32インチのお気持ち表明!!!!!

言いたいことを言いたいだけ叫びまくる。

第三回ひとり関ジャム ―2000~2020年最強名曲ベスト30編―

  エントリーシートを書かなければいけないのに気が付いたらはてなブログを開いている自分がいました。今日もおバカな32インチです。

 

 遅馳せながら関ジャムのプロが選ぶやつを見たところ、安定の面白さだったので第三回ひとり関ジャムに参りましょう。

 

 99年生まれなのでどうしても00年代は薄くなりがちなことと、関ジャムをカンニングした後に選んだこと、個人的にあまりハマらなかった歌手(ミスチルとか)は名曲でも選べなかったことを勘定に入れながら読んでいただけると幸い。

 

 それでは早速30位から。

 

30位 忘れられないの/サカナクション

少し古臭い効果音にMV、すべてのベーシストが真似したくなりそうなベース。とても好きです。楽曲解説をしているyoutuber(チャンネル名は忘れた)が、A,Bメロは一つの音符に一つの文字、サビでは一つの音符に複数の文字と明確に区切られていると言っていたが、そういわれて聞いてみるとなるほど確かにその通り。関ジャムでは、一音符一文字は日本語的、一音符複数文字は英語的と言われているけど、その二つの要素をうまくマッチさせた曲と言えるのではないでしょうか。

 

29位 AMBITIOUS JAPAN/TOKIO

2000年代に入ってもなかにし礼筒美京平は健在であると示した一曲。TOKIOは全く世代ではないけど、宙船とこの曲だけは全部歌える。宙船のほうが人気なイメージがあるけど個人的にはこっちの方が好き。そして長瀬は本当にジャニーズかと思うくらいの歌唱力。

 

28位 RPGSEKAI NO OWARI

セカオワが世に出てきたタイミングに中学生真っただ中だったことに感謝したい。アンチも信者もたくさんいて、あの雰囲気含めてセカオワだった感がある。この曲をきっかけにメジャーシフトしていくけど、今聞きなおしてみるとRPG前後でも根底にあるものは変わらないのかな、と。もう一度世界の終わりから始めて、世界に認められるきっかけになったという意味で最高傑作だと思います。

 

27位 マツケンサンバⅡ/松平健

ヒャダインが1位に選んだと聞いてぶっ倒れました。たしかにこれは日本人にしかできないし、日本人だからこそいい曲。海外の真似をしてパチモンだの、これは○○じゃないだの言われることが多い日本だけど、パチモンこそが日本らしさなのかなって。そして実は吹奏楽でも定番曲だったりする。打楽器経験者からすると一度は演奏してみたい。

 

26位 シンデレラガール/King & Prince

おそらく聞いたことが無い人はいない。最近の曲でそう思わせてくる曲はなかなかないと思います。Aメロはゆったり、Bメロで刻み、そしてサビでまたゆったりとしたメロディになるよくある王道系。その裏では一貫して同じ電子音が流れ続けていて、アイドルというものの普遍性を表してるのかなって思ったりもする。

 

25位 春の歌/スピッツ

本編では「エイリアンズ以外でエイリアンズっぽい歌がない」なんて言われてたけど、それをバンド規模でやっているのがスピッツだと思います。後にも先にもスピッツに影響されることはあっても真っ向勝負を挑める歌手はいないのではないでしょうか。そんなスピッツの愛のことばを入れたかったけど残念ながら90年代の曲だったので仕方なく出会いのきっかけになってくれた春の歌を。

 

24位 粉雪/レミオロメン

平成冬歌の最高傑作ではなかろうか。レミオロメンは粉雪と3月9日しか知らないけど、全編通して歌える。全員が絶対どこかしらで聞いてる。「こなーゆきー」を地声気味に力強く歌い、最後の「かーえすからー」を裏声で優しく歌い上げて仕上げることでしっとりと終われるのが気持ちいい。

 

23位 CHE.R.RY/YUI

「指先で送る君へのメッセージ」というフレーズ。携帯メールがもはや当たり前になった2000年代にも関わらず、こんなにナチュラルに「ケータイ」が組み込まれた曲はこの曲しか知らない。乙女よ大志を抱けの「ブログチェック」がちょい恥ずかしくなっちゃう気持ちを分かってくれるPいませんか? この曲はそれが恥ずかしくないような作詞をハイレベルでやってる気がする。連絡ツールがLINEに移り変わった令和でも遺産としてこの曲は残り続けると思う。

 

22位 K/BUMP OF CHICKEN

物語調の歌では一番好きです。後半にかけてリズム隊が急かしてくる感じがたまらない。まるで自分が猫になった気分。もしくは映画版『K』のクライマックスを見ている感じ。何のおかげでこう感じるかは浅い知識では分からないので解説は出来ないけど、初めて聞いたときはその焦燥感から息が止まってたと思います。それくらいの衝撃でした。

 

21位 Appreciation/槇原敬之

例の地震がそれまでの生活を全部ぶち壊した2011年。そして福島のあの建物をめぐる一連の話。そんな暗い世の中だからこそ槇原敬之は日常の幸せを歌うのだと思わされた一曲。「壊れた原子炉よりも手に負えないのはきっと当たり前という気持ちに汚染された僕らの心」という詞にぎくりとする人も多いだろう。コロナで世間が騒がしい今だからこそもう一度聞きたい一曲。

 

20位 地獄でなぜ悪い星野源

それぞれの楽器がそれぞれの動きをしながらも最低限のバランス感で曲として成り立たせる星野源の感性に脱帽。これによって生み出される混沌とした雰囲気もタイアップした映画『地獄でなぜ悪い』をうまく表現していて、とても好きです。この世が楽しい地獄だと表現したその上でただ進むことを決意するその気概がとてもカッコいい。てぃむ家の総意として、「星野源は不細工」ってのがあるんですけど、こんなカッコいい人を俺は知らないと一人で勝手に思ってます。

 

19位 Starrrrrrr/[Alexandros]

タイトルでrを重ねた理由は、間違えられないようにするためと聞いて泣きそうになりました。「どこまでも私は私だから」。一番分かりやすいアイデンティティを守るためにこうまでしてもがいて、そうしてヒットを打ち始めるのだからたまらない。サビやイントロで頻発するライドシンバルのカップ連打はおそらく星のきらめきを暗喩したもの。輝きたくて輝きたくて、その思いが一発一発に込められている気がしてなりません。

 

18位 栄光の架橋/ゆず

知らない人はいないシリーズ。あの名場面が鮮明に浮かんでくる、という人も多そう。個人的には節目節目のタイミングで何回も歌わされたのでそんなに好きくないんだけど、まあそれだけ歌われるってことは名曲なんでしょうということで。

 

