボランチ勢が全員好調の状態でバチボコにやりあったら誰が使われるのかマジで気になる。

 

エドアルド・ボーヴェ/6.0点

ごめん全く覚えてない。

 

エブリマ・ダルボエ/7.0点

なんだお前!? 

 

ニコラ・ザレフスキ/6.0点

あのオウンゴールはザレフスキのゴールにしてあげて欲しかった。

 

ヘンリク・ムヒタリアン/8.5点

一億年残留してくれ。10ゴール10アシストを超えたのはセリエAではルカクムヒタリアンのみ。得点関与に関しては言うまでもないが、守備時のスイッチャーとしても活躍。来季は色々と不安な話が絶えないけど、頼むから残って欲しい。

 

 

 

FW編

エディン・ジェコ/6.0点

本音は10点あげたい。だってジェコだよ? そんなの10点に決まってんじゃん。シーズン無得点でも俺は10点つけるよ。定期的なプレー時間さえあればまだまだトップコンディションでやれるはず。LAギャラクシーのほうが名前カッコいいけどこれ以上ジェコがカッコよくなっちゃうと死人が出ちゃうからさ、とりあえず地味~なイタリアで地味~な成績のローマに残っとこうぜ。

 

ボルハ・マジョラル/7.0点

獲得当時はここまで活躍するとは思わなかった。バックアッパーの枠を飛び越えてジェコとの2枚看板に。というかむしろマジョラルの方が活躍してた。プレースタイルが全く違うからジェコの後継者としてはどうかと思うけど、単に個人の得点力のみに注視するならマジョラルの方がいいかもしれない。

 

ステファン・エル・シャーラウィ/5.0点

試合感不足が否めない。スピナッツォーラとの連携もイマイチで、ゴールも確かELでの1点だけだったはず(追記:スペツィア戦で決めましたね)。復帰が決まった時は素直に嬉しかったけど、それに見合う活躍ができたとは言い難い。ただ、ワイドに開くというよりCFの周りを走り回るプレーをさせるのは酷だった可能性も無くはない。

 

 

 

まとめ

3.0点 ジェズス

3.5点 ファシオ

4.0点 サントン

4.5点 クンブラ、パストーレ

5.0点 レイノルズ、カルレス・ペレス、エルシャーラウィ

5.5点 ミランテ、スモーリング、ペドロ

6.0点 パウ、フザート、カラフィオーリ、クリスタンテ、ディアワラ、ボーヴェ、ザレフスキ、ジェコ

6.5点 イバニェス、ブルーノ・ペレス、ビジャール

7.0点 マンチーニ、スピナッツォーラ、ダルボエ、マジョラル

7.5点 カルスドルプ、ヴェレトゥ

8.0点 ペッレグリー二

8.5点 ムヒタリアン

 

 

 

 というわけでだいたい終わりました。途中からとあるニコ生を聴きながら書いていたので適当になってる可能性が多いにある。すまん。後で校正してバランス取るから許して。

 

 久しぶりの更新はここまでにします。ではまた。

水木聖來のイメソンプレイリストを作った。

 表題の通りである。

 

 担当の誕生日を忘れて何も用意していないせいでこんな突貫工事のものを世に出していいのかとも思いつつ、でもまあいっかの精神を大事にしていくよ。

 

 というわけでそのプレイリストがこちら。

open.spotify.com

 

 順に紹介していこう。

 

 1曲目はスピッツの「春の歌」。負け犬育ちの水木聖來は、重い足でぬかるむ道を歩いてきたし、棘のある藪を掻き分けてきたし、食べられそうな全てを食べてきたはず。

 

 ちなみに、俺が言う「負け犬」っていうのは、過去の挫折をきっかけに新たな一歩を踏み出してハッピーエンドになるキャラクターの総称を指してるよ。

 

 

 

 2曲目は、BAMP OF CHICKENの「sailing day」。曲名のダジャレ的側面もあるにはあるけど、それとは別に曲がいい。まさしく水木聖來は「愚かなドリーマー」だと思うので。

 

 ここでまた注釈を入れると、俺は過去に「水木聖來バカ論」に関して動画を作ろうとして大挫折した話をはてなブログで書いたことがあるので、それを読めば選曲理由がより分かるかと。リンクはこちら。

timp-domyo.hatenablog.com

 

 

 3曲目は、小沢健二の「強い気持ち、強い愛」。「stand up ダンスしたいのは誰?」のところで激ヤバダンスしてる姿がバリバリ想像できる。

 

 燻ってるストリートダンサーの曲(多分)なので、結構フィット感もある。それでいて暑苦しくなく、重苦しくもなく、ただひたすらに爽やかな曲。




 4曲目は、槇原敬之の「どんなときも。」。ここまでアップテンポの曲が続いていたので一旦バラードへ。


 この曲に関しては今更俺がどうこう言うようなもんでもないけど、「好きなものを好きと言える気持ち」を大事にした結果アイドルになってしまった大バカ野郎にはピッタリではないでしょうか?