17位 女々しくて/ゴールデンボンバー

エアバンドでもメジャーになれるんだ、ということを示した一曲。そしてゴールデンボンバーのシンデレラストーリーに憧れ、励まされたバンドマンも多かったはず。カラオケランキングの王様になったのも納得で、みんなが盛り上がる。国民的、というには邪道がすぎるけど、これも多分みんな歌えるという意味では国民的一曲ではないでしょうか。

 

16位 何なんw/藤井風

20年代を背負っていく歌手に滑り込みで名乗りを上げた藤井風の出世曲。芸人の千鳥みたいな岡山弁の力強さを使っていかにも洋楽チックな曲に合わせているのが素晴らしい。そして本人は英語ペラペラなのもずるい。邦楽だってまだまだ健在ですよ、と邦楽否定派には声を大にして言いたい。

 

15位 Lemon/米津玄師

もう3年前とか嘘でしょう? いつまでも新曲を聴いているような新鮮さを持っている曲。髭男、King Gnuあいみょん、その他たくさんがこの時期にサブスク系をきっかけに一斉に流行りだしたけど、体感ではそのパイオニアが米津玄師のLemon。その意味で音楽新時代の幕開けになった曲ではないでしょうか。

 

14位 タマシイレボリューション/Superfly

サッカーオタクとしては入れざるを得ない。NHKの2010年のサッカーテーマソング。未だにサッカーを扱うときのBGMとしてタマシイレボリューションが使われることも多く、まさにタイアップの完全勝利というべき。Superflyのパワフルな歌唱力に圧倒される4分弱。曲調に相まってとんでもない高揚感を出してくれる。

 

13位 Turning Up/嵐

00年~20年で一番音楽番組に出た歌手は嵐じゃないでしょうか。本当はデビュー曲のA・RA・SHIを入れたかったけど、2か月早かった。ので20周年曲のこの曲を。嵐の歩みを象徴するこの曲ならふさわしいかな、と。活動休止がアナウンスされた後にまだまだ終わらないよ、と歌ってくれることが嬉しいのなんの。SMAPがあんな終わり方だったので嵐がこういう風に言ってくれて安心しました。

 

12位 マリーゴールドあいみょん

スピッツに影響されたと聞いてすべてが繋がりました。ノスタルジックなメロディがたまりません。この曲はヒットしたということが最大の選曲理由なのであまり多くは語れないのですが、確かに好きな曲です。

 

11位 パプリカ/Foorin

誰もが歌える曲。にもかかわらずちゃんと米津玄師の変態コード進行が使われた訳の分からない曲。ここ最近では国民的といえる曲はそこまでなかったと思うけど、この曲はその域に到達したと思います。が、個人的にはそこまでハマらなかったので惜しくもトップ10ならず。

 

10位 新宝島サカナクション

サカナクションここにあり、と世間に示した曲。その前からプチブレイクはしていて、ブレイクする土壌は育ってた中でこのキラーチューンで一発ドカン、といったイメージ。ラストのサビで16ビートから4ビートになるところが性癖の塊。これによって着実に歩みを進めていく感が強く打ち出される。サカナクションでは結構あるパターンだけどこれはその最高峰。

 

9位 SUN/星野源

ブラックミュージックが流行りだした現代日本において、日本人がブラックミュージックをやる意味を提示した星野源の存在は不可欠。地獄でなぜ悪いでもいったけど、「終わるから踊る」と言えるところに気概を感じる。そして一番のお気に入りはイントロ頭の「ジリジリジリ……タンッ」。ジリジリで何が来るのかと警戒させておきながら、それでもスネア一発で星野源ワールドに組み込まれてしまう。これがポップスにおけるパーカッションの正解だと思っています。

 

8位 チキンライス/浜田雅功と槇原敬之

素人の松本人志だからこそこの歌詞が書けるし、素人の浜田雅功だからこの味が出せる。ダウンタウンが忘れられてもチキンライスは残り続けるとまで思っています。関ジャムではよくいい曲を聴いて嫉妬したとかいう人がいるけど、たぶんこの曲に関しては誰も嫉妬していないと思う。土俵が違いすぎる。

 

7位 恋するフォーチュンクッキーAKB48

AKB史上最強の一曲。当時はその良さが分からなくて、フライングゲットとかのほうが人気だった(キンタローの力も大きかった)けど、今となっては考えを改めざるを得ない。思い返せば中学の時、吹奏楽部の外部の先生が、「恋チュンは10年後20年後でもAKBの名刺になってるはず」と言っていて、今のところその通りだなあと感じています。

 

6位 千本桜 feat.初音ミク

正式なタイトルと歌い手が分からないんのでこんな感じで許して。一般認知が高まったのは和楽器バンドか小林幸子カバーだと思うけど、あえて元祖を。今の日本の音楽シーンにおいてボーカロイドの影響は無視できないものであって、その先駆者的曲なんで選びました(もっと前から有名なのあるとか言わないでね。あんまりボカロ分かんないんだ)。逆に関ジャム本編でボカロが入ってないのは意外でしかなかったよ。

 

5位 天体観測/BUMP OF CHICKEN

ゲス川谷が、今のロックバンドはみんなバンプの影響受けてると言っててなるほどな、と思いました。逆に言えばバンプが頂点に君臨してしまって、以降のバンドがあんまりしっくりこないようになってしまった自分がいます。

 

4位 夜に駆ける/YOASOBI

世の中にサブスクが溢れ始めてブームとも言われた中で、それでも間違いなくサブスク反対派という人もいて、そんな人を実力で黙らせた一曲。遅かれ早かれサブスク時代は来たと思うけど、この曲の登場でそれが1年2年早まったのかもしれないなと。令和を象徴する曲になりそうな気が今からムンムンしてきます。

 

3位 Pretender/Official髭男dism

Official髭男dismという名前は聞いたことあって、でも名前から食わず嫌いしてた自分が大っ嫌いになりました。これぞJ-POPのあるあるを詰め込んだ曲でこの時代にここまでのヒットを飛ばしたそのこと自体が凄いと思います。

 

2位 私以外私じゃないの/ゲスの極み乙女。

川谷絵音以前と以後で音楽の定義が変わったと思います。全編通してカッコいいし、キャッチ―な歌詞で耳に残りやすい。初めて聞いたときは違和感が強そうだけど胃もたれしないで聴けるのはそういうところからじゃないかな、と。

 

1位 世界に一つだけの花SMAP

こういうランキングで世界に一つだけの花を1位にすると置きに入ってるみたいで本当は嫌だったんだけど、それでもこの曲はゆるぎない圧倒的1位でした。シングル発売時てぃむ3歳。初めて歌詞を覚えるほど聞いて、歌った曲でした。3歳の日本語覚えたてのクソガキが歌えてしまうことがこの曲のすごいところであって、この曲で育った俺としては何物にも代えられない曲なわけです。

 

 

 

 以上ベスト30でした。書き始めたら以外と時間かかって、ES書かなきゃと焦り始めた結果後半になるにつれて紹介文が雑になった感が否めないけど許して。

 

 にしてもマッキーを実質3曲選んでて、やっぱり天才だなあと思っています。はやく復帰して欲しいなあ。

 

 というわけで、プロでもなんでもなければ音楽オタクでもない俺の一人関ジャムでした。楽しかったけど時間がねえ。今から頑張ってエントリーシートWEBテストやります。寝るのは何時になることやら。

 

 それではまた。

岩瀬大宮初陣採点スペシャル

 みなさんお久しブリーフ、32インチこと名前の戻ったてぃむです。

 

 さてさて大宮アルディージャの開幕戦がついさっき終わったので採点をするためにはてなブログを開いているわけですが、まずは試合の所感から。

 

 昨シーズン得点力不足に悩まされたにも関わらず、今シーズンはFWの大型補強もあまりなく(中野はやや実績が足りない)、監督も石井前監督や高木前監督ほどのビッグネームでもないため正直不安要素の多いチームだなあと思ってました。

 

 プレシーズンのテストマッチで4バックをベースにすることが分かって、堅守名古屋からも複数得点取って、攻撃面で面白いサッカーをするのは想像できましたが、実際開幕したらどっちに転ぶかは誰も分からなかったと思います。

 

 ところがどっこい、いざ試合が終わってみると、昨シーズンの開幕と同じスコアでも、不安要素は特に見当たらず(守備の連係はこれから向上していくはず)、ストライカーは確かにいないかもしれないけどどこからでも点が取れそうな雰囲気を感じました。

 

 出場時間が短かったので採点不可だけど、ハスキッチはかなり状態が良さそう。シュートは打ててないけど守備の貢献は見事で、いいドリブルも見させてくれた。前半頭から出てたらどうなってたかが気になりますね。今年こそ2桁得点を期待しております。

 

 それでは遅くなりましたが採点に参りましょう。

 

上田 智輝/5.5点

勝利はしたもののややほろ苦いJデビュー。失点シーンは笠原やクリャイッチなら届いていたような気がしないでもない。身長がライバルよりも低い分、ストロングのフィードに期待がかかったものの低弾道なだけで精度に欠いた部分も。一方でハイボールやクロスへの対応は悪くなかった。JFLからの飛び級個人昇格で開幕スタメンを勝ち取り期待感が高かった分やや辛めに採点。

 

渡部 大輔/6.0点

前半と後半で評価が一転した。前半は攻撃参加も少なく消えることが多かったものの同点弾のシーンでは見事なスプリントから柴山のゴールを陰からサポート。31歳オトナの余裕を見せつけた。新キャプテンとして、馬渡や翁長といった強力ライバルにはまだまだ負けられない。

 

櫛引 一紀/5.0点

西村の見事なカバーに救われたが、あのシーンでマークを外しているのはいただけない。五分五分のボールを失うこともあり、期待感が高かった分、再デビュー戦としては残念。広島で出場機会がなかったことによる試合勘不足だと思いたい。

 

西村 慧祐/5.5点

ゴールラインぎりぎりのカバーリングは見事だったが得意のフィードは物足りなさが残る。大山は最終ラインに下げずにプレーさせたいので、そのためにも西村のフィードは重要。さらなる活躍に期待を込めた5.5点。

 

馬渡 和彰/6.0点

失点シーンでは相手の後手を踏み、右サイドを破られた。後半では見事なピンポイントクロスで逆転ゴールをお膳立て。相殺して及第点。攻撃参加には定評があるので守備での活躍にも期待したい。

 

大山 啓輔/6.5点

見事な展開力。ロングボールとショートパスを組み合わせて特に後半にゲームを支配した。サイドチェンジも多用してチャンスメイク。視野の広さをみせた。調子のよさが現れた試合だった。

 

松本 大弥/6.0点

大山の陰に隠れながらも、松本もいい展開力をみせた。ボランチは一番層が厚いポジションなので開幕スタメンを勝ち取ったことは見事だが、継続的な活躍をみせて欲しい。まだよくどんな選手かつかみ切れていないので次節でも見たい。

 

佐相 壱明/5.0 点

レンタルバック初陣となったが前半で退く。決定的なシーンでのミスが目立ち、相手の脅威とはなれなかった。代わって入ったアカデミーの後輩の柴山が殊勲と言える活躍を見せたので心中穏やかではないはず。まだまだシーズンは長いのでもっと頑張って欲しい。

 

奥抜 侃志/6.5点

馬渡のピンポイントクロスに頭であわせて逆転弾。幸先の良いスタートを切れたので2桁得点に期待がかかる。ただし得意のドリブルはカットされる場面が多く、その点ではフラストレーションの溜まった試合だったか。

 

松田 詠太郎/5.0点

ストロングが見えなかった。どんな選手かまだつかめていません。まだ若いので経験を積んで脅威的な選手になって欲しい。

 

中野 誠也/6.5点

やや連携が上手く行かないところも散見されたが、想像以上にボールを収めてゲームメイクに加わり、サイドに流れて抜け出し、フィニッシュの場面にも飛び込んだ。ナポリオシムヘンが加入した時のわくわく感を大宮で中野から感じるとは思わなかった。楽しみな選手。

 

 

 

柴山 昌也/7.5点(Man of the Match)

カットインから右足一閃。嬉しいプロ初ゴールは貴重な同点弾。連携でもいい動きが見られ、見事に後半から流れを変えた。柴山の投入が遅かったら違うゲームになっていたかもしれない。この活躍を見た怪我中の高田の心中はいかに。

 

黒川 淳史/7.0点

やはり違いを作れる選手。結果には結びつかなかったものの何度となくサイドチェンジのボールを受けてドリブル、タメを作って仲間のサポートを待ち、フィニッシュまで持っていく力は圧倒的。馬渡のアシストをアシスト。最高です。

 

 

石川 俊輝/6.0点

絶妙なバランス感覚で守備を安定させた。相手のカウンターが怖いシーンでの投入となるとやはり風格の違いをみせてくれる。昨シーズンは怪我に苦しみ、守備的な選手のため目立たないが、少なくとも控えには置いておきたいと改めて思わされた。

 

翁長 聖/採点不可

高木前監督からは特権ともいえるほどの寵愛を受けた翁長も監督が変わればただの一選手。交代で入ったからには何らかのアクションが欲しかったが、特に目立った活躍はなく、そのまま試合終了。能力に疑いはないのでもう少し頑張ってほしかった。

 

ネルミン ハスキッチ/採点不可

出場時間は短かったものの、昨シーズンにはあまり見られなかった気持ちの部分が表れていた。中野が大量得点するタイプではなさそうな分、今年こそ大活躍に期待。

 

 

 

 期待感の溢れる開幕戦でした。今年こそ昇格しますよお!