 5曲目は、Negiccoの「アイドルばかり聴かないで」。これはマジで誰でもいいからアイマスで歌って欲しい。歌詞が完璧すぎる。


 最後の「じゃあNegiccoにしてね」のところを任意のユニット名にして歌って欲しい。正直水木聖來がどうこうじゃなくてアイマスのイメソンみたいなところがある。




 6曲目は、星野源の「SUN」。君の声を聞かせろ。


 源の哲学は30%くらいしか理解できてなくて語るとボロが出るのでやめておきますが、「僕らはいつか終わるから踊るいま」っていう刹那的な歌詞が激烈に効いています。水木聖來は今を生きる女なので。




 7曲目は、さよならレイニードロップの「レイニー」。果たしてこの曲を知っている人がどれだけいるのか。俺の好きなYoutuberがやってるバンドの曲で、布教の意味でも入れました。


 理想と現実の狭間で苦しみながら今を生きる歌です。親和性ありそうってところで公私混同も許して。




 最後の8曲目はNONA REEVESの「未来」。これはガチ中のガチ。もし俺が水木聖來の物語を映画化することになったら主題歌はこれ。


 あんまりここで話すと聴いた時の感動が薄れてしまいそうなのであまり語らないことにする。前述の「水木聖來バカ論」の動画のMADパートで使用する予定だった曲もこれでした。




 ということで以上8曲のプレイリストでした。選曲から記事書くまで2時間かけてない突貫工事なので変なところも多いかもしれませんが、それはスマン。


 デレステのカバー曲リクエストまたやってほしいね。


 ということで以上。またね(締め方また忘れちゃった)。

負け犬のお話。

 ちょうど今エントリーシートの提出が一段落して、合否を待ってるところでして、本来であれば自己分析だの企業分析だのをするべきなんだろうけど、俺がそんな真面目な人間ではないのはご存知の通り。

 

 加えて大学の授業の本格開始も来週からとなり、唐突な本選考に対応するために土日以外にバイトを入れてないので、究極的に暇な日を過ごしています。

 

 暇な時あるある、はてなブログで突発ネタ書きがち。

 

 ということで今日の突発ネタは最近てぃむ内で話題沸騰中の「負け犬」の概念について。

 

 

 

 つい先日、ウマ娘を始めた。すると、とんでもねえ負け犬がいた(ウマなのに犬とはこれいかに)。名前をハルウララと言うらしい。

 

 前情報として、モデルになった競走馬が113戦全敗ということは知っていたので、「負け犬」オタクとしては元々気になってるキャラクターではあった。

 

 そう、俺は「負け犬」オタクだ。

 

 

 

 まずは「負け犬」とは何かを説明すべきであろう。「負け犬」とは、その名の通り、「負け」が物語に含まれているキャラクターである。

 

 俺の好きな「負け犬」の具体例を挙げると、水木聖來が筆頭になる。詳しくはデレステコミュ1を見てくれ。バカなくせに社会に負けて変に賢くなろうとしてしまう女がそこにはいる。

 

 それから、瀬田歩。こいつに関しては過去記事を参照してほしい。こいつも自分の心に負け、罪悪感に負け、劣等感に負けた情けねえ弱虫だ。

 

 最近では、樋口円香なんてのもいる。シャニマスのゲームシステム的に一度も負けずにシナリオクリアすることも可能だが、この女は負けてこその物語があるし、そうでなくても負け犬の魂を宿している。

 

 樋口円香に関しては、かなり大きな衝撃があった。というのも、俺も負け犬だからである。俺自身の性格の中で一番嫌いな負け犬の部分が激烈に樋口円香に結びついてしまって、この女が大っ嫌いになった。

 

 そして、樋口円香のクソな部分(=俺のクソな性格)を肯定するシャニPには悪意すら感じた。高山を恨んだ。そして心の中で紆余曲折ありつつ最終的には、樋口円香(=俺)を愛せる人間になろうと決意した。

 

 

 

 愛すべき「負け犬」たちの基本スタンスは、「負けない」である。

 