セックスとは祈りである。

 ペットボトルといえば、何を連想するだろうか。サッカー元日本代表とじゃんけんをするあの炭酸飲料か、ライブ会場付近の自動販売機に大量に入荷される柑橘系のジュースか、はたまたゴミ拾いの対象として考える人もいるかもしれない。

 

 少なくとも、爆弾を連想する人はまあほぼいないだろう。

 

 スピッツには『ハチミツ』というアルバムがある。ロビンソンとか、涙がキラリ☆とかが収録されているやつだ。その中でそこまで有名じゃないけども、「ちょっとスピッツ知ってるぜ」くらいの人から圧倒的人気を誇っている曲がある。それが『愛のことば』である。

 

 まあ悪いことは言わないからPVを見て欲しい。

youtu.be

 

 いかがだっただろうか。愛のことばというタイトルとは裏腹に、少々不気味な雰囲気な映像。恐怖を感じる人もいたかもしれない。

 

 草野マサムネは、書いた歌詞の解説をすることは滅多にない。この曲の解釈に関しても多分に漏れず、スピッツに耳と脳みそを溶かされた猛者たちがマサムネ語を我々の言葉に翻訳したものにすぎない。それを承知の上で、歌詞の意味を調べて、ひっくり返った。

 

 テーマは「反戦」だという。歌詞の細かい解釈については、「愛のことば 解釈」でググればとても分かりやすい記事がヒットするので、ここでは省かせてもらう。

 

 ただ、「愛のことば」というタイトルで反戦を歌うというその発想は狂人としか言えない。LOVE AND PEACEをこうも残酷にロマンチックに退廃的に描いた人間が未だかつて何人いたのか。

 

 

 

 少し個人的な話をさせてもらおう。中学1年の時、国語の授業で『ベンチ』という作品を読んだ。詳しい話は忘れたが、第二次世界大戦中のユダヤ人差別をテーマにした話だったような気がする。この授業の一環で、とあるビデオを見させられた。

 

 当時差別されていたユダヤ人にインタビューを行ったビデオだった。そこで、一人の男性がこんなことを語った。

 

 「収容所に送られる車の車内では、神に祈っている人がいた。セックスをしている人もいた。この二つの行為は、一見全く別物のように思えるが、実は両方とも意味することは同じなのかもしれない」

 

 具体的な論理展開は忘れてしまったが、何はともあれ、この男性の当時の状況下においては祈り=セックスであり、セックス=祈りだったのである。

 

 『愛のことば』を聴くまでは、この話は授業中に「セックス」という単語が出てきて面白かったねといういかにも中学生的な思い出として記憶に刻まれていたものだったが、いったん『愛のことば』を聴いてからは、このエピソードと『愛のことば』が強烈に結びついた。

 

 「ペットボトル」が砕け散り、煙が舞う中で溶け合うようにセックスをしている。愛のことばをささやきながら。

 

 そこにある祈りはなんだろうか。くだらない話で安らげていた愚かなあの頃に戻りたいというものなのだろうか。極限状態に陥ったことのない俺には到底想像もつかない。

 

 

 

 音楽的な話もしよう。この曲の特徴的なところは、やけに音圧の強いベースにある。普段ベースなんか気にしていない人でも嫌でも耳についたに違いない。ここに示されているメッセージは何か。

 

 愛のことばのベースはBメロを除いてほぼ同じリズムパターンを演奏している。八分音符→八分音符→十六分休符→付点八分音符→四分音符→四分休符の音型である。

 

 同じことの繰り返し、つまり「限りある未来を搾り取る日々」である。そしてそんなくだらない毎日が何よりも宝物だと伝えてくる。くだらない毎日から逸脱していき、昔あった国の映画で観たような段階に移り変わるとBメロで音型が変わる。セックス=祈りをするサビでは元の音型に戻る。

 

 ここでの祈りとは、くだらない毎日に戻りたいというものなのだろうか。

 

 

 ドラムにも注目したい。ややキツめに革を張って、三角型チップの尖ったところで狙いすました、「バチン」といったような乾いていて破裂的なスネア。少なくとも他のスピッツの曲に比べ、高めに設定されている。銃声の暗喩なのだろうか。この音を1曲通して叩き続けられる崎山龍男の地味で高度なテクニックにはただただ脱帽である。

 

 クラッシュシンバルも気持ち音の持続が長い。爆発の豪音が響き渡っているのを表現しているのかもしれない。

 

 ただ曲をかっこよくするためのドラムではなく、曲の一部として打楽器にしかできない表現をしていて、ため息が出てしまう。

 

 ギターに関しては知識が浅いあまりに何もわからないので割愛する。実はベースも何もわからないまま書いていたが。間違っていることもあるかもしれないが多めに見て欲しい。

 

 

 

 以上で見てきたように、愛のことばは歌詞、曲両面において素晴らしいものであることが分かっていただけたと思う。ただ、最初に書いた通りこの解釈は草野マサムネから提示された正解ではなく、先人の解釈を自分なりに再解釈してまとめたものである。みなさんもぜひ、もう一度曲を聴き返して自分なりの解釈を見つけてみてはどうだろうか。そのときにはすでに、愛のことばに脳を支配されてしまっているかもしれませんが。俺のようにね。

大宮アルディージャのshow time

 眠れないので書かなきゃと思ってたものを。


 2021年シーズンの体制が発表されました。監督は岩瀬健。個人の感想としては、石井正忠高木琢也ときてほぼ監督経験なしの岩瀬監督というのは、ちょっとランクダウンが否めないなって思いましたが、結果を出せばいいんです。


 退任したフィジカルコーチと戦術担当コーチのポストには誰も入らず、代わりにコンディショニングコーチという新しいポストが作られ、さらにコーチも1人増えました。


 昨シーズンの怪我人続出を踏まえたものかもしれませんね。


 戦術担当コーチが潰れたのは、高木さんほどのスカウティングはしないということなのでしょうか?




 選手の移籍動向もまとめましょう。カッコ内は前所属チームまたは次所属チーム。


in

・4 MF 松本大弥(広島)

・8 DF 馬渡和彰(川崎F

・20 DF 櫛引一紀(広島)

・23 FW 矢島輝一(FC東京

・27 FW 中野誠也(磐田)

・31 GK 上田智輝(奈良クラブ

・34 FW 佐相壱明(長野)(レンタルバック)

・37 MF 松田詠太郎(横浜FM)

・44 GK 後藤大輝(北九州)

・48 MF 柴山昌也(大宮U18)

・49 FW 大澤朋也(大宮U18)


out

・21 GK 加藤有輝(北九州)

・50 DF 畑尾大翔(群馬)

・45 MF 青木亮太(札幌)

・18 MF イッペイシノヅカ(柏)

・29 MF 川田拳登(長野)

・14 MF 近藤貴司(愛媛)

・20 MF 酒井宣福鳥栖

・39 MF 嶋田慎太郎(金沢)

・27 FW 戸島章(松本)

・28 FW 富山貴光(北九州)

・36 FW 吉永昇偉(群馬)

・4 DF ヴィターリス マクシメンコ(無所属)




 新加入選手の目玉は?と聞かれると、櫛引と言わざるを得ない。2シーズン前の冬にレンタルで獲得すると即座にフィット。3バックの右として大活躍したあの櫛引が帰ってきた。


 そして馬渡もいい補強。昨シーズンの左ワイドは翁長酒井のみ(マクシと河面がちょっとだけやったけど)。酒井が怪我でほぼ出られなくて翁長依存が激しかった中での解決策になれるかどうか。本職は右なのでイッペイ吉永が抜けた穴を埋める意味でも期待したい。


 コロナの関係で新外国籍選手を獲れなかったので、中野にも期待。完全移籍と聞いて磐田サポが荒れたらしいし、奮闘してくれることを願います。




 放出した選手の中では、特にイッペイの流出が激痛。まあ確かに何年もJ2にいるような選手じゃないし仕方ないけどさ。J1でもゴリゴリドリブル決めちゃって江坂みたいになってくださいな。


 畑尾は所属が決まって本当に良かった。不甲斐ないフロントのせいで契約切っちゃってごめんね。来シーズン、群馬にだけなら負けてもいい気がします。嘘です勝ちます。コテンパンにします。


 マクシメンコの所属先が決まってないのが気がかり。日本でプレーしたいと明言していたので今後の活躍を祈りたいけど、獲得の噂も無いし心配です。




 残留した選手に目を向けると、髙田が37番からイッペイの付けていた18番に。昨シーズンは0ゴール0アシストだったけど、プレー内容が評価されてのことでしょう。


 そして大宮界隈がざわついた黒川の去就についてはぼかされたまま、10番は今のところ欠番になっています。目をつけたのはポーランドの強豪、レヒア・グダニスク。知らねえとこだ。


 河面、小島、奥抜、西村といった、引き抜かれリスクの高そうな選手の残留にも成功し、笠原クリャイッチの鉄壁GKコンビも残留。山田のレンタル延長等、ディフェンスラインは良い感じになってる感。


 攻撃の選手では、藤沼に期待したい。前十字だったかの怪我で昨シーズンのフィールドプレイヤーとしては唯一出場0分。今シーズンも開幕には間に合わないらしいけど、頑張ってほしいです。


 ハスキッチとイバは覚醒してくれないと困るし、奥抜は2桁取ります。


 それにしても高山の残留には疑問しかない。CBは高山がいなくても河本櫛引西村山越と4人いるし、3バックならさらに河面も入れて5人。山田も本職がCBのことを考えると余剰人員感がすごい。昨シーズンの出来を見ても放出以外無かったと思うんですけども。




 てなところで、早くも開幕戦のスタメン予想をしていこうと思います。岩瀬さんのシステムが分からないので取り敢えず昨シーズンの継続で3-4-2-1と、ベーシックに4-2-3-1の2パターンです。


3-4-2-1

      ハスキッチ

     奥抜   菊地

翁長   三門   小島   馬渡  

   河面  河本  櫛引

       笠原 


 昨シーズンの開幕のリベンジとしてハスキッチワントップ。菊地をシャドーよりもやや高めに置いて3-4-1-2気味にすることでチェイシングやポストワーク等でサポートしてもらうイメージ。


 中盤4枚は三門の怪我が治ればの話。他の候補となると昨シーズンの開幕でFK沈めた小野を希望。右はせっかくなので山田でも渡部でもなく馬渡が見てみたい。左はどうせ翁長パイセンでしょ?


 CBはあの時の完全再現を願って。西村も良いけど、ここはエモを重視して決めました。


 キーパーは迷ったけど笠原で。根拠なし。4-2-3-1の方ではクリャイッチ予想にします。




4-2-3-1

       イバ

翁長     小島    奥抜

    三門    小野 

河面   河本  西村  渡部

     クリャイッチ


 4-2-3-1ではCFの近くにいる選手が3-4-2-1より少ないので、よりポストプレーの上手いイバをチョイス。そこからの展開に期待して小島をトップ下に。4-4-2気味でイバ中野2トップでも面白いかも。


 翁長と奥抜のゴリゴリ突破を狙う。奥抜が右で使えるかどうかは未知数だけど、やってみる価値はある。ダメなら松田を使ってみてもいいかも?


 小島をトップ下に使ってしまったのでボランチは三門と小野のコンビ。もしくは松本も見てみたさある。


 4バックとキーパーはお馴染みの人たちを配置。




 てな感じで終わりにしとこうね。ではまた。(唐突に終わらないための工夫を教えてほしい)

大宮アルディージャ2020年シーズン採点

2020シーズンのJ2が終了しまして、大宮は過去最低15位でフィニッシュしました。色々言いたいことはあるけど、全選手のシーズンを通した採点をしていきたいと思います。出場試合数は最終節分が加算されてないです。

 



笠原昂志/20試合/6.0点

出番をクリャイッチと半分こした形。セーフティなクリアが多かったため、印象的なミスは無かった。ファインセーブもあったものの、セーブ率はJ2平均並み。後ろからの声かけも積極的だったが、クリーンシートという成果を得るのには苦労した印象。

 

フィリップ クリャイッチ/21試合/6.0点

笠原の離脱中をしっかりと守った。負けが込んだ時の出番だったためクリーンシート数は伸びなかったものの、ファインセーブも多く、失点シーンはノーチャンスと言えるものばかり。笠原の牙城を壊すには至らず、外国籍選手としては多少物足りなさがあったが、プレー自体は悪くなかった。

 

加藤、ジョーンズレイ、松本は採点なし。

 

 

 

河本裕之/20試合/5.5点

昨シーズンに続きディフェンスリーダーとして期待されたものの、怪我が響いて出場数を伸ばせなかった。キャプテンマークを巻く試合もあったが、ベテランでありながらイージーなミスもあり、苦労したシーズンだったか。

 

ヴィターリス マクシメンコ/17試合/5.0点

センターバックを主戦場に、左のWBでもプレー。スピード不足感が否めず、裏を取られるシーンが多かった。Jリーグのプレースピードに慣れるには時間が足りなかったか。外国籍選手で出場が17試合というのも物足りなさが残る。新天地での活躍を祈る。

 

河面旺成/18試合/6.0点

CBながら18試合で4アシストは圧巻と言える。シーズン途中では左WBとしてもプレーしたが、やはり怪我の離脱が痛かった。軸と言える選手だっただけにチームとしては苦しいシーズンとなってしまった。

 