 それは、過去に負けた経験があるからこそ、「勝つ」ことの難しさを知っているからである。

 

 具体例はこれまた樋口円香だ。この女はW.I.N.G編のコミュ中に「泣かない」という言葉を頻発させる。

 

 不自然だ。「負けても泣かない」というのは、分かる。ただ、「勝っても泣かない」という言い方はあまりに穿っている。「勝ったら笑う」というのが普通の表現ではなかろうか。

 

 それはつまり、負け犬である自分が勝って笑っているビジョンが浮かばないからなのである。

 

 「泣かない」「負けない」はまじないだ。泣いた、負けた経験があるからこそ、もう二度とあんな思いはしたくないともがき、苦しみ、それがドラマとなって俺たちオタクを殺しにかかってくるのである。

 

 

 

 そんな樋口円香ショックが一段落してきた頃、襲ってきたのが話戻ってハルウララショックである。

 

 ハルウララはいつまで経っても「勝ちたい」を言い続ける。

 

 113回負けても、強烈なポジティブシンキングで114回目には勝てるかもしれないなんてドリカムの何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶ曲みたいなことを主張するのである。

 

 言うまでもなく、ハルウララの経歴は負け犬に相応しいものだ。というより、ハルウララほど負けた存在も中々いない。

 

 競走馬の世界は勝った負けたが日常茶飯事で、そんなにウマ娘アクティブじゃない俺が認識してるだけでも、ナイスネイチャメジロライアンマチカネタンホイザなど、様々な負け犬どもが首を連ねている。

 

 そんな負け犬量産界隈の中で、「勝ちたい」を守り続けていられるのはもはや才能と言ってもいい。

 

 

 

 「負けない」というまじないを使っている時点で、過去の一時点における負けを認めている。つまり、当たり前だが負け犬に無敗優勝はない。

 

 そして、いつか優勝できた時に、「あの負けがあったから今があるよね」なんてクッサい台詞を吐いて感動の最終回を迎えるのである。

 

 しかしハルウララは違う。1回負けるごとにその負けが次に向けたステップへと自動的に昇華する。113+α敗したところで、ハルウララの場合は1回でも勝てればそれは1戦1勝の無敗優勝だ。


 だからハルウララの最終回では、過去の数多の負けは一切言及されず、「勝てたよー!」と喜ぶ可愛らしいウマ娘がよしよしされるだけのはずだ。

 

 「挫折は成功への通過点」みたいなのがロックバンドの歌詞なんかによくある。しかしそんなのは負け犬からしたら、負け犬から勝ち組に這い上がった天才が語る理想論にすぎない。負け犬は、ほとんどの挫折は成功に繋がらないことを知っている。


 一方のハルウララは単純に心のままに行動した結果、敗北者のままで負けを通過点にしてしまっているのだ。

 

 

 

 これが俺がハルウララに惹かれた理由だ。

 

 さっきも言った通り、俺も負け犬だ。俺は大学でスキーサークルに入っているが、スキーの大会に出た時の個人目標は、親の金で無限にスキーできるボンボンには「負けない」である。

 

 そんな惨めで何の取り柄もない負け犬てぃむは、理想論を実現しようとするハルウララを尊敬している。

 

 


 以上に書いたことから、ハルウララは全ての負け犬の憧れとなりうる存在だと思う。

 

 体感だが、オタクには自己肯定感が低い負け犬が多いそんな人は、ハルウララを育成してみてほしい。きっと救われる心があるはずだ。

怒りの京都戦採点

 久しぶりの採点コーナーですが、猛烈に怒っています。果たして及第点は何人いるでしょうか。

 

上田智輝/4.5点

足元の技術だけクリャイッチに移植したら奈良に帰ってもらって大丈夫です。声出さないならセービング安定してる笠原の方がまだマシ。少なくともJ2のレベルでは無かったようです。

 

馬渡和彰/6.5点

少なくともJ2のレベルでは無かったようです。もはや右サイドの軸と言うべきで、渡部がスタメンを奪取するには相当な奮起が必要か。キャプテンとして体を張る姿も素敵。彼を放出する前になんとしても昇格しなければいけない。(イッペイの時にも同じこと言った気がする)

 

西村慧祐/5.5点

同点弾のきっかけとなるフィードは見事。今節の狙いとして両サイドの裏のスペースが重要な中でうまくそこを突いた。守備面でも相手のバイスやウタカといったパワー系に対しても好きにさせず、ロングボールの処理も悪くなかった。しかしトータル2失点では及第点は出せない。