渡部大輔/23試合/6.5点

年齢を感じさせない運動量でイッペイとのポジション争いを演じた。最終的なゴールやアシストといったところでは目立った成績ではないものの、守備での貢献も多かった。左やCBでも起用され、どこでも計算のつく選手であった。クロスの精度はもう少し上げたい。

 

西村慧祐/33試合/7.0点

ルーキーイヤーながらシーズンを通して活躍。後半になるとCBの真ん中も任されるようになり、出場時間もチームトップ。高木チルドレンと言えるか。不用意なファールやミスも少なくなかったが、新人としては上々。長期的視点に立てば絶対に残すべき選手。

 

高山和真/10試合/5.0点

秋の移籍市場でレンタルバック。90分間走り切る体力が無く、守備対応でも緩く、正直なところ実力不足が否めなかった。もう若手と言える年齢でもないだけに、奮闘に期待したいが、来シーズンは再レンタル濃厚か。

 

山越康平/17試合/6.0点

シーズン当初は頻繁にメンバー入りし、安定感のあるプレーを見せて好調をアピールしたものの、良い流れの中で負傷。本来であればもっと活躍できたシーズンだった。一度退場処分を受けたが、年齢的にもあのような状況では冷静な判断を期待したかった。

 

山田将之/12試合/7.5点

秋の移籍市場でレンタル。加入当初は過去の経歴から疑問符があったものの、プレーは見事。イッペイ、渡部、吉永の怪我の穴を埋めるどころか、スタメンを奪ってみせた。豊富な運動量を見せ、ゴールやアシストも重ね、本職がCBなのもあり、守備も巧みだった。完全で獲得してほしい選手。

 

畑尾大翔/29試合/8.0点

大宮の畑尾大翔。正直契約満了は理解し難い。開幕当初はメンバー外が多かったものの、途中から大宮の守備での大黒柱となった。気持ちを全面に押し出したプレーやリーダーシップを見せ、勝負どころでゴールやアシストをするなど多方面でチームに貢献。新天地での活躍を祈る。

 

 

 

石川俊輝/7試合/4.5点

中盤の汗かき役として活躍が期待されたものの、PK献上や怪我での長期離脱など、ネガティブなイメージの強いシーズンとなってしまった。

 

三門雄大/31試合/6.5点

昇格が完全に消滅するまでは怪我を抱えながらプレー。2列目からの飛び出しなどで攻撃を活性化したが、やはり攻撃センスの不足を感じた。カバーリングや危機察知は流石で、派手なプレーは無かったものの大宮の中盤をコントロールした。

 

菊地俊介/23試合/7.0点

CFが悉くハマらない中で、中盤戦以降ファーストチョイスとなった。ゴール数は2と物足りなさは残るし、本職でないだけにシュート意識の低さを感じるところもあったが、チャンスメイクやチェイシング等で見事な働きを見せる。ボランチが本職とのことだが、ポリバレント性も見事。来シーズンは去年の茨田枠でも活躍できそうか。

 

黒川淳史/36試合/8.0点

ゴール、アシスト共にチームトップ。序盤戦では中々結果が出なかったものの徐々に加算。奥抜とのアカデミーシャドーコンビは圧巻。収まるCFさえいればもう少し記録が伸びる可能性を感じさせた。

 

奥抜侃志/22試合/7.0点

怪我に泣かされたものの、黒川に次ぐチーム2位のゴール数。ボールロストも減り、圧倒的なドリブルスピードで相手を翻弄した。超ロングシュートも決めるなど、怪我以外は本当に好調だった。あとはシュートの威力と精度を身につければJ1でも十分に通用しそう。

 

近藤貴司/15試合/5.5点

古巣の愛媛戦で負傷し、復帰後にすぐ悲劇の再負傷。良いところがなかった。豊富な運動量を見せ、ハイプレス採用時には良い働きを見せそうだった。ただ、決定機逸が目立ち、ゴール前での落ち着きがやや足りなかったか。

 

大山啓輔/17試合/6.0点

超ロングシュートを決めるなど、ボランチとしては絶好調だった中で負傷。復帰した後半の数試合では確かな技術を見せた。三門が年齢的にタイムリミットが近づく中、次のキャプテンとして期待したい。

 

イッペイシノヅカ/27試合/5.5点

昨シーズン夏に加入後、驚異的な活躍を見せたのに比べると、物足りなさが残るシーズンか。怪我の影響も無視できないが、シャドーでのプレーでは持ち前の力強いドリブルを披露するチャンスが無く、WBでもややボールロストが多かった印象。しかしポテンシャルは確かなので、来シーズンにも期待したい。

 

酒井宣福/5試合/4.5点

ある意味今シーズンの大宮を象徴する選手。翁長にポジションを奪われる形で開幕を迎え、ターンオーバーで回ってきた出番で負傷。復帰後すぐにまた負傷。運動量豊富に攻守に貢献する実力者であるものの、活躍する機会そのものが殆ど無かった。契約満了も仕方なしか。

 

翁長聖/31試合/7.5点

ザ・高木チルドレン。圧倒的な信頼を置かれていた。アシストやゴール数はそこまで伸びなかったものの、昨シーズン後半、イッペイに頼って右に偏重しがちだった攻撃を反対に左偏重にひっくり返すほどの活躍。高木監督の新天地に引き抜かれそうな気がするけど、残留してほしいです。

 

小島幹敏/33試合/9.0点

圧倒的なボールキープ力。J1でも通用しそう。今シーズンはほぼフル稼働で、ボランチを主軸にしながらシャドーでもプレー。ポジション争い激戦区のボランチながら西村に次ぐチーム2位の出場時間を得る。間違いなく他チームからリストアップされてるはずなので、なんとしても残留してもらわなければいけない。

 

川田拳登/2試合/4.0点

秋にレンタルバックしたものの、山田とのポジション争いに敗れ、出場機会を得ても失点に関与したり、すぐに交代されたりと、実力不足を露呈。来シーズンは新たなレンタル先でブレイクを期待したいが、年齢が年齢だけにそもそも完全移籍で放出の目もアリか。

 

嶋田慎太郎/12試合/5.5点

シーズン通してバックアッパーの枠を抜け出せなかったものの、随所でいいプレーを見せた。しかし決定機逸等のミスも多く、定位置奪取には物足りなかった。

 

小野雅史/34試合/6.0点

開幕戦でフリーキックを決め、期待のシーズンであったものの、チームが苦しい時にはあまり活躍できず。セーフティなパスが目立ち、ゲームメイクという面では少々残念。しかし、意外と点取ってたので及第点とした。

 

青木亮太/9試合/6.5点

秋の移籍市場でレンタル。巧みなボールコントロールを武器に怪我人続出のシャドーで躍動。奥抜復帰後は控えに回った上、ゴールといった結果は残せなかったものの、確かなインパクトは残した。

 

柴山は採点なし。

 

 

 

ネルミン ハスキッチ/12試合/4.5点

開幕前の期待度は裏腹に、殆どフィットせず、PKでの1ゴールのみ。徐々にいいプレーは増えてきていたものの、高木監督の信頼を得るには至らず。やはり外国籍選手のCFが12試合1ゴールでは物足りないの一言。

 

イバ/13試合/5.0点

ハスキッチの不振を受けて夏に完全で獲得。すぐにゴールという結果を出したものの以降は沈黙。ポストプレーは見事だったが、運動量という意味では年齢的に厳しかったか。

 

戸島章/26試合/6.0点

序盤戦ではポストプレーは出来ず、シュートも決まらず、FWとしての能力には疑問符しか無かったものの徐々にフィットしていき、最終的には3ゴール2アシスト。やはり物足りなさはあるものの、今シーズンのチームの出来では及第点と言えるか。

 

富山貴光/28試合/6.5点

途中出場がメインだったものの4ゴール。運動量は相変わらずで右のWBでも出場した。チャンス数に対する得点の匂いがあまりしない選手ではあるが、それ以外の貢献が大きかった。

 

吉永昇偉/2試合/6.0点

厳しいポジション争いの中で限られた出場だったものの、そこまで悪いプレーは無かったか。レンタルに出して試合経験を積んで欲しいと思った選手。

 

髙田颯也/13試合/6.0点

ネクスト奥抜感。ドリブルは上手いがシュートはイマイチだった。全てが途中出場で、攻撃を活性化させる役目を担い、実際にそれをやり遂げた試合も多かったが、ゴールが欲しかった。いいプレーを重ねていただけあり、怪我が悔やまれるシーズンとなった。

 

藤沼、大澤は採点無し。

 

 

 

高木琢也/5.0点

結果だけで見れば確かに最悪のシーズンであった。しかし若手の起用や3バックへのこだわり等、長期政権を見据えたチーム作りを行った。結果が結果なので解任は仕方なしと言えるが、個人的には反対。相手チームの綿密な分析と、それに対する徹底的な対策が持ち味の監督のため、過密日程と抜群に相性が悪かったこと、怪我人が続出したこと、高木監督好みのCFがいなかったこと等が影響したか。監督と社長が結果に対する責任を取り、フィジカルコーチが怪我人続出の責任を取り、あとは誰が責任取るべきかは分かってるよね強化部?

 

 


まとめ

4.0点 川田

4.5点 石川、酒井、ハスキッチ

5.0点 マクシメンコ、高山、イバ

5.5点 河本、近藤、イッペイ、嶋田

6.0点 笠原、クリャイッチ、河面、山越、大山、小野、戸島、吉永、髙田

6.5点 渡部、三門、青木、富山

7.0点 西村、菊地、奥抜

7.5点 山田、翁長

8.0点 畑尾、黒川

8.5点

9.0点 小島




結果が結果なので6.0点以上は出すべきじゃないのかもしれないけど、それは度外視してチームへの貢献度で採点してみました。悪しからず。

 

思ったより長くなりましたね。ここらで以上にしておきます。

AS Rom@

 眠れなさすぎるので、久しぶりに更新してみる。


 相変わらずアイマスの話しないでサッカーの話ばっかしてるマヌケになってますので、今回はデレマスもサッカーも話していきたいと思います。


 ご存知の通り(本当にそうか?)、俺はASローマが大好きです。次節は最近頭角を表しつつも今は内部のゴタゴタが話題なアタランタ戦ということでテンションも上がってきてます。


 というわけでスタメン予想並びに、デレマスアイドルに例えるならこの人!ってやつをやりたいと思います。


 まずはスタメン予想から。


ミランテ、クンブラ、スモーリングマンチーニ、スピナッツォーラ、ビジャール、ヴェレトゥ、カルスドルプ、ムヒタリアン、ペッレグリーニ、ジェコ(3-4-2-1)




 GKはミランテ。パウも再び評価を上げ始めてて、ミランテも安泰とは言えなくなってきたけど、やはりトリノ戦での連携ミスはいただけない。難敵アタランタとなら安定感を重視するのでは?と予想。


 ミランテは何と言っても顔が良いです。サッカーキングYouTubeで細江克弥さんがイケメンと言ってたし、北川さんも太鼓判を押してた。


 デレマス一顔が良い女といえば塩見周子で異論はないですね? はい決定。


 能力的に言うなら、突出したものがない代わりにこれといった欠点もないという意味で、卯月でもいいかな?




 3バックは、疲労を考慮してイバニェスを外しました。マンチーニスモーリングも問題無さそうで安心しましたね。


 クンブラは昨シーズンにヴェローナで急成長した若手選手。ローマでは定位置奪取とは至っていないものの、バックアッパーとして活躍してます。


 そういう意味で、あきらとかですかね。期待の新星だし、ボイスオーディションも2位と優勝まであと一歩だったというところも似てるかも。




 スモーリングは危機察知能力が高い。シーズン序盤は怪我だったり、ヴィーガンなのに食中毒になったりとスタートダッシュには失敗したけど、この人がいるとなんか行けそうな気がしちゃう。


 佐藤心なんかは似てるかもしれませんね。なんかドタバタしてオイ⭐︎ってなるけど、結局やるときはちゃんとやってくれるあたり、実は信頼してます。




 マンチーニは派手なプレーは無いけど、安定感があるタイプ。中盤の底での起用も可能なので、指揮官としたら使い勝手のいい選手です。アタランタは古巣なので奮闘に期待ですね。


 派手じゃないけど安心、色んな役をこなす、古巣対戦。これは岡崎泰葉でしょう。まだ若いので選手歴は長くないところが違うところではありますが。




 ワイドは左にスピナッツォーラで右にカルスドルプ。トリノでカルスドルプ休ませたってことはここで使うってことだよね?


 スピナッツォーラはローマの左ワイドで圧倒的地位を確立。ゼロから一気にトップスピードに切り替わる初速の速さは誰にも止められません。だるま屋ウィリー事件並みの爆発的スピードの持ち主。


 ふにゃふにゃしてると思ったら突然真面目モードに切り替わって担当を殺しにかかってくるフレちゃんみたいですね。




 カルスドルプは今シーズンやっと結果を出し始めた選手。あまりにスタミナが無さすぎてヘロヘロになることがしょっちゅうだったけど、今シーズンはフル出場も果たして、ようやくフィットし始めました。及第点しか出さないサントンと、アシストと同じ数のミスをするブルーノペレスとパッとしない右ワイドでしたが、カルスドルプが定位置を獲得しています。


 課題だったスタミナ不足を克服したといえば加蓮。でも流石に加蓮ほど活躍してはいないかも。未だに試合終わりに死にそうな顔してるので、ウサミンでもいいかもしれませんね。ちょっと前まで怪我ばっかだったし。