 

櫛引一紀/5.0点

西村同様、対人守備のおいての貢献度はかなり高い。足元に関してはそもそも櫛引にはそこまで求めてないのでノーカン。ディフェンスリーダーとしては、京都のポストプレーやダイレクトプレーの対応をピッチ内から積極的にやって欲しかった。お前ならもっとできるだろ? の5.0点。

 

翁長聖/6.0点

攻撃の主戦場が右サイドだったこともあり、影が薄かったが、矢島への惜しくもオフサイドとなったロングパスを始め、光るプレーも多かった。ハイプレスを受ける中でも一枚はがして局面を打開するなど実力の高さを見せつけた。

 

松本大弥/5.0点

後半に存在感が消えた。ポゼッション時にはいて欲しいところにいないことが多く、そこでルーズボールを奪われてカウンターを受けるの繰り返し。いい選手なのでめげずに頑張って欲しい。

 

三門雄大/4.5点

賞味期限切れ。相手の動き出しに対して出足が遅く、無理やりスライディングで止めているだけだし、小回りが利かないので狭いスペースで少しボールがズレただけですぐに奪われる。「ベテラン」が誉め言葉ではなくなった瞬間を見た。

 

松田詠太郎/6.5点

束の間の希望をありがとう。今後も期待してます。相手のバックパスのミスを見逃さず、圧倒的スピードで刈り取りハスキッチへラストパス。縦突破も見せてくれて大満足です。開幕節の個人的リベンジは果たせたと思うので、勝たせてあげて欲しかった。

 

佐相壱明/5.0点

いましたっけ?

 

中野誠也/5.5点

プレッシング等で一定の成果は見せたものの、最終的な破壊力としては物足りない。ポストプレーならハスキッチのほうが安定するので、そちらは完全に任せて裏抜けをもっと狙うと面白かったかも

 

ネルミン・ハスキッチ/6.5点

嬉しい嬉しいホーム初ゴール。いつもお前は遅いんだよ。しっかりとボールを収め、次の攻撃につなげるなど、去年とは比べ物にならない動きでした。今年こそかませ!

 

柴山昌也/6.5点

やはり違いをみせてくれる。完全にトップチームに定着したと言えるのでは? 開幕戦のような右足シュートも見せてくれたし、視野の広さとテクニックを披露した松田へのラストパスも惜しかった。守備はまだまだだけど、それは今後の伸びしろということでひとつ。

 

矢島輝一/5.5点

2試合連続ゴールに期待がかかるもそんなに甘くはなかった。かといってとりわけ出来が悪かったというわけでもなく、中盤で全くポゼッションができてないのに何のテコ入れも入らないまま試合終了まで行ったとばっちりを食らったとも言える。オフサイドにはなったけど、裏抜けしてくれるのはとてもいいと思います。

 

黒川淳史/採点不能

厚い選手層が強みなのに、一切攻めることが出来てない中で黒川投入が85分って遅すぎませんか? 松田がどんなに良くても疲労はあるはずだし、交代しても黒川がいるんだから出し惜しむ必要はありませんでしたよね? ちゃんと守備も頑張ってくれる選手だし。

 

小島幹敏/採点不能

そうだよね。中盤でポゼッションできないならキープして一枚剥がして展開できる小島を入れるべきだよね。それが85分じゃなければよかったのにね。

 

 

 

岩瀬健/3.0点

3連敗ですか。去年ですら序盤は苦しみながらも勝ち点取ってたよ。攻撃面の狙いはある程度出せていたし、その点の評価は正当にすべきではあるものの、守備戦術があまりに杜撰すぎて相殺する気にもならない。前半は京都のダイレクトパスやウタカのポストワークで完全に崩されることも多々あり、後半でどのような修正を加えてくるのかと思えば何もせず。交代も後手後手で、一番勝つ姿勢が見えなかった。選手起用に関しても上田や佐相等、明らかに技術レベルが足りてない選手の起用が目立つ(高山がいないだけまだマシだけど)。若手を使えば応援してくれると思うな。

 

 

 

 監督の技量が明暗を分けた試合だと思います。いろいろあったけど曹監督は素晴らしい戦術を持ってるし、岩瀬さんは何も持ってなかった。俺が現役監督に対してさん付けしてるときは監督として認めてないってことなので、岩瀬さんはつまりそういうことです。

 

 次節長崎戦も今季から指揮を執る吉田監督。さて、どっちに軍配が上がるのかといったところですが、まあこの調子では選手が相当奮起しないと無理そうですね。