 ボランチはビジャールとヴェレトゥ。ここ最近成長著しいビジャールが、プレスの厳しいアタランタをどれだけいなせるか楽しみです。ヴェレトゥは疲労が気になるけど、カルスドルプと違って体力あるので問題ないと思いたい。


 ビジャールは相手のプレスをくるっと簡単にひっくり返してパスを展開するクソエロプレーヤー。完全に俺好みなので頑張ってほしいです。余談ですが、ビジャールが好きな人は大宮アルディージャの小島幹敏も好きなはずなので良かったら応援してやってね。


 話を戻して、デレマスアイドルで言うなら、エロくて話を回せる川島さんかな? 俺の好みである点もそっくりですね(知るか)。いいから川島瑞樹は黙って俺と結婚しろ。




 ヴェレトゥは中盤で黒子として奮闘するいぶし銀の選手。試合中1秒もサボらず、記録に残らない仕事をせっせとこなし、とは言いつつもゴール前にも顔を出す。ローマの中盤には欠かせない選手です。PKの名手でもあり、彼が蹴るなら外れるわけがないという安心感があります。


 これは本田未央。美味しいところは周りに任せて、自分はひたすらバランスを取る。そのくせここぞという時にはちゃんと目立とうとする。最近の未央は自分から前に出るようになってきたけど、根本はこんな感じでしょ。


 ただ、ローマで一番好きな選手は?と聞かれてヴェレトゥと答える人はまあほとんどいなさそうなので、その点は違うかな?




 シャドーはムヒタリアンとロッロ。疲労も考えてペドロでもいいと思うけど、ビジャールが見てみたいのでロッロを1列上げて予想しました。


 ムヒタリアンは正にローマの魔法使い。今シーズン7ゴールはチームトップで、0円移籍とは思えない仕事をしています。アシストもしてますし、組み立てにも参加する何でも屋で、絶好調の真っ只中にいると言えます。


 どうぶつコスプレショーでセクシー枠もカワイイ枠もどっちもできる木場さんあたりでしょうか? オーバー30の熟練の技も見せてくれるスーペルミッキーは、落ち着きのある年長組にぴったりですね。




 ペッレグリーニはボランチでもシャドーでもプレー出来る天才肌の選手。次世代バンディエラ候補最右翼で、ジェコ不在時はキャプテンマークを巻きます。ゴール前での怖さも持っていて、今シーズンはすでに2ゴール。


 バルトロメイ、ブルーノ・コンティ、ジャンニーニ、トッティデロッシ、フロレンツィとやたら続くローマっ子の系譜を受け継ぐことが期待されるロッロですが、赤の系譜を受け継ぐ卯月枠になるのかな? 無計画にミランテで名前挙げちゃったので、違う赤に行くと、さくらやあかりになるんでしょうか?




 そしてセンターフォワードは我らがカピターノ、エディン・ジェコ。今シーズンまだゴールはそこまで量産してないけど、相変わらずのポストプレーや前線でのキープ力、視野の広さ、オフザボールの動き等々は錆知らず。ズラタンも39歳でバリバリやってるし、まだまだ期待してるよ!


 背が高くてなんでもできるといえば、和久井のるーみん。顔立ちも少し渋めで雰囲気似てるかも?




 というわけでスタメン予想という名の推し布教の回が終了しました。フォロワーはもっとサッカーを観ろ。


 ではまた。

CLグループステージ振り返り

 過去に1位通過予想なんてものをしたので、結果どうだったのかを振り返ってみる。

timp-domyo.hatenablog.com

 

 俺の予想は以下の通り。

 

A:バイエルン

B:インテル

C:ポルト

D:リヴァプール

E:チェルシー

F:ラツィオ

G:バルセロナ

H:PSG

 

 

 

 まずはグループA。5勝1分でバイエルンが圧倒的1位通過。2位通過はアトレティコでEL出向はザルツブルクと、比較的順当に決定。

 

 ロコモティフモスクワが頑張ってアトレティコを足止めしたチャンスを上手く活かせなかったザルツブルクは少々残念。

 

 

 

 グループB。1位予想のインテルは4位で、グループステージ敗退もありえるとしたレアルが1位で通過。あまりに酷い。

 

 最後の最後までもつれた激戦区だったけど、結局はレアルが1番になっちゃうのは流石と言ったところ。

 

 インテルはリーグでは調子良いんだけどなあ。スタートダッシュに遅れたのが最後まで響いたのか?

 

 

 

 グループCは、オッズに目が眩んでポルト1位を予想したものの、ちゃんとシティが1位通過。ポルトは1歩及ばず2位通過。

 

 マルセイユオリンピアコスがあまりに伸びなかったため、あんまり面白味のないグループになっちゃった感。

 

 

 

 グループDは順当にリヴァプール1位。そしてプロビンチャの星、アタランタが2位で通過。ELにアヤックスが来ると思うと怖いですね。

 

 南野はここでもあまり活躍は出来なかったようで、少し残念。放出するならまずはオリギだろうけど、その次の候補にはなってきてしまいそう。

 

 

 

 グループEも2強が圧倒的。プレミアで好調のチェルシーが1位でセビージャが2位通過。大体予想通りの結果でした。野村さんも喜んでるに違いないね。

 

 

 

 グループFでは我らが敵であるラツィオが20年ぶりにトーナメントに進んだようで。予想の1位とはならなかったけど、着実にポイント稼いで2位通過。2勝4分無敗はまさにイタリアらしいところ。

 

 1位はドルトムント。ムココがCL最年少記録を更新したとのことで。サンチョといい、ハーランドといい、怪物級の若手がたくさんいますね。

 

 

 

 誰もが2強を予想したであろうグループGではユヴェントスが1位通過。バルサは2位となった。

 

 バルセロナは早くもクーマン解任論が浮上。ブライスワイトが頑張ってるとのことでちょっと期待してるんですが、どうなることやら。

 

 どうしてもCLのタイトルが欲しいユヴェントスは嬉しい首位通過。ピルロ監督の手腕は未だに疑問が残ってるけど、ほとんど負けないあたりは流石ユーヴェと言ったところ。

 

 

 

 グループHではマンUが敗退という波乱。ベンさんが言ってたけど、やはりプレシーズンの影響が大きかったのか。

 

 1位争いではライプツィヒが食らい付いてPSGと勝点では並ぶ形。クライファートが点取ったらしいので嬉しい限りです。去年のシックといい、ローマからのレンタルはライプツィヒに合ってるのかもしれんね。

 

 

 

 結果、予想は8チーム中4チーム的中。多いのか少ないのか分からん。それなりに自信あったGと大外れしたBのショックが結構でかい。CとFはまあしょうがないって感じ。

 

 ELも佳境になってきて、マイチームのローマは首位通過決めてくれて嬉しい限りなんですが、そっちの方は書いてる時間があるか微妙なので、もしかしたら無かったことになるかもしれません。

 

 ということでCL振り返りでした。またね